TURTLE MOON の Web雑記
心の寝違え・モーニングムーン:07年11月25日
心を寝違える日がある。
朝とも夜ともつかない、中途半端な時間。
胸が張り裂けるような、そんな夢をみて目を覚ます。
すぐに、えもいわれぬ焦燥感に襲われている、自分に気づく。
……ヤバイ。
口から何かがでてきそうだ。
ヤバイヤバイヤバイ。
胸の辺りを、蟻の大群に覆い尽くされるような、黒い焦燥感に支配されていた。
とにかく、大声をだしたくて だしたくてしょうがない。叫びだしたい。
そんな衝動に駆られてしまう。
しかし、もしここで本当に大声をだしてしまったら、
(ああ、アイツも ついにイカれたか……)
と、年老いた両親に、黄色い救急車を呼ばれてしまうこと受け合いだ。
なので私は、胸の辺りに蠢く黒い何かを、両腕でギュッと押さえ込むようにして、ただひたすら、時が経つのを待ち続ける。呼吸を強く吐く。吐く。
だって、そうするしかないから……。
両脇から、冷たい汗が、トロリと あばらの肌に滴る。
するとようやく、黒い何かの勢いが衰える。
ベッドから転がり落ちるようにして、部屋を離れる私。
真っ白なシーツが、だらりと床に触れている。
まず、トイレに行く。
次に、台所で、水道の蛇口から直接 水を飲む。
ゴクッゴクッと、まるで注ぎたての生ビールを一気飲みするかのような勢いで、体内に水道水を送り込む。
朝方のカルキ臭い水が、私を潤す。私を冷やす。
ふと、両親の寝室のドアを眺める。
もちろん、誰も起きては来ない。
カーテンを半分開いて、床に転がる。
窓の外。白々と光るモーニングムーンが、冷たい視線を、私に投げかけているのがみえた……。
……このようなことが、私は年に数回はあるのですが、皆様も同様の状態に陥ることはありませんか?
夢の内容は、目覚めた瞬間に忘れてしまいます。
でも大抵、「もうどうしようもない」というような状態で途方に暮れる自分、という感じの内容だったと思います。
その詳しい内容が記憶から消えても、「もうどうしようもない」という気持ちだけが、胸の辺りに強く強く残り続けてしまうのです。
すでに忘れさった夢の、その解決策を練る余地は皆無。
私は ただただ、胸に「どうしようもない」という感覚だけを残しながら、時が過ぎるのを待つしかないのです。
それは正に、「心を寝違えた」とでも表現したくなるような、そんな不可解な状態なのです。
もしかして私は、頭がいかれてしまったのでしょうか?
いやまぁ、それははるか前から、薄々感づいてはいたのですけど……。←厚々感づいていて欲しかったw
このサイトをご覧の皆様の中に、お医者様はおられませんか??←客室乗務員かw
特に、精神科のお医者様がいらっしゃいましたら、ぜひともこの私にお力を……。←さっさと病院行ってこいw
以上、まったく救いようのなかった、本日の記事でした!
いや〜、こんなにエクスクラメーション(!)が少ない記事は、初めてではないでしょうか?
常に から騒ぎ状態の当サイトにしては珍しい、ダウナーすぎな記事となってしまいました。
皆様は、こんな私みたいにはならないよう、ニート風味な人生だけは送らないように気をつけてくださいね!
では、天国でお会いしましょう! また次回!←本気にする方がおられるかもしれないから止めてくれw