TURTLE MOON の Web雑記
これで吸血鬼も怖くない!『ドラキュラ大図鑑』3of3:07年6月6日
前々回・前回の記事に続いて、1979年(昭和54年)初版発行の古本、二見書房の なんでも大博士7『ドラキュラ大図鑑』のご紹介です!
吸血鬼の存在に怯え、夜な夜な布団の中でガクガク震えている皆様に朗報です。
最後となる今回、このいつ吸血鬼に襲われるかわからない日常において、我々がサバイブするためのとっておきの情報を、皆様にお教えいたしたいと思います!
まずは……
「吸血鬼の見分け方」
今からキリスト教に入信だ!
そりゃぁ身支度がしづらいだろうぜ!
そういえば、徹夜明けに吸血鬼扱いされました!
差し歯にしたら機能しないね!
HIVキャリアの血でもいいのか?!←不謹慎w
うっかりネイルアートもできやしないよ!
オレも夜行性だから同じだよ!
だから自殺やリストカットはするなっていったのに!
牧師の目には、デブもガリガリにみえるってか!←勘違いすぎw
まず、これだけ覚えていれば、アナタの周りの誰かが吸血鬼だったとしても、見破れますよね!←アホかw
しかしこの世の中、なにが起こるかわかりません。
誰もが、不意に吸血鬼に襲われることだって、かなりの高確率でありますからね!←頭おかしいw
そして今現在、実際に吸血鬼にお困りの皆様も、多数いらっしゃるかと存じます!←いい切っちゃってるよw
そんな場合は……
「吸血鬼の退治方法」
そういえば、十字架ってどこで売ってたっけ?!
だからオレいつもニンニク臭いんだよね!
昼夜逆転生活は直せないよ!
ヒィ〜〜!←ネタに詰まったなw
人生、ぬるま湯が一番だよ!
こんなの持ち歩いてて職質されたらアウトだよ!
よし!これだけ覚えておけばもう安心だ!これで吸血鬼も怖くないよね!←オマエの頭のほうが怖いよw
そんな感じで、この本には吸血鬼への対処法まで、詳しく解説されておりました。超実用的っ☆☆☆
他にもこの本は、吸血鬼にまつわるあらゆる情報を、幅広く網羅しております。
例えば……
「吸血動物のいろいろ」
あ、オレの部屋で飼ってるやつだ!←ちょw
カーネロはアマゾン川に棲むナマズの一種。人間の体にアナルから入り込むんだって!あ、今ヘンな想像したヤツちょっと来い!←ガクガクブルブル
だからウナギは精がつくのか!
ドラキュラに関わる吸血動物としては、コウモリが有名ですよね。
しかし、他にも以上のような動物が、血を吸う性質を持っているんだそうです。
いや〜結構たくさんいるもんなんですね……。
やはり世の中は、吸血鬼だらけだということですね!←はいはいwそうですねw
そして、他にもこんな情報が載っておりました……
「血液の科学」
このイラストのクワガタ、化粧してるけど、クワがでかいから明らかにオスだよ!
"アントニオ猪木は、112キロだから、約8.6キログラムがアントニオ猪木の体内に流れている血液のめかただ。猪木は、リングのうえでよく血を流しているけど、8.6キロも血液があるからだいじょうぶなんだね"って、人間は1/3の出血で死ぬんだから、そんなに余裕ないよ!
以上、こんな感じの本でした!
それにしてもこの本、子ども向けでありながらも、かな〜り濃い内容だったのではないかと思います。
というか、ちょっとやりすぎの感もあったような(笑)。
古今東西の吸血鬼に関するありとあらゆる情報を、子ども向けの本だからという手加減なしで、しっかりと網羅。
この本の著者の、吸血鬼に対する妥協を知らぬ姿勢に、あきれる驚かされました!←ちょw
アンタ、凄げぇよ!日本一のドラキュラ大博士だ!←今ごろ本物のドラキュラ伯爵になってたりしてなw
そんなワケで、この『ドラキュラ大図鑑』の ご紹介記事はいかがでしたか?
私は今回、このような「吸血鬼」や「ドラキュラ」の世界を垣間見て、気づいたことがあります。
それは、この世界から、そこはかとない「エロチシズム」が感じられるということです。
今回の記事をご覧になった皆様の中にも、同じように感じられたかたが、いらしたのではないかと思います。
特に、この本のイラストの一部からは、微妙にエロチックな雰囲気が、ピクンピクン!と伝わってきましたよね?
やはりこの『ドラキュラ大図鑑』は、子ども向けの本としては、ちょっと刺激が強すぎたかもしれませんね(笑)。
それでは皆様!
吸血鬼たちの知識をしっかりと身に付けて、これからの人生を、スイスイ乗りきってゆきましょう!←もっとまともな知識を身に付けたほうがいいと思うよw
我らの身に、神のご加護をあらんことを!
-
『ドラキュラ大図鑑』記事一覧
-
>■ 2007年6月2日:吸血鬼のイラストが怖すぎな古本!『ドラキュラ大図鑑』1of3
-
>■ 2007年6月4日:渡る世間は吸血鬼ばかり!『ドラキュラ大図鑑』2of3
-
>■ 2007年6月6日:これで吸血鬼も怖くない!『ドラキュラ大図鑑』3of3(このページです)