TURTLE MOON の Web雑記
夏の思い出づくり! ひまわりの観察日記2011 その3(8月):2011年8月28日
■ 8月1日「介入」
1列目の全滅を糧に、日々成長を続ける ひまわりたち。
よくみると、私の ひまわりに肥料が与えられていた。
聞くと母が、余っていた肥料を撒いたのだという。
父が管理する「石の輪のゾーン」では、そろそろ花が開きそう。
【母、痺れを切らす】
・種蒔きから2ヶ月が経過した。
・成長が遅い私の ひまわりをみて、母が不憫に思ったようだ。
・それより母は、自分の息子の育成失敗を反省すべきである。
・我が家では、子の親離れと親の子離れの両方に問題があるようだ。
■ 8月3日「開花」
石の輪のゾーンの ひまわりが、美しく花開いた。
【父の管理する ひまわりの真っ当さ】
・石の輪のゾーンの ひまわりは、順調に育っている。
・いっぽう私の ひまわりは、まだ蕾も付けていない。
・この差は、なんだ。
・まぁ肥料の問題なのだが。
■ 8月7日「炎暑」
暑い……。
北海道でも、さすがに暑い日は暑い。
地面もすっかり干からびている。
地面に長い影をつくる、傾いた夏の日差し。
せっかく咲いた花も萎れぎみ。
【苦闘を強いる真夏の太陽】
・こう暑いと、ただでさえ やる気がないのに、より ひまわりの世話が面倒に思えてくる。
・しかし、干からびた地面をみると、さすがに放ってもおけない。
・写真を撮りながら、どうすべきか悩む。
・いいからさっさと水をやれ。
■ 8月9日「発見」
新たな花が開き、一番初めに咲いた ひまわりは枯れ出した。
気づけば、父の「茄子」が実を結んでいた。
そして母も、プランターで ひまわりを育てていた。
【関心および観察力の欠如】
・我が家では、父も母も植物を育てているのだ。
・ただ私は、彼らが育てているものをまったく把握していなかった。
・この周囲への関心のなさが、私の人間性における致命的欠陥である。
■ 8月13日「混濁」
私の ひまわりたちも、ようやく大きくなってきた。
ただ、あきらかに背が低い。
どこかの半笑い系Webサイトの管理人のようだ。
枯れては、また咲き。
石の輪のゾーンの ひまわりは、完全に花期に入った。
昨年同様、今年もまたカメムシの姿が……。
いっそこのまま、茄子の観察日記にしてしまおうか。
母のプランターの ひまわりも、順調に育っている。
【追われつつある主役の座】
・育ちの悪い私の ひまわりよりも、両親の育てているほうが観察しがいがある状態だ。
・もはや、誰の ひまわりの観察日記かわからなくなってきている。
・茄子の観察をメインにしたら、まだいくらか盛り上がるのではないか。
・観察日記うんぬんというよりも、人として軸がぶれている。
■ 8月17日「日常」
しぶとく生き残る、2列目と3列目の ひまわり。
また少し育った。
一番初めに咲いた ひまわりは、すでに種を付けている。
しかしそれ以上に、隣の土地に張られたテントが気になる。
こんな住宅地で、キャンプでもするつもりだろうか……?
プランターの ひまわりが綺麗に咲いている。
やはり、たくさん肥料を与えるとよく育つ。
【凡庸な人間が綴る起伏なき観察日記】
・隣の家族は、育ちの悪い私の ひまわりをみてどう思っているのだろうか。
・とりあえず、似非(えせ)キャンプ場の雰囲気づくりに貢献していたら幸いだ。
・あと、肥料の多少が、ひまわりの成長具合に大きく影響するということがわかった。
・当たり前すぎる結論に我ながら呆れる。
■ 8月24日「被害」
お盆が終わり、かなり過ごしやすくなってきた。
相変わらず、背は伸び悩み葉ばかり広がる我が ひまわり。
いっぽう、石の輪のゾーンは、花が途切れない。
!!!
昨年に続き、またもや鳥に種を喰われた……。
【同じ過ちを ただ繰り返す】
・昨年の二の舞だ。
・母によると、どうやらスズメに喰われたらしい。
・わかっていたのだから、早めに対策をとればよかった。
・こうなったら、スズメを捕まえて焼き鳥にしてやろうか。
・鳴き声を聞きながら、生で喰いちぎるのも面白い。
・たかが ひまわりの種で、猟奇的なことまで考えだす始末。
・ちなみに私は、ニート風味なアラフォーのおっさんだ。
・まさに危険人物。
・おまわりさんこっちです。