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2007年小樽雪あかりの路写真集Day and Night(Page5 of 8)
■ 暖冬にも負けず!手宮線会場(3)
この手宮線とは、主に石炭輸送の目的で利用された、国内で3番目に開通した鉄道「旧国鉄手宮線」のことです。
現在は、この手宮線の跡地の一部が、小樽の市街地を横切る散策路として整備されております。
この部分を、小樽雪あかりの路・手宮線会場として、運河会場とならぶメイン会場のひとつとして利用しているのです。
気づいたのですが、今年は例年よりも雪を固めた「スノーキャンドル」が目立ち、透明な氷が美しい「アイスキャンドル」は少なかったようです。
たぶん、暖気の影響が考慮されているのでしょう。
ご存じの通り、今年は例年にないほどの暖冬です。
なのでこの雪あかりの路では、雪不足に悩まされました。
小樽市内の旭展望台などから足りない雪を大量搬入するなど、会場作りにはかなり苦労したそうです。
そして、開催期間中にもその苦労は続きます。
せっかく作った会場のオブジェも、この暖気のせいで溶け崩れてしまうのです。
なのでボランティアの皆さんは、例年よりも頻繁に、修復作業を繰り返す必要がありました。
これを、雪あかり期間中、毎日続けなくてはなりません。
今年のボランティアの皆さんは、例年よりもかなり大変だったのではないかと思います。