TURTLE MOON の Web雑記
夏の思い出! 彼女のために甲子園初出場を賭けて戦った!……っけ?:08年7月27日
9回裏・2アウト満塁……。
味方の3連続エラーで訪れた大ピンチ。
相手の強力打線を、ここまでノーヒットに抑えてきた、エースピッチャーの私。
私のホームランで奪い取った、虎の子の1点。
これを守り抜けば、我が校の甲子園初出場が決まる。
火照った頬を、つるりと したたり落ちる、冷たい汗。
ふと、アルプススタンドに目をやる。
我が校の偉業達成を見届けるべく集まった全校生徒。
もちろん、今日の授業はすべて中止だ。
にわかづくりのブラスバンド部が、唯一のレパートリーである『ガラスの十代』を、何度も何度も繰り返し演奏している。
そのなかに、両手を合わせて祈るように応援している、彼女の姿をみつけた。
たぶん、その瞳いっぱいに、涙をたたえながら……。
キャッチャーのサインに頷き、足下に目をやる。
汗で湿ったベースボールキャップの鍔が、グラウンドの土だけを残して、視界をさえぎった。
目を閉じると、この試合……いや、私の人生のすべてが、残像となって甦る。
弟が果たせなかった甲子園出場の夢を、この私が叶えてやらなくては。
生前の弟が愛した、たったひとりの女性が、私の彼女だ。
そのふたりの夢が叶おうとしている今、最後になって訪れた、最悪の大ピンチ。
これは、たゆたう運命のいたずらなのか。
いつも屈託のない笑顔で、私をなごませてくれる、明るく活発な女の子。
そんな彼女が、初めてみせている、親鳥に取り残された雛のように不安げな顔。
あの笑顔を守りたいと思った。
私は、もう一度キャッチャーに頷くと、おおきく振りかぶって、渾身のストレートをミットめがけて放った……。
……で、なに?←こっちが聞きたいわw
上の文章は、当然事実ではございません。
この夏の暑さでモーローとなって、夢と うつつの境界線で寝転がりながら記した、アホまるだしな妄想話です。
私にはロクに恋愛経験もないため、微妙に『タッチ』の設定が紛れ込んでしまっているのが憐れですね(笑)。←そもそもオマエに弟なんて存在せんわw
2006年3月公開の「ちょっとニートな私にも、野球少年時代があった!」「危うく大惨事!全力でバットを放り投げた少年野球の思い出!」などの記事で述べたとおり、実際の私は、甲子園を目指すどころか半年で少年野球をドロップアウトしております。
ホント、我ながらロクな人間じゃないよね!←死んでくれw
でも、ぶっちゃけ皆様も、ひそかに頭の中で、このような妄想にふけったことが一度や二度はあるのではないでしょうか?
特に男性だったら、エースで4番の甲子園ヒーローとか、百発百中の決定率を誇るワールドクラスのストライカーとか、世界記録量産の金メダルコレクターとか、巨漢の外人を圧倒する人類最強の格闘家などになった気になって、ひとりニヤニヤしたことがあるかと思います。思いま……す?←不安げw
まぁ私のように、三十代中盤になっても、いまだ毎日このような妄想に取り憑かれている人間は、めったにいないかもしれませんけど☆←おまわりさ〜んw
なので、現在リアルで甲子園やオリンピックなどを目指しているスポーツマンの皆様には、こんな可哀相な私たちの分まで、頑張っていただきたいのです。
応援してるよ!←オマエはごろ寝しながらテレビ観戦かw 楽でいいなww