TURTLE MOON の Web雑記
モラルハザード?図書館の本に落書きするな!:07年1月8日
昨年末、読売新聞の「図書館の本傷だらけ 「切り抜き」「線引き」横行」という記事が話題になりました。
この記事にもあるように、私は図書館が大好きで、常日頃からフル活用しております。
なのでこの私も、最近、図書館の本に落書きが多いと感じておりました……ウ、ウソじゃないってば!←誰も疑ってないのにw
前述の新聞記事を読んでからは、私も図書館を利用したときは、本に落書きなどがないかと、より気にかけるようになりました。
すると当然のように……
ご覧のように、数冊に一冊程度の割合で、落書きが散見されるのです。
上の写真の落書きは、1枚目がボールペンで、2枚目はエンピツ書きでした。
エンピツ書きのほうは、消しゴムで消去しておけるのですが、ボールペンではどうになりません……。
上の写真の本(小説)では、蛍光ペンで、超豪快にラインが引かれておりました。
もしかして、マーキングした部分が、テストに出るとでも思ったのでしょうか?←イヤミw
「ちんちん」という言葉に対する、異常な執着が伺えますね(笑)。
なんでまた、こんなにまでちんちんを含む文章に、マーキングしたかったのでしょうか。
幼稚なヤツがいたもんだ!←オマエのサイトも幼稚だけどなw
でもまぁ、こんなのはまだ序の口なのかもしれません。
先ほどの新聞記事によると、本のページを切り抜くというバカまでいるのだそうです。
しかも、職員さんから注意を受けても「なぜいけないのか」と、食ってかかるヤツもいるのだといいます。
最近では、生活苦ではない家庭の給食費未納問題などもあり、社会全体のモラル低下が叫ばれております。
この世の中全体が、「やったもん勝ち」がまかり通る、モラルハザード時代に差しかかっているのかもしれません。
この私も、社会のクズと罵られがちな、ニート風味な人生を絶賛謳歌中です(涙)。とはいえ、このようないたずらをするほどの、ど外道ではございません。
しかしながら、この程度のいたずらであれば、ニート風味よりかはマシだと考える人間も、多いのかもしれませんけど……。←それ、オマエの両親じゃないのw現実的に考えたらw
そんなわけで、私が小説と文章の書き方の本を読んでいるということがわかった、本日の記事でした!←どうでもよすぎw
このサイトをご覧の皆様は、よい子・よい大人・よい年寄りたちばかりだと思います。
なのでもし、図書館の本にいたずら書きをしている人をみかけたら、注意するなり職員さんにチクるなりして、モラルハザードをバシッと阻止してくださいね!
図書館の本は大切に使おう!
※蛍光ペンで落書きされていた小説をご紹介スペシャル!
>『ハミザベス』(AA)
私が好きな小説家「栗田有起」さんの第26回すばる文学賞受賞作。
記事で落書きされていたのは、同時収録作「豆姉妹」のページです(笑)。
表題作も良作ですが、看護婦からSMの女王に転身した姉との暮らしを描く豆姉妹が素晴らしい!
仕立て屋の少女が東京で力強く生き抜く姿を描いた『お縫い子テルミー』(AA)と、最高の眠りを提供するためのホテルで働く女性の物語『オテルモル』(AA)もお勧めです。
栗田有起さんの作品は、どれも風変わりでヘビーな日常を、楽しく軽やかに描いております。
もっと注目されて欲しい作家さんです。