TURTLE MOON の Web雑記

職質されちゃた♪：04年10月20日

先日、チャリに乗って近所の公園に行き、当社比3倍の勢いで「ぼけ〜」っとしていたら、3人組のおっさん達に囲まれた。

ひとりはがっちりした体型で、いかにも「柔道3段」って感じのコワモテ・メンバーの中では一番若そうな「営業担当風」・あとひとりは小柄なおっさんだった。

そのうちの営業担当風に、桜のバッチ付き手帳を見せられて、「学生さん？何してるの？？」から始まって、身分証の提出やら仕事のこととか、色々聴かれてしまいました。私の運転免許証の内容を、手帳に書き写しだす営業担当。俺、そんなこと許可した覚えないんだけどな……。

なんでも、最近自転車の盗難が多いんだとか。
私の自転車の防犯登録番号を、無線でどこかに問い合わせして、盗難情報と照合していたようだ。
無線からは「ナシ」という声が聞こえ、それで取りあえず解放されるのかと思ったら、その後も私の座っていたベンチに、営業担当風が腰掛けてきて、根掘り葉掘り私のパーソナルデータを訪ねてきやがるので、「それは答えなきゃいけないんですか？」といってしまった（笑）。

向こうも警察の仕事でやってることだから、大人気ない対応だとは思ったが、いつまでもおっさんらに囲まれているのは、正直不愉快なのでね……。
根っからの小心者の自分が、こんな対応をとれるようになったことに、微妙に感動した（笑）。十年前の自分だったら、いわれるままだったろうな……。

で、おっさんらが去っても、まだ懲りもせずにベンチに座って「ぼけ〜」っとしていたら、公園の横でスケボー（でいいのか？）をやっていた5人くらいの若者（男）に、
「さっきのなんだったんですか？」と聞かれた。
「いや〜かくかくしかじかで〜」と話すと、
「災難でしたね〜」とかいって、礼儀正しくお礼を言って、またスケボーに興じ始めました。

「ああ、久しぶりに年下と会話（？）したな〜」「格好はイマドキ風でも礼儀正しいやつらだったな〜」と思いつつ、私はその場を離れました。

きっと彼らは、自分たちがスケボーで公園を痛めているということを気にして、それで私が警察と話していたことに、関心をもったのかもしれません。正直、思う存分スケボーができるような場所は、そうそうありませんからね。スケーター（っていうんだよね？）やるのも、なかなか大変だな……。

楽器演奏とか、テニスとかのスポーツなんかもそうだけど、いい環境がないと、なかなか練習もままならないもんだし、ホント環境って大切ですね（経済的に余裕があればね……）。

で、私はその後数日、警察にびびって、チャリには乗っていません（笑）。しばらく避けた方がいいのか？今月いっぱいはダメかな……。ってやっぱり私の小心っぷりは、根本的にはなにも変わっていないということにも気づきました（笑）。

あと私の自転車は、元カノに頂いたものだったので、防犯登録者と所有者が違っているということに気づいて、元カノに警察から問い合わせがあったときのために、メールで経緯を説明しておきました。いや、まぁホントは、元カノとコンタクトを取るための口実だったんだけどさ（涙）。

ああ、今回の職質の件を、こんなにも気にしなきゃならないなんて……。私は自分の小心っぷりとは、一生付き合っていかなければならないんだろうな……長年付き合った彼女にはフラれたのにさ……。
＿|￣|○