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2007年小樽雪あかりの路写真集Day and Night(Page6 of 8)
■ ボランティアの活躍を実感!手宮線会場(4)
小樽雪あかりの路は、開催中である夜の様子はとても素敵ですが、昼間の会場の様子は少し微妙かもしれません(笑)。
前述の通り、今年は特に、暖気の影響を受けています。
なので、昼間に会場を訪れたところ、あらゆるオブジェが溶け崩れた状態でした。
しかも、ろうそくから出る黒い煤で、白い雪が薄汚くなってしまっております。
この雪あかりの路では、たくさんのろうそくが使われます。
運河・手宮線の両会場で約6万本、その他の会場や一般販売分は約9万本もあったということです。
しかし、ろうそくの灯りは、電気を使ったライトアップのようにはいきません。
煤汚れもそうですが、当然、ろうそくは時間と共になくなってゆきますし、強めの風が吹くなどしてすぐに消えてしまいます。
なので、ろうそくの火を絶やさないように、常にボランティアの皆さんで監視し続けなければならないのです。
この小樽雪あかりの路は、手作り感が基本のイベントであるがゆえに、とても手間がかかるイベントでもあるということに気づかされます。
今回、登録されたボランティアは、230人ほどにもなるのだそうです。
今年の雪あかりの路は、暖冬でオブジェがどんどん崩れていまいますし、吹雪の日もありました。
そんななか、会場制作やろうそくの炎などの維持管理に、ボランティアの皆さんが日々奮闘しておりました。
小樽雪あかりの路は、手作りのイベントです。
ボランティアの皆さんの力が不可欠なイベントだといえるでしょうね。