TURTLE MOON の Web雑記
産業廃棄物を有効利用……雪の白さを保つ「ホタテ殻 滑り止め材」2of4:2011年3月24日
前回に続いて、小樽運河でみかけた「ホタテ殻 滑り止め材」の記事です……。
ズルッ!
撮影に気を取られていて、ホントに滑ってしまいましたよ(笑)。←わざとらしいw
やはり白い雪に撒くとしたら、ホタテ殻のほうが美しいですよね。
いっぽう、一般的な「砂利の滑り止め材」が撒かれているところでは……。
日本では、年間で数十万トンものホタテの貝殻が、産業廃棄物として捨てられているそうです。
大変な時代を迎えた今、その有効利用は急務であるといえるでしょう。
現時点で利用されている例としては、学校で使うチョークや白線用の石灰(ラインパウダー)・土木や建築用の資材・融雪剤・洗濯洗剤・歯磨き粉・カルシウム剤など多種多様。
しかし、その普及はまだこれからというのが現状のようです。
この滑り止め材ならば、滑り止め材としての性能・環境への影響・供給量とその安定性・使用コストなどの面を、これから検証・改善してゆかなくてはなりません。
特に、こういった産業廃棄物の有効利用においては、コスト面での課題が大きいようですね。
私も、愛亀の水槽には「カキ殻ろ材」を好んで使用しておりますが(pHが安定してとてもよい!)、毎月交換しているため、けっこう痛い出費だったり……。←月数百円が痛いとは貧乏すぎw
以上、小樽運河でみかけた「ホタテ殻 滑り止め材」の記事でした!
捨てられるはずのホタテの貝殻でさえ役に立っているというのに、この私ときたらなんなのでしょうね、マジで!←落ち着いたら本気で復興ボランティアへ行くべきではw
> 4月公開の続報記事はこちら!←いつの間にか全4ページの大作にw