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TURTLE MOON の Web雑記

嫌々行かされたそろばん塾の思い出!:06年3月9日

私が小学校3年生になったある日、母にこういわれました。

「アンタはそろばんをやるんだからね!」

なかば脅迫のような勢いで、母は私にこう告げました。
その気迫たるや、無名時代のハングリーなボブサップを彷彿とさせるほどの迫力で、少し殺気だっておりました。

その勢いに気押されて、しぶしぶ首を縦に振る、かわいそうな少年時代の私。

それを本人の意志だと主張して譲らない、恐喝グループの親玉のようなウチの母親。

私ははれて、そろばん塾の塾生として、学校後の平日は毎日、そろばんを習うことと相成りました(涙)。

しかし、嫌々で通わされたそろばん塾です。当然のようにやる気がありません(笑)。

通い始めてすぐに、週5日の内の1,2日ほどを、塾へは行かずに近所の生協などで立ち読みをして、サボるようになってしまいました。

そんなこんなでしたが、そのうち「級」獲得のための試験日を迎えます。
私は、試験会場が憧れの「ザ・女の花園 商業高校」ということで、若干興奮気味のまま8級の試験を受けました。
そして当然のように不合格。

その後、8級を計3回落ちた時点で、すっかり落ち癖が付いてしまいました。
7級・6級・5級と、幾度も昇級に失敗してはごくたまに合格。まさに「三歩歩いて二歩下がる」という状態です。←ちょっと違うだろw

そんななか、ライブドアの株価も真っ青という勢いで落ち続ける、私のそろばんへのモチベーション。

週に1,2日くらいだったサボり日が、2,3日に増え、3,4日へというように、どんどんそろばん塾への足が遠のいてゆきます……。

そもそも、私はそのころから何事に対しても消極的な人間でした。

母もそんな私のためを思って、積極性を育むためにと、そろばん塾へ通わせることにしたのでしょう。
問題はそれが、私を更におかしな方向へと屈折させることになろうとは、両親とも全く思いもしなかったでしょうけど……。

明日は、そんな幽霊塾生と成り果てた私の、そろばん塾でのあるひと悶着の思い出話を、お届けいたします。
要注目!おったのしみにぃ〜。


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