TURTLE MOON の Web雑記
あしながおじさん!?おもちゃをくれると約束したおじさんを探す思い出話 2of2:07年3月5日
イエ〜イ!前回の続きだぜ〜〜!←なにその無駄なハイテンションw
あらすじ:私が小学校の低学年だった、今から四半世紀以上昔のお話。友人たちと かまくらをつくって遊んでいたところ、見ず知らずのおじさんにこう声をかけられました。「オイ!おもちゃ欲しいか!?」。なんの疑いも持たずに、喜び大爆発の私たち。「じゃあ、ちょっとそこで待ってろよ!」と言い残し、おじさんはどこかへ姿を消しますが……
それからどれくらい、その場で過ごしたでしょうか。
「あれを持ってきてくれないかな……」。私たちは、タダでおもちゃがもらえるという夢のような幸運に上気した顔で、自分たちの希望をいいあっておりました。
しかし、いくらかまくらの中にいるとはいえ、冷たい風がビューと吹きつける冬の北海道。
そろそろ寒さが身に凍みてきましたし、日もだんだん陰ってきていました。
「まだ来ないかなぁ〜」
「どうしよう?退屈だし探しに行くか!」
「オォ〜!行こう行こう!」
おもちゃをくれるという言葉を信じ切っていた私たちは、自らおじさんを探しに向うことにしたのです。
しかし当然、そのおじさんが今どこにいるかなんて、まったくわかりません。
しかたがないので、おじさんが去っていった方向にある家々に、一軒一軒たずね歩くことにしました。頭おかしい!
「バンバンバン(戸を叩く音)!すいませ〜ん!すいませ〜ん!」
見ず知らずの子どもたちによる突然の訪問に、戸惑いを隠せない住人たち。
それでもかまわず、
「この家に、おもちゃを作っているおじさんはいませんか?」
どの家をたずねても、期待どおりの返事がもらえません。
さすがの私たちも、本当におもちゃがもらえるのか、だんだん心配になってきました。
そうやって、ひたすらよそ宅の戸を叩き続ける私たち。
すると、一緒にいた友人のお母さんが、激しく血相を変えて現れたのです。
「コラッ!アンタたちなにやってんのよ!」
今までまわったどこかの家の住人が、友人のことを見知っていたようです。
それで、友人の家へ連絡がいったのでしょう。
「だって、おもちゃがもらえるっていうから……」
あまりのバカさ加減に、呆れ果てる友人の母親。
「そんなことあるわけないでしょ!」
我々はこっぴどく叱られ、束の間の夢を失ったショックもあって、半分泣きべそをかきながらそれぞれ家路につきました。
冷たさを増した冬風に吹かれながら、長靴の中と膝と尻のしもやけが痛痒かった、そんな夕暮れ時でした……。
それにしても、当時の私たちは純粋すぎましたね(笑)。
いくら小学校の低学年だったとしても、ちょっとバカすぎのような気もいたします……。
それとも、昭和時代の小学生は、みなこれくらい純粋だったのでしょうか?
これがもし、物騒な今の時代のことだったらと考えると、少し怖いですよね。
もしも、あのおじさんが人さらいだったら、絶対にさらわれていましたからね。いともたやすく(笑)。
あのときの私たちは、親切なあしながおじさんか、時季遅れのサンタクロースが現れたとでも思ったのでしょうか?
どっちにしろ純粋……というか、バカすぎです(笑)。
それに住人からの連絡先が、友人の家でよかったです。
警察に通報されていたら、きっと泣きべそくらいでは済まないような、大問題になっていたかもしれませんし……。
そして今考えると、おもちゃをくれるといったおじさんも、ちょっとどうかしていますよね。
いたいけな子どもたちに対して、子どもが喜びそうなデマカセをいって、もてあそんで楽しんでいたのですから……私をおもちゃにしてたのね!←アホw
いやまぁ、今の感覚で考えるとそうとれなくもない、という感じですけどね。
このおじさんも素朴な気持ちで、子どもたちに夢を与えようとしただけだったのかもしれませんし……。
そんな、私の思い出話でした!
今回は、幼かったころの無邪気な自分を思い出しながら、遠いあの日を懐かしんで記事にできたので、とっても楽しかったです(笑)。←マスターベーション記事かw
ああ、あのころの私に、今の私の惨状を伝えてやりたい……。←生きる希望を奪う気かw
この記事をご覧の皆様の中に、もし本当の「あしながおじさん」がいらっしゃいましたら、ぜひともご一報ください!
今度は探しに行かないで、ひたすら待っていますから。
どうもありがとう!約束だよ!←いまだに「棚ぼた」を期待してるのかw成長しないヤツw
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