TURTLE MOON の Web雑記
たらこに振り回される我が家族:05年11月30日
一週間ほど前、近所のスーパーに張り紙が貼られていた。
B賞:虎杖浜産タラコ
その下に母の名前が書いてあったという。
プレゼント当選 キタ━━━━ヽ(^∀^ )ノ━━━━!!!!
母が、以前に応募していた、近所のスーパーのプレゼントキャンペーンに、みごと当選したらしい。
それからの我が家は、たらこの到着を今か今かと待ちわびておりました。
そしてついに……
ゆうパック キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
親子3人で、たらこの包みをとり囲み、さっそく中身の確認です。
「んっ??」
「1Kg」は送られてくるだろうと噂していたのだが、実際に送られてきたのは「300g」。まぁこんなモンだろうと、気を取り直してさっそく味見をする、いやしい私(笑)。
とりあえず、ひと腹…… (゚Д゚)ウマー
母「アンタの分は、それで終わりだよ!」
亀月「なんで?まだこんだけあるじゃん」
母「いや、もういろいろ約束もあるからね」
……なんじゃそりゃ?
詳しく話を聞くと、めったにないプレゼント当選に興奮した母が、このことを近所の奥様方や、親戚にまでいいふらしていたとのこと。
なので、そのみんなにお裾分けを配らなければいけないのだ。しかし、ここにあるたらこは、予定の約1/3、300gポッキリである。
お裾分けに、どれくらいのたらこが必要になるか分からないから、とりあえず我が家族は、ひとりひと腹で……ということであった(涙)。
衝撃の展開に、普段は寡黙な父が不機嫌になり、お喋りで軽率な母のことをたしなめだした。
だまって居られるモンじゃないし、ひとり占めはよくない、と居直る母。
そのさなか、なぜか残ったたらこを写真に撮り出す、息子(ニート風味)。
年老いた私の両親からみたら、息子がなんの意味があって、喰えないたらこの写真を、撮影しているのかが理解不能だ。私はただ、このサイトのネタになるのではないかと、転んでもただでは起きない精神で、写真を撮っていただけなんだけど……。
しかし両親は、喰えないならせめて写真でも……という私の「意地汚さ」もしくは「嫌み」とでも捉えたのか、この息子の「奇行」がシャクにさわったらしく、
両親「おまえがちゃんと働いて、腹一杯なんでも喰わせてくれればいいんだ!」
と、マジギレ。
するどい非難の矛先が、この私へと向けられてしまいました (´・ω・‘)ショボーン。
冷静に考えると、半ニート化しつつある息子の存在が、母の心労となっており、たらこ当選という、我が家ひさびさの明るい話題に、つい有頂天となって、このことをふれ回ってしまったのも、ムリからぬことかもしれません。
でもこんなんだったら、たらこなんて当選しなければよかった……と思う私でした(っていうかさっさと働け!)。