TURTLE MOON の Web雑記
大ピンチ!サボり過ぎてそろばん塾が月謝の受け取りを拒否!:06年3月10日
昨日に続いて、そろばん塾の思い出話です。
昨日のあらすじ:そろばん塾に通うことになった、小3の私。しかしそれは、母の脅迫ともとれる命令口調の勧めによるもので、本人のやる気は限りなくゼロに近い。当然のように昇級試験は落ち続け、だんだん私は塾の大半をサボるようになってきました。そして……。
そんなある日、恐ろしい事件が起こります。
行ったり行かなかったりのそろばん塾ですが、当然、毎月 月謝を支払う必要があります。
なので月末は必ず、月謝の支払いを目的に塾へと顔を出し、ちょこちょこ〜っとそろばんの練習。あっという間にノルマを終えて、帰り際、先生に月謝を渡すというのが、パターンとなっていました。
しかしあるとき、そこのそろばん塾はとても家庭的な塾だったこともあって、先生が「今月はあまり来ていないから、月謝はいらないから!」といいだしました。
それを聞いて、真っ青になる私(笑)。
当然ウチの親は、毎回マジメにそろばん塾へ通っていると思っているので、月謝を受け取ってもらえないというのは、考えられません。
私は、先生に土下座する勢いで、月謝を受け取るようにお願いします。
今考えたら、先生は私が塾をサボっているということを、見抜いていたのでしょう。
それをたしなめる意味もあってか、先生は頑として月謝の受け取りを拒否します。
こうなったら、私も必死です。
親にそろばんのサボりをバレないようにするには、どうしても先生が月謝を受け取ったことにしなければなりません。
私は、先生が目を離したのを見計らって、先生の机の上に置いてあった、月謝の受け取り確認用のハンコを奪い取り、勝手に月謝袋に印だけ押しました。
あとは家に帰ってから、私が先生の筆跡を真似て、手書きで受取日を記入します。
これで完璧(ニヤリ)!
で、肝心の中身……塾の月謝2,500円(だったと思う)を、私は仕方なく(笑)着服……。
月の小遣い500円の私が、予定外の小遣い5ヶ月分のビッグボーナス!
これは、ほとぼりが冷めたころ、少しずつ漫画やなにかでムダ遣いをして、消費されてゆきました……。
その後は、塾の先生の中で、夕方以降に顔を出す男の先生(塾長の旦那)が、素直に月謝を受け取ってくれるということをしって、彼がいるときを見計らって、月謝の支払いを目的に塾へとおもむくようになりました(笑)。
当然、そんな私のそろばんの腕前は上達するハズもなく、その後フェードアウトするように、塾を辞めてしまいました……。
ああ、自分のことながら、まったく私の子供時代ってロクなモンじゃない(笑)。いや、今も当然、輪をかけてゴクツブシと化しているのですが……。
ダメ人間の萌芽は、このときすでに花開いていたのですね(笑)。←笑いごとじゃない
ではまた!