TURTLE MOON の Web雑記
超簡単お手軽なストレス解消法「楽々数息」のお勧め:2011年9月24日
長年続く、ニート風味な我が人生。
圧倒的不安が、常に心の中で蠢いております。
慢性的金欠。暇を持てあます毎日。間の空く仕事。無駄足の営業。遅れる入金。連絡のつかない取引先。離れてゆく友人たち。孫をせがむ両親。
わかってはいるのです。
わかっては、いるのです……。
そんな私が、辛い日常を誤魔化すために習慣にしているストレス解消法「楽々数息」を、今回皆様に華々しくご紹介いたします!←それにしても酷いネーミングセンスだなw
■ 指導者なしでマスター可能?
日頃からストレスに悩む皆様は、様々なストレス解消法を試しているかと思います。
私も複数トライしました。
特に「趣味で発散!」的なものではなく、対ストレス療法として有名なものを挙げると……
自律訓練法・自己調整法・丹田呼吸法・数息観・ヨーガなどなど。
しかし、どれも長続きはしませんでした。
私のように、せいぜい簡単な本を読んで試してみる程度では、正しいやり方をマスターするのが難しかったからです。
効果があるかどうか以前の問題として……。
世の中には独力で、一流大学に合格したりスポーツや芸術方面で才能を発揮できる人がいるのかもしれません。
しかし普通の人は、なかなかそうはいきませんよね?
私の経験では、上に挙げた対ストレス療法は、専門家の指導がなければ身につけるのは困難であるという結論です。
私は昔、三流私立大学で心理学をかじったことがあるのですが、「○○療法」などというのは、あくまでも専門家が指導すべき領域だと教えられましたし……。
■ 誰にでもできるストレス解消法「楽々数息」
前置きが長くなりました。
それではそろそろ、この私が習慣にしているストレス解消法「楽々数息」をご紹介いたしましょう。
続きはWebで!……とはいいませんよ(笑)。←死んでくれw
やり方は、
「自分の呼吸を数える」
これだけです(笑)。
これを、状況にあわせて、数える呼吸の回数を変えながらおこないます。
■ とにかく簡単な「楽々数息」
呼吸の仕方については、特に記すべきことはありません。
腹式呼吸がどうとか、横隔膜がこうとか、吸う息よりも吐く息を長くだとか、丹田に気を集中させろとか、そんな高等テクニックは必要なし(笑)。
「そのときしたい呼吸には意味がある」という考えです。
ただ、呼吸回数が増えるほど、自然と深い呼吸に変わっていくようです。
なんとなく、「お腹が膨らむ感じの呼吸になればいいな〜」的な意識を持つ程度でよいでしょう。
基本的に意識は、呼吸を数えることに集中します。
それも、できる範囲でかまいません。
どうしても、その場のストレッサー(ストレスの原因)についてを考えがちでしょうが、それならそれでOKです。
■ TPOにあわせた 3段階
ただ「自分の呼吸を数える」だけの簡単さですが、私はそれを、そのときの状況にあわせ 3段階にわけ実行しております。
□Level1:呼吸を20まで数える
主に緊急時。特に出先で、なにかトラブルがあったとき。日常における軽い不安感やイライラするときなど。
□Level2:呼吸を50まで数える
Level1よりも強いプレッシャーがかかっているときなど。
□Level3:呼吸を100まで数える
自分の部屋など落ち着ける環境で。日々のストレスマネジメントの一環として。
上記の回数で もの足りない場合は、例えば 101,102,103……と続けるのではなく、また1から数え直してください。
数を数えること自体が目的ではありませんからね。
なので、途中でやめたくなったら、自由にやめてしまってもかまいません。
■ マイルドな効き目が心地いい!
このベースとなっているのは、坐禅を組みながら呼吸を数える、インド伝来の修養法「数息観」。
ですが「楽々数息」は、数息観の難しいあれこれを、きっぱりさっぱりまるっとガン無視(笑)。
なので、簡単にできるぶん、劇的な効果があるとはいえないかもしれません。
しかしながら、劇的な効果がないのが長所でもあると、私は考えております。
特に緊急の場合は、ストレッサーに対して、無理に弛緩した状態で接する必要はないのです。
ある程度なら、ストレスがスパイスとなって、自分のポテンシャルを高めることもありますからね。
必要以上にストレスをなくそうとするのではなく、むしろ受け入れつつも、軽く しれっと受け流すという方向性です。
■ 習慣化しやすい「楽々数息」
私はこの「楽々数息」を、日々の生活で頻繁に実行しております。
とにかく、難しいことを一切考えなくてよいのが最高です。
他のストレス解消法や対ストレス療法は、手続きが複雑だったり、TPOが限定されがちですからね。
特に、強いプレッシャーを感じているときには、「心を落ち着けて……」とか「身体を楽に……」とか「全身が温かいというイメージで……」とか、そんな余裕はないでしょうし(笑)。
「楽々数息」の効能は、せいぜい「ぶれ気味な精神状態の微調整」程度かもしれません。
なので、辛いストレスや躁・鬱状態をどうにかしたいという人には、きっと もの足りないでしょう。
それでも、そこそこストレスの多い人生を「テキトーに上手くやり過ごしたい」という皆様には、お勧めできるかと思います!
以上、この私が辛い日常を誤魔化すために習慣にしている、お手軽ストレス解消法「楽々数息」をご紹介いたしました!
私はこの「楽々数息」と「ウォーキング」の二本柱で、長年のニート風味な人生をやり過ごすことに成功しております。←いいのかそれでw
まぁ、もうひとつの柱の「ウォーキング」が、心身ともに有効なのは説明するまでもないでしょう(笑)。
皆様の、ままならない人生におけるストレスマネジメントに、ぜひ「楽々数息」をお役立てください!←ままならないのはオマエだけだったりしてw
明日はきっと、いいことあるよね……。
※免責:この記事の内容は、あくまでも私個人の経験によるものです。確実な効果・効能を保証するものではありません。極度のストレスや精神疾患の症状がある場合は、病院で診断を受けるなど、専門家による しかるべき対応をお勧めいたします。