TURTLE MOON の Web雑記
秋深し!ドブ池トンボの思い出話:06年9月16日
我が北海道は、もうすっかり秋です。さみしいワン!←なぜイヌw
散歩中、川の欄干をふとみると、アカトンボが止まっていて、こちらを覗っておりました。
コイツが妙に人懐っこいトンボです(笑)。
こちらがカメラを構えたりしても、少しだけ場所を移動するだけで、飛び去ろうとはしないのです。←捕まえて飼おうとすんなよwいいおっさんなんだからw
私が子供のころ、この近所には、下水の流れ込むドブ池がありました。
そんな薄汚い池でしたが、毎年秋になると、たくさんのトンボが集まってきていました。
それはもう、凄い数のトンボです。
とても繁殖なんてできそうにないような、洗濯洗剤の泡が浮かんだ、住宅街のドブ池なのに……。
そのトンボを、どこからともなく集まってきた、今でいう団塊ジュニア世代に属するであろう子供たちが、寄ってたかって捕まえたのです。
そんなのどかな時代が、この近所にもあったのです。
それが今では、周辺住人の多くはお年寄り。
ここは過疎気味な地区なので、子供たちの歓声を聞く機会は、すっかりと減ってしまいました。
そしてトンボの姿も、あまりみかけなくなりました……。
当時の私は、そのドブ池に通っては、トンボ捕りに精を出していました。
虫かごいっぱいに捕まえた、何十匹ものトンボたち。
それはまるで、トンボの地獄絵図といった風情です。←残酷なヤツだw
それをみたウチの母は、「佃煮にして喰えそうだ!」と、軽くトチ狂ったことをほざいていたのを、今でも鮮明に覚えております。
私は、図鑑で初めてみたときから、トンボの幼虫「ヤゴ」のかっこよさに憧れていました。
あのスマートなフォルムと、折りたたみ式の長いアゴ、尻尾から水をジェット噴射して素早く泳ぐなど、その姿や機能美に、すっかりと魅了されたのです。
そこで、たくさんのトンボを捕まえて、家の水槽に卵を産ませ、ヤゴを育てようと試みました。
そしてそれは、当然のように大失敗。
黄色いトンボの卵は、すぐに腐って、赤黒く変色してしまいました……。←馬鹿ガキw
そんな私も、今では部屋に迷い込んできたトンボを捕まえるのに、ちょっと勇気を振り絞る必要があるというほどの、しょぼい大人になってしまいました……。
トンボって、虫としてはかなり大きい上に、派手にバタバタと騒ぐしさ(笑)。←女々しいw
そんな、どうでもいい私の思い出話でした。
現代のお子様方におかれましては、減りつつある昆虫たちを次代に残していくためにも、どうか捕まえすぎのないよう、お願いいたしたいと思います。
あ、佃煮にするつもりなら、仕方ないですけどね!←そんなガキいねぇよw
それではまた!