TURTLE MOON の Web雑記
初潜入! 初回限定版DVDを探して、札幌のアニメショップに迷い込む:08年4月13日
以前、この私が、オタク向けの深夜アニメ『ef - a tale of memories.』に大心酔しているということを、ハイテンションで記事にいたしました(笑)。
■ 初回限定版DVDを探して
もう、いても立ってもいられないのです……。
ニート風味な貧乏人にもかかわらず、『ef - a tale of memories.』の DVD を全巻揃えようと決心した私。
実は それまで、違法アップロードされた動画サイトd(以下略)←コロスw
どうせならば、初回限定版で揃えたい。
というか、それ以外考えられません。
しかし……第3巻だけが、どうしてもみつからない。
Webの通販サイトでも、近所のショップでも、3巻だけ、初回限定版をみつけることができないのです。
私は、札幌の街をうろつき廻りました。
目にはうっすら、涙を浮かべながら……。←必死すぎw
しかし、ヨドバシカメラにもない。ビックカメラにもない。
やはり、あそこへ行くしかないのか……。
「ライトなオタク」を自認する私には、その場所は、行ってはいけない場所であるという認識でした。
もし、その世界に はまってしまうと、取り返しのつかないことになってしまいそうですから……。
■ 自制心が警鐘を打ち鳴らす
私、アニメはそれなりに好きですが、世間体というのも人一倍気にする性格。
そんな私が、アニメの世界にどっぷりはまるということは、世間との決別を意味するのです!←アニメ業界関係者と まともなファンに謝れw
しかし、今度ばかりは、そうもいってられません。
初恋かのような勢いで、胸が苦しくなるほどに惚れ抜いた、『ef - a tale of memories.』のためなのですから。
この私、『ef - a tale of memories.』のためならば、ニート風味だってやめてもかまわない!←ぜひやめて欲しいところだよw
ああ、神様……。
それでも、その世界は あまりにも自分に似合いすぎて、踏み込むのに躊躇してしまいます。
心の片隅に残った、僅かばかりの自制心が、必死に警鐘を鳴らしているのです。
この私が、三十代のいいおっさんでなければ、気合いでいけるのでしょうが……。
周囲に、同好の士がひとりもいないというのも問題です。
いや、そんな仲間いるほうが問題かもしれませんが(笑)。
あそこには、夢のような世界が待っているというのに……。
■ 札幌のアニメショップの総本山「丸大ビル」へ
それでも私は、意を決して、「丸大ビル」へと足を踏み入れました。
丸大ビルは、複数のアニメ関連ショップが入居している、札幌一禍々しい雰囲気を放つ“アニメビル”です。
足を踏み入れると、なんとまぁ(笑)。
おびただしい数の、アニメDVDに雑誌・コミックスの山々……。
それらの品揃えのすさまじさや、フィギュア・シーツなどのグッズ類、ユニセフが発狂しそうな平積み山積み状態の同人誌の存在が、やはり、一般の大型書店とは一線を画しております。
ちょっとちょっと!
なにここ、天国?
なかでも、一番インパクトがあったのが、「コスプレ」のコーナーです。
アニメの世界でみた衣装が、現実に目の前で飾られているのをみると、嫌が応にも、ちょっと異常なテンションになりますね(笑)。
気づくと私は、『涼宮ハルヒの憂鬱』の北高の制服(女子の夏服限定)を着て、ハレハレダンスを踊り狂ってしまいました!←やめてくれw
■ 本場「秋葉原」との違い
実は私、同様のショップは、以前にオタクの本場「秋葉原」で、体験済みではあるのです。
今回、秋葉原と札幌のショップとでは、それほどの違いがあるようには思いませんでした。
あえていえば、札幌のほうが「店内や通路が広い」ということぐらい。
秋葉原の とあるビルでは、あまりの階段や通路の狭さに、本能的に危険を感じたくらいですから(笑)。
全国チェーンのショップであれば、違いはなくて当然なのかもしれませんし、見る人が見れば、きっと いろいろな地域性にも気づくのでしょうけどね。
そういえば、昔 入った秋葉原のアニメショップの一部は、鼻をつまみたくなるほど汗くさかったです(笑)。
その点、札幌のショップは大丈夫でしたね。
まだ肌寒い季節だったからでしょうか?
■ 意外だったアニメショップの客層
それにしても、やはり「客層」というものを、意識せずにはいられませんでした。
男性客ばかりなのかと思っておりましたが、意外なことに女性客も多かったのです。
常人の神経では目も当てられないような、エロ・グロ・ロリ系の同人誌に混じって、耽美な男性カップルが織りなす「やおい系」も、売り場では一大勢力を誇っているようでしたし。
オタクの世界も変わったもんだ(笑)。
外見的には、男女とも様々ですね。
あきらかに「そっち系」の人もいました……。
しかし、どちらかというとおしゃれな「アンチオタク系」風の人も、数多く見受けられました。私のような!←ダウトw
年齢層はというと、私よりも年上とおぼしき人もおりましたが、やはりその中心は、高校生くらいの学生たちですね。
アニメ関係の掲示板やブログのコメント欄などでは、「おいおい……」とみているほうが恥ずかしくなるような、“痛い”発言を強気でしている人の存在を、たびたび目にします。
しかし、若いであろう彼らと、私のような三十代のおっさんとでは、考え方が違っても当然です。
もし、20年前にインターネットが普及していたら、私も大恥をかいたクチでしょうからね……。←いまでも大恥かいてるよw
思えば、「オタク」への認識が、時代と共にかなり変化したと思うのです。
オタクといえば「宅八郎」を思い出すような当時の我々と違い、今の若者たちは、昔ほどオタクに対するイメージは悪くないのかもしれません。
抵抗力がついたというか(笑)。
私が通っていた当時の、文系の すちゃらか大学では、アニメやゲームが好きだなんて、間違っても口にできる雰囲気ではなかったのですが……。
もうちょっと遅く産まれたかったよ!
■ アニオタの世界へようこそ!
とまぁ、そんなワケでして、私の地元・札幌でのアニメショップ初潜入は、あまりの刺激の強さにクラクラしながらの終了とあいなりました。
今回のアニメショップ巡りは、心の片隅では部外者であることを装いつつも、正直、楽しくてテンションが上がりまくりの私でした(笑)。
そのうち、また来るよ!
これが、今回の感想です(笑)。
これで私も、札幌のアニメオタクの仲間入りですね☆
ああ、神様……。←ようこそww
さて次回は、今回私が探し求めた、『ef - a tale of memories.』の初回限定版 DVD 第3巻についてを、記事にいたしたいと思います。
というか、この「初回限定版」という売り方について、少しグチらせてください……。
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