TURTLE MOON の Web雑記
ウイングベイ小樽が小学生の陸上練習場に! テナントゼロの空きフロアを有効利用:09年3月18日
ここは、北海道小樽市にある巨大複合商業施設「ウイングベイ小樽」。
この2009年3月で、めでたくもオープン満10周年を迎えました。
しかし、当初の華々しさも今は昔。
最近は、ご覧のような有様なのです……。
このように、過疎地の巨大ショッピングモールなどでは、その不相応な規模をもてあまし、衰退の一途をたどっているところもあるようです。
このウイングベイ小樽でも、オープン後テナントが次々と撤退し、構成店舗は様変わり。
10年間、空き店舗が増え続けた結果、現在では複数のフロアをまるごと閉鎖しなければならない状態にまでなっております……。
そんな空きフロアを活用するべく、地元の陸上クラブの小学生らに、冬季の練習場としてワンフロアを提供し始めたのだとか。
ご覧のように、このフロアの売り場面積は約1万平米(約3,000坪)と、かなりの広さ。
直線で80メートルのダッシュができ、フロアをフルに利用したら200メートル走の練習も可能なほどです。
我が北海道では、冬季は思うように、陸上競技の練習ができません。
なので、単に放置しておくよりかは、よい利用法だといえるのではないでしょうか?
いやまぁ、経営的には、かなり辛い状態ではあるのでしょうが……。
ちなみに、今回の写真はすべて、2006年11月25日公開の記事『いざなぎ超えの一方で……過疎地の巨大ショッピングモールの実態!』からの再掲載です。
この当時は、旧ビブレ棟の4階ワンフロアが閉鎖状態だったのですが、現在は3階部分も閉鎖されてしまいました。
陸上練習に利用されているのは、写真の4階部分だということです。
この調子では、そのうち3階、2階、1階と、どんどん陸上競技場化してゆくかもしれませんね……。←もうショッピングモールではないなw
夏季屋外スポーツのオフシーズンが、1年の半分近くもある、我が北海道。
それは、競技力の向上という観点では、とても大きなハンデです。
なのでいっそのこと、このウイングベイ小樽を有効利用して、本格的に通年で、子どもたちを鍛え上げればよいのではないでしょうか!
小樽市から、優秀なスポーツ選手がたくさん輩出されるようになれば、とても素晴らしいですからね。
このように今後は、日本全国の過疎の街が、スポーツの街へと生まれ変わればよいのです!
未来の地方都市を明るくする、政治家もシャッポを脱ぐようなナイスな提案をして、今回の手抜き記事を終えたいと思います☆←死んでくれw