TURTLE MOON の Web雑記
技術の時間に材木を短く切りすぎた思い出話:06年7月7日
それは、中学校の技術の時間。
その日の授業は、木製の椅子を造るという内容でした。
ところが、当時の私は、ファミコンやアーケードゲーム(ゲーセンのゲーム)に大熱中しておりました。なので、授業中であっても、TVゲームのことで頭がイッパイ(笑)。
材木をノコギリでギコギコやりながらも、私の頭の中は、ちょっとばかり賑やかすぎなアミューズメントパラダイス……。
当然のように、椅子造りになんて身が入っておりません。
そんな私でしたが、とりあえずは、配られた材木にテキトーに寸法線を引き、それに沿ってノコギリで切断、切断、切断。
それらの作業を終え、いざ、椅子を組み上げるという前の段階で、重大なミスが発覚。
私は、寸法を間違えて、若干、正しいものよりも短く、材木を切断しておりました……。
一本だけ、見事にスンタラーズな椅子の脚。
このままでは、まったく使いものになりません。
私は、顔を真っ青にしながらも、弱い頭で対応策を考えました。
いやまぁ、そんなのは考えるまでもなく、先生に寸法ミスを報告し、替わりに新しい材木をもらえば済むことです。
しかしながら、超気弱な性格のこの私。自分のミスを、先生に報告するだなんて、そんな大胆なことはできません……。←なさけないw
私の頭の中には、「きこりの与作」の死亡フレーズが、繰り返し流れてきました。
ちなみに、きこりの与作とは、TVゲーム黎明期における伝説的ハードウェア、エポック社の「カセットビジョン」で人気だったソフトです。
ご存じのかたもおられるかと思いますが、このゲームの主人公が死んだときの音楽が、ショパンのピアノソナタ第2番の第3楽章、有名な「葬送行進曲」のワンフレーズなのです。
「ジャジャジャジャ〜ン♪(ここはベートーベン交響曲第5番「運命」風)」
「チャ〜チャ〜チャチャ〜 チャ〜チャチャ〜チャチャ〜チャチャ〜♪」
うん、これじゃ全然わかりませんよね(笑)。←MIDIかなんかをUpしろよw
……と、うっかりTVゲームの世界へ現実逃避をしているうちに、その日の授業が終了しました。椅子造りは時間がかかるため、続きはまた次の週に、ということです。
なので私は、一週間後の技術の時間までに、この問題を解決しなければなりません……。
さて、すでに「どうでもいい」という声が聞こえ始めておりますが、あっさり無視して明日へと続かせていただきます。←ちょw
ではまた!