TURTLE MOON の Web雑記
私が試したダイエット法!卵ダイエット(前編):06年5月28日
気づいたのですが、当サイトは「インナーマッスルを鍛える!バランスボールダイエット基礎知識編」・「これはいいかも!バランスボールダイエット評判・使用感編」といった、ダイエットネタの記事が、予想外に数多くアクセスされているようです。
私は、とても太りやすい体質であるがために、「人生は常に体重との戦い」といった風情です(涙)。
そこで今回は、私のダイエット体験談を、2回に分けてご紹介いたします。
○単品ダイエットって?
ダイエッターの間では、悪いダイエット法の定番として語られることの多い「単品ダイエット」。
単品ダイエットとは、期間中に摂取できる食物をひとつに限定するという、とても分かりやすいダイエット法です。コストが安くすみ、簡単に実行できるダイエット法である(勘違い!)ことから、十代を中心とした、若い女性に人気があるダイエット法なんだそうです。
○おことわり
今回は、私が実際に試した単品ダイエット「卵ダイエット」について、ご紹介いたします。
まず始めにお断りしておきますが、そもそも私は、医者でも栄養士でもありません。なので、記事の内容などに対して、最終的な責任は持てません。これは、必ず念頭に置いて読んでください。←ニート風味にとれる責任ってなんだろねw
ただ、私個人が卵ダイエットを試した結果、それなりの効果が認められました。そして、デメリットも体験しました。
この記事は、それら私個人の経験と知識をご紹介する、というものですので、くれぐれもご注意を……。
○単品ダイエットの食材について
で、この単品ダイエットです。
メジャーな単品ダイエットの食材としては、 ゆで卵・りんご・グレープフルーツ・パイナップル・キャベツ・ヨーグルト・コンニャク・カロリーメイトなどがあるようです。
まず、この単品ダイエット全般の、一番の問題点です。
それは、単品食では、栄養のバランスがとれない、というところです。
上記の食材のほとんどは、単品での摂取を続けると、重要な栄養素が致命的に不足します。
特に、果物や野菜の単品では、ごく一部のビタミン類以外は、かなり栄養が偏ります。
○大切なのは主要栄養素(単品ダイエットの食材について2)
そもそも、人間が必要とする栄養素の中で、最も大切な栄養素はなんでしょう?ビタミン類?カルシウムなどのミネラル?
しかしそれらは、「微量栄養素」と呼ばれ、体内では、潤滑油的な役割を果たすものです。とても大切ではありますが、メインの栄養素というわけではありません。
例えば、カルシウムは1日600mg必要といわれておりますよね。ちなみに、1円玉1枚が約1g(1000mg)です。
つまり、ごくごく僅かな量ですが、潤滑油的な意味で大切な栄養素、ということです。
一方、体をつくるたんぱく質は、1日に体重の約千分の一もの量を摂取する必要があります。つまり、体重のkg(キログラム)からk(キロ)を抜いた数値です(体重60kgの人ならば、1日60g程度)。
人間が生きる上で、まず始めに必要なエネルギー源となるのは、糖質・脂質・たんぱく質の三大栄養素です。この三大栄養素こそ、主要栄養素と呼べるものなのです(一部のミネラル・水分を含む?)。
この三大栄養素の中で、糖質と脂質は、ダイエット中は可能な限りセーブしたいところです。
しかし、筋肉を中心に、体をつくる材料になる、たんぱく質だけは、しっかりと摂取する必要があります。
つまり、単品ダイエットをおこなううえで、一番始めに不足を避けたい栄養素は、たんぱく質ということになります。
そして、前述の単品ダイエットのメニューの中で、もっとも効果的にたんぱく質を摂取できるのが、卵だといえるのです。
それは、カロリーメイトでさえ、ブロック4本入り1箱で、エネルギーが約400kcal、たんぱく質が8g程度ですからね。
たんぱく質を必要量摂取するためには、摂取カロリーが多くなりすぎ、それに伴ってコストがかかりすぎる、という計算になってしまいます。
カロリーメイトは、単品ダイエットの食材としては、不適当かもしれません(補助用にはかなりお勧めできますけど)。
○なぜ卵なのか?(単品ダイエットの食材について3)
一方、卵ダイエットです。
Mサイズの卵1個で、エネルギーが約80kcal、たんぱく質が約6g。
体重60kgの人が、たんぱく質を1日60g摂取したいとすると、卵が10個で、エネルギーが1日約800kcalです。
成人1日の平均必要エネルギー量が、2,000kcal前後ですから(年齢・性別・生活環境などによって変わりますが)、それよりかなり低い摂取エネルギー量になります。
しかし、1日に摂取する栄養素を、たんぱく質のみに絞って考えることには、批判もあるかとは思います。
それでも、卵というのは、単品ダイエットのメニューとしては、かなり栄養のバランスが優れた食材です。
それに、私の場合、サプリメントや野菜類などもメニューに組み込むので、「完全な単品ダイエット」というわけではありません。
1週間程度の短期間を、卵ダイエット(+α)で過ごすという程度であれば、最終的に、単品ダイエットの中では、かなりイイ線いっている食材だと思えるのです。
それに、卵には、他にも色々なメリットが。
まず、カロリー計算がしやすいですね。
Mサイズ1個で約80kcalですので、かけ算ができれば、カロリー計算も簡単にできます。
糖尿病の方々がよく利用する、単位制の計算方式では、1単位が80kcalですので、この場合も計算がしやすいですよね。
それに、私がおこなった卵ダイエットの場合、たんぱく質は必要量摂取できるので、筋肉が落ちにくく、「この点においては」リバウンドもしにくいです。
筋肉量の減少が、ダイエットの大敵であるリバウンドの大きな原因であることは、ダイエッターの常識ですよね。
そして、「物価の優等生」である卵が食材なので、コストが低く済みます。
これもかなり重要な要素です。
ダイエット食品に大金を投資できないような、十代の若者に人気があるダイエット法であるというのも、うなずけるところです。
○デメリットと、肝心の経験談は、また明日……
以上、利点を中心にご紹介しましたが、明日は、卵ダイエットの欠点と、実際に私が試したときの経験談を中心に、ご紹介いたします。
今日の記事だけを読んで、あせって卵ダイエットを始めないでいただければと思います。ダイエットには知的戦略が必要なのですから!←なら、このバカサイトが役に立つかは怪しいよなw
では、また明日!