TURTLE MOON の Web雑記
北のウォール街を偲ぶ……日本銀行旧小樽支店・金融資料館 1of3:09年4月17日
世の中、金だ!←さもしいヤツw
というわけで、今回から全3回にわたって、北海道の小樽市にある「日本銀行旧小樽支店・金融資料館」をご紹介いたします!
明治から大正時代にかけて、道内最大の商業都市として栄えた、北海道小樽市。
当時は、たくさんの銀行や商社が建ち並び、ここ日銀通りから色内大通り周辺は「北のウォール街」と呼ばれるほどの繁栄を築きました。
しかし、それも今は昔。
この日本銀行旧小樽支店も、2002年には札幌支店に統合され、現在は支店としての営業を終了しております。
道内経済の中心が札幌市に移り、北のウォール街などと呼ばれていた時代は、はるか昔のこととなりましたからね……。
なので現在は、金融資料館として、日銀の歴史や業務・金融の仕組みなどが学べる広報施設となっているのです。
“日本銀行旧小樽支店の建物は、赤レンガで有名な東京駅の設計者・辰野金吾や長野宇平治らが設計し、1912(明治45)年7月に完成しました。(パンフレットより引用)”
“外観はルネッサンス様式を取り入れ、屋根には5つのドームを配置。外壁はレンガの表面にモルタルを塗り、石造り風に仕上げているのが特徴です。(パンフレットより引用)”
重厚な外観が、歴史を感じさせますね。
そもそも日銀とは、お金として使われる紙幣を発行し、銀行のための銀行としての役割を……って、皆様ご存じですよね(笑)。
ではそろそろ、内部の様子をご覧に入れましょう……。
「ロビー」
「営業場カウンター」
“旧小樽支店の窓口として使われたカウンターをはじめロビーの周囲には、岐阜県赤坂産大理石が使用されています。(パンフレットより引用)”
“旧小樽支店の窓口として使われたカウンターをはじめロビーの周囲には、岐阜県赤坂産大理石が使用されています。(パンフレットより引用)”
「営業場の天井」
“営業場の床から天井までの高さは約10.5mあります。屋根はレンガの壁から鉄骨を組んで支える構造となっており、柱のない大きな吹き抜けの空間ができました。(パンフレットより引用)”
「展示室エントランス」
ここからは、「歴史展示ゾーン」に入ります。
「日本銀行のあゆみ」
“日本の金融経済の歴史のなかで日本銀行が誕生以来担ってきた役割を、当時の資料をおりまぜながら紹介しています。(パンフレットより引用)”
“日本の金融経済の歴史のなかで日本銀行が誕生以来担ってきた役割を、当時の資料をおりまぜながら紹介しています。(パンフレットより引用)”
ビールが金持ちの飲み物なのがよくわかりますね……。←下戸で助かったなw
「砂金計量器」
金本位制への移行により砂金の買い入れが頻繁に行われるようになりました
金本位制への移行により砂金の買い入れが頻繁に行われるようになりました
「よみがえる“北のウォール街”」
ミニチュアで 北のウォール街 を再現
日本銀行小樽支店のミニチュア
「小樽本金庫」の看板と金庫ダイヤル
右の拍子木で、小樽支店の始業と終業を知らせていました
右の拍子木で、小樽支店の始業と終業を知らせていました
「棟札」
“上棟式が行われた1910(明治43)年11月3日に、屋根裏にかかげられました。(パンフレットより引用)”
“上棟式が行われた1910(明治43)年11月3日に、屋根裏にかかげられました。(パンフレットより引用)”
はい! この「日本銀行旧小樽支店・金融資料館」の記事は、次回以降も続きます。
次回の記事では、「お札ギャラリー」などをご紹介いたします。
赤貧にあえぐ皆様の金運が、グングン上昇してゆくかと思われますので、次回以降も必ずご覧ください!←読者様を貧乏人扱いするサイトも珍しいよw
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