TURTLE MOON の Web雑記
昨年のリベンジ!「ラッカセイ(落花生・ピーナッツ)」テキトー栽培記2014(その1|5月〜6月):2014年7月6日
昨年(総集編はこちら)に引き続き、「ラッカセイ(落花生・ピーナッツ)」のテキトー栽培記をお届けする。
昨年は僅かな収量に終わったため、今年こそ美味しいピーナッツにありつきたい。
寒い北海道(札幌圏)での栽培であり、また失敗しそうで不安だが、ぜひお付き合い願いたい。
■ 2014年5月16日

蒔く種は2種類。

こちらが……

昨年使い切れず余った種、株式会社アタリヤ農園の「千葉半立・純国産種 落花生(ピーナッツ)」。
不安なことに、半年以上前に有効期限が切れている。

もう1種類が……

昨年その「アタリヤ農園の種」を栽培し「収穫した種」。

これらを、ひと晩水に浸した後、10個の「ポリポット(種苗育成ポット・ビニールポット・プラスチックポットなどとも呼称)」に蒔いた。

このまましばらく室内栽培する予定。
●「ラッカセイ(落花生・ピーナッツ)」リベンジ栽培
○今年で2年目の「ラッカセイ」栽培。
○昨年は、種を僅かしか収穫できず、食べることができなかった。
○なので今年は「リベンジ栽培」となる。
○大仰すぎ。
○今年蒔く種は2種類。
○まずは、昨年使い切れず余った種、株式会社アタリヤ農園の「千葉半立・純国産種 落花生(ピーナッツ)」。
○半年以上前に有効期限が切れたため、発芽するのか心配だ。
○今後これを「アタリヤ農園の種」と呼称する。
○もうひとつは、昨年その種を栽培し「収穫した種」。
○貴重な昨年の収穫物だ。
○これらを発芽促進のため、ひと晩水に浸しておいた。
○その後「アタリヤ農園の種」を、5個のポリポットに1つずつ蒔いた。
○「収穫した種」は、5個のポリポットに3つずつ蒔いた。
○なのでポリポットは計10個。
○昨年、種を育てきれなかった反省を踏まえ、2週間ほど早く種蒔き開始。
○昨年は秋以降、寒さで種が育たなかったのだ。
○なので早めに育て上げたいと。
○ただまだ肌寒いので、ちゃんと芽吹くか心配だ。
○栽培地が北海道なのだ。
○まだ桜が咲いている。
○パッケージの説明書きには「蒔き時は桜の花が散ってから」とある。
○とにかく、早く蒔きすぎるのはよくないらしい。
○そういえば、周囲でラッカセイを育てているという話を聞かない。
○種が売られているのだから、育てることは可能なはずだ。
○そんな事情もあり、しばらくは室内栽培する予定。
○それでは、今年も「ラッカセイ(落花生・ピーナッツ)」のテキトー栽培記に、どうかお付き合いください。
○ところで、ポリポットの数詞は「個」でいいのだろうか。
○「1ポリポット、2ポリポット」としては駄目か。
○長いか。
○そういえば、昔働いていた会社では、段ボールを「1ボール、2ボール」と数えていた。
○なにを数えているかすぐわかる、とても便利な数詞だった。
○それに倣えば「1ポット、2ポット」か。
○1ポット、2ポット、ポルポット。
○きな臭いオヤジギャグやめ。
■ 5月25日
9日後。

気づいたら……




3つのポリポットで発芽を開始。
●発芽・用土・種蒔き・その他 基本情報
○3つのポリポットで無事発芽。
○種蒔きから9日で発芽した。
○昨年と同じだ。
○種蒔きが昨年より2週間も早く、まだまだ肌寒いのだが。
○室内栽培だから平気か。
○あまり寒けりゃストーブ焚くし。
○ポリポットの用土は、市販の元肥入り用土。
○苦土石灰も少量混ぜた。
○ラッカセイ栽培には、多めの石灰分が必要らしい。
○定植後は月1程度で、有機石灰を撒く予定。
○花の咲き始めや種が肥大するころ、より多くの石灰分が必要になるという。
○豆科の植物なので、肥料は少なめでいいらしい。
○連作は不可らしい。
○種は3cmほどの深さに、横向きにして埋めた。
○ラッカセイの種には上下があるが、とりあえず横向き(水平)にして埋めれば問題ない。
○水やりは控えめに。
○花の時期には、根元に土を集める「土寄せ」をする。
○花が咲いてから3ヶ月くらいで収穫可能。
○萎んだ花の元辺りから、紐状の「子房柄(しぼうへい)」が伸び始める。
○これが土へと潜り込み、やがてピーナッツの「莢果(きょうか)」を結ぶ。
○とりあえず、基本的な情報はこれくらい。
○なのでここだけ読めば、あとは蛇足といっていい。
○いいのかそれで。
■ 5月28日
3日後。

2週間ほど肌寒かったが……

急に初夏の暑さに。

「アタリヤ農園の種」で発芽しているのは、たったこれだけ。

「収穫した種」は……





5個すべてのポリポットで発芽。
■ 5月30日
2日後。

昨日は、5月としては47年ぶりの真夏日だった。

その勢いで急成長。

だが「アタリヤ農園の種」のポリポットは様子がおかしい。
この芽は、種が下向きに埋まったせいで「逆子状態」になっているのかも。

「収穫した種」のポリポットは、ご覧のとおり。



根元にピーナッツがみえるのが面白い。


「収穫した種」の発芽率は6割。

いっぽう「アタリヤ農園の種」は、5つの種のうち、1つしか発芽していない。
種が有効期限切れだからだろう。
■ 6月1日
2日後。

真夏なみの暑さが続く。


そのため順調に成長中。

「アタリヤ農園の種」も……

やっと葉を広げ始めた。

「収穫した種」は……




伸び盛り。
■ 6月4日
3日後。

「収穫した種」のポリポットを……

ポリポット1個に1苗ずつにするべく、植え替え(移植)をした。

これで「アタリヤ農園の種」のポリポットが1個・「収穫した種」が9個となった。
■ 6月11日
1週間後。


どんどん茂る。

「アタリヤ農園の種」も、すいぶんと伸びた。

「収穫した種」も……


みな順調。

楕円形の葉が可愛らしい。
■ 6月12日
翌日。

ラッカセイの葉は……

夜になると……


眠るように閉じるのが……

萌えポイントだと思う。
■ 6月17日
5日後。

自室から玄関の風除室内へと、置き場所を移動してみた。

ここしばらく、蝦夷梅雨のような長雨が続く。

風除室内なので……

根腐れの心配はないが……

ずっと日を浴びていない。
■ 6月29日
12日後。

夏らしい気候が戻る。

長雨の間も……

健気に成長していた。

「アタリヤ農園の種」は……

「逆子状態」だったせいか、根元が ぐにゃぐにゃだ。

「収穫した種」は……


もう定植したほうがよさそう。
●5,6月の栽培を振り返り
○2年目の栽培は、ほぼ順調といってよさそうだ。
○室内栽培のため、栽培環境が安定しているのだろう(現在 玄関の風除室内)。
○ただ「アタリヤ農園の種」が、ほとんど発芽しなかった。
○有効期限が半年以上すぎていたので、覚悟はしていたが。
○植物の種は品種により、有効期限が大きく異なるのだ。
○それを最近知った。
○常識なのだろうか。
○この6月の道内は、各地で連続降雨日数記録を更新した。
○釧路では28日間・札幌でも18日間連続で雨が降った。
○これぞ蝦夷梅雨。
○私の居住地では、降りかたは弱かったが、だらだらと雨天が続いた印象。
○そのせいで、日射しのない日が続いた。
○農作物にも被害があったらしい。
○農家にとって長雨は死活問題なのだろうな。
○園芸の ままならなさを再認識した。
○この長雨のせいで、定植をいつするか悩んだ。
○現在「アタリヤ農園の種」も「収穫した種」も、とっくに定植していい頃合いだ。
○ずっとポリポットというわけにもいかないし。
○特にラッカセイは、土中で莢果を育てなくてはならない。
○多少スペースが必要なのだ。
○なので今年は、プランターでの栽培はせず、庭の「石の輪のゾーン」にだけ定植する予定。
○とにかく屋外での栽培は、気候と相談しながらになるのだな。
○アラフォーで独身でハーフニートなんですけど、この先どうしたらいいでしょうか?
○ピカッ! ゴロロロロ……。
○雷落とされた。
○それでは、ラッカセイのテキトー栽培記は「その2(7月)」へと続きます。
○定植と花の開花がみられるでしょう。
○たぶん。
○大きな変化はなさそうですが、園芸とはそういうものです。
○人生と同じですね。
○テキトーぬかすな。
>「ラッカセイ(落花生・ピーナッツ)」テキトー栽培記2014(その2|7月)へ続く!
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