TURTLE MOON の Web雑記
40周年記念の尺玉花火40連発!おたる潮まつり大花火大会:06年8月5日
前回に引き続き、「第40回おたる潮まつり」の記事です。
今日の記事では、30日に行われた「大花火大会」の様子をお届けします。
それではまず、40周年を記念する、大型尺玉花火の写真からご覧ください。
この大花火大会は、ここ数年、バッドコンディションの中、行われてきました。
雲と煙の向こう側から、うっすらと見える花火たち……。
注目だった、大会の最後を締める一尺六寸・400m大玉花火は、前半の色内埠頭から風下に位置する、北防波堤からの打ち上げです。なので、せっかくの尺玉花火が、煙や雲に隠れてしまい、大きな音が聞こえてきただけという、残念な結果の大会が続いておりました。
しかし、今年は尺玉花火を大会の初めに打ち上げたうえ、天候に恵まれたこともあり、無事、観客は素晴らしい花火を堪能することができました。
40周年の記念大会は、運営の改善と天候に恵まれて、素晴らしい大会となったようです。
では次からは、いつもどおり、色内埠頭から打ち上げられた花火の写真です。
恒例の仕掛け花火も、ご覧のように素晴らしい迫力でした。
風が弱かったせいで、やや煙が残りやすいコンディションでしたが、美しい花火の連続に、会場も大いに盛り上がっておりました。
次からは再び、北防波堤より打ち上げられた、大迫力の尺玉花火の写真です。
一尺玉の大型花火は、他の花火大会でもなかなかみられないものなので、見ごたえがありました。
通常よりも高く打ち上がり、大きく夜空に広がった、尺玉花火の数々。でもまぁこの写真からは、そのスケール感は、イマイチ伝わりにくいかとは思いますが……。
この、潮まつりの花火大会は、毎年、まったりムードの進行なのが特徴です(笑)。
花火打ち上げの区切り区切りに、スポンサー読み上げのための長い間があって、テンポが悪いことで有名なのです……。
もちろん今年も、相変わらずの展開でした(笑)。
大会の開始が10分ほど遅れたうえ、当然のように、スポンサー読み上げの長いインターバルが繰り返されます。
しかもその会場放送はというと、ガヤガヤとした、背後の業務連絡がだだ聞こえで、会場からは失笑が漏れ出しておりました……。っていうか、まったりムードにもほどがある(笑)。
しかしそれでも、観客はそれらを「またかよ〜!(*^_^*)」ってな具合の、受け入れムードです(笑)。
やはり、洗練されたスピーディーな運営がよいのですが、この潮まつりは、ノンビリとした田舎のお祭りです。だから、それはそれでいい!のかな?←テキトーすぎw
では次からはまた、色内埠頭から打ち上げられた、通常の花火の写真に戻ります。
この大花火大会では、樽っ子のアバウトな気質が、垣間みられたような気がします。
ストイックな競争社会を迎えたこの世の中にあって、このアバウトさは貴重かもしれませんね(笑)。
大成功に終わった、今年の大花火大会。
史上最多の観客入り込み数だったこともあり、花火大会が天候に恵まれて、ほっと一安心といったところですね。
来年以降の潮まつりもこの調子で……といいたいところですが、小樽市の財政状況は、全国的にみてもかなり逼迫している部類なんだそうです。
今年6月に、多額の負債を抱えた夕張市が、国に対して財政再建団体指定を申請したニュースがありました。
この小樽市も、いつかこの後を追うのではないかと、不安を抱いている市民も多いようです。
現実に、全国自治体の財政状況調査で、小樽市が一時借入金を利用した会計操作で、赤字隠しをしていた可能性が指摘されました。これは、夕張市と同様の手口です。
いやまぁ、市側は、赤字隠しを否定しておりますけど。
小樽市民のアバウトさが、悪い意味でのいいかげんさに繋がってはいないかと、心配です……。
夕張メロンなどで全国的知名度を誇る夕張市と同様に、寿司や運河で有名なこの小樽市も、財政再建団体への転落という事態に陥ってしまうのでしょうか?
私は、これからも無事、このおたる潮まつりが続いて行くことを、期待したいと思います。
半笑いサイトのくせに、最後は妙に真面目な記事になってしまいました……。
とりあえず、今日はこのへんで。
それではまた!
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