TURTLE MOON の Web雑記

危うく大惨事！全力でバットを放り投げた少年野球の思い出！：06年3月13日

昨日と同様、少年野球チームでの思い出話です。

「超」が付くほど引っ込み思案だった私が、またもや無理矢理、地元の少年野球チームに入れられました。

補欠の座は揺るぎないという存在で、十分満足していた小4の私。そもそも同じ4年生たちは、ほぼ全員が補欠です。目立たずに生きるのをモットーとしている私にとって、今のポジションが、とても居心地がいいのです。←なさけなや……

すっかり現状に満足して、あまり野球が上手くならないよう練習をそこそこで切り上げる、スポーツマン精神皆無な私（チーム内 遠投ビリ）。

そんな、控え目路線をひた走っていた、ある日の練習メニュー。打席で空振りのバットスイングをしてから、一塁までダッシュするという、そんな練習中。

ふと遠くをみると、帰宅途中だったクラスの女子たちが、我々の練習を見学しておりました。

「よ〜し、俺もいっちょいいトコみせて、キャーキャーいわれてやるゾ！」

と、普段の私には考えられないようなハッスルぶりで、勢いよく打席に向かいます。
監督の合図とともに、思いっきりバットを振って、一目散でファーストベースを駆け抜ける！

「どうだ！（ﾊｧﾊｧ､ｾﾞｨｾﾞｨ）」
すると、ファーストの塁審役をしていたコーチに、「コラッ！」と一喝されました。
「？？？」
頭の上は、はてなマークでいっぱい。

すると、グランドにいたコーチや選手たちがみな、ホームベース付近へと集まっていきます。

私も慌てて、その人垣に加わりました。みると、チーム全員でつくる輪の中心で、監督に抱えられて嗚咽する、我がチームのエースピッチャー……。

「えっ？どうしたの？？」
イマイチ状況がつかめない、頭の回転が鈍っちい、私。

同じ4年生たちは、最初私の方をみてニヤニヤしていましたが、件のエースピッチャーの嗚咽が止まらず、それどころか吐き気までもよおしだす様子をみて、だんだん空気が緊迫してゆきます。

どうやら私が、格好付けて思いっきり振り回したバットを、きちんと地面に置かずに、フォロースルーの勢いのままそこいら辺に投げつけてしまい、それが我がチームの大切なエースピッチャーの土手っ腹にジャストミート！ということのようです……。

親からは、他人に迷惑だけはかけるなよ！と躾けられてきましたが、それすら守れないこの私……ｺﾞﾒﾝﾅｻｲｯ!

私「もう今年でチームを辞めよう……」

そんな、ダメ人間にもほどがある、少年野球選手時代の私でした……。

ところでよく考えると、北海道は夏が短いので、結局のところ正味半年程度しか、このチームに所属していなかったことになります。実質、半年野球少年です（笑）。

しかし、一応そんな私でも、「昔、野球をやっていたことがあってさ〜」などと、格好付けることができます（笑）。
ところが今、この記事を制作していてあらためて思います。こんな自分が野球経験者だなんていうのは、ちょっと図々し過ぎ！ですよね、これじゃ……。

あ、あのときご迷惑をおかけしたエースピッチャー君は、その後数日練習を休んだ後、無事チームに復帰することができました。よかったよかった！っていや、本当に申し訳なかったです……。

そんな私の思い出話でした！
えっ？次から次へと、よくロクでもない少年時代の話がでてくるなって？
もちろん全て「実話」ですが何か？？

このサイトは、基本的に私の人生のドキュメントサイトですから、そこんとこ４６４９７（よろしくな by 故・DPZ宮崎晋平さん）！
ではまた！