TURTLE MOON の Web雑記
シンビフォルミス・月兎耳が仲間に加わった!「多肉植物(カシミアバイオレット・巻絹・火祭り・樹氷・寿・銀箭・その他)」テキトー栽培記(その2|2014年11月):2014年12月23日
その1(2014年10月)に続いて、「多肉植物」のテキトー栽培記をお届けする。
■ 2014年11月1日
栽培2ヶ月目。
ミニプランターでは……
4品種の多肉植物を寄せ植え中。
こちらはベンケイソウ科アエオニウム属の「黒法師」。
順調に育っている。
ベンケイソウ科センぺルビウム属「巻絹」。
徐々に糸が増えている。
ベンケイソウ科クラッスラ属「火祭り」。
やや色が くすんできた。
ベンケイソウ科セデベリア属「樹氷」。
2株とも……
変化はないが元気そう。
こちらは、ミニプランターに移植しきれなかった、巻絹の余り。
2日前、伸びていた1株のランナー(?)が折れたので……
とりえあえず先端を挿し植えした。
ベンケイソウ科アエオニウム属「カシミアバイオレット」。
1週間前の水やり後……
元気に成長している。
ツルボラン科ハオルチア属「寿(レツーサ)」。
ハオルチア属には、僅かな光を内部まで届けるため……
葉の一部を透けさせる品種があり……
その部分を「窓」と呼ぶ。
ハオルチア属の仲間は、成長が遅いため、さほど変化はみられない。
このミニプラ鉢には、夏型の2品種を寄せ植え中。
ベンケイソウ科クラッスラ属「銀箭(ギンセン。もしくは銀揃(ギンゾロエ))」。
僅かに育った。
ベンケイソウ科セダム属「虹の玉」。
ほんの少し育ったようだ。
夏型種なので、そろそろ成長が止まりそう。
●「カシミアバイオレット・黒法師・巻絹・火祭り・樹氷・寿・銀箭・虹の玉」栽培中
○栽培2ヶ月目。
○栽培地は北海道某所(札幌圏)。
○暖かくなるまでは、すべて室内栽培する予定。
○冬間近なので、今後の成長を注意深く見守りたい。
○以下、栽培中の品種について。
○現時点で「カシミアバイオレット・黒法師・巻絹・火祭り・樹氷・寿・銀箭・虹の玉」の8品種を栽培中。
○カシミアバイオレット:ベンケイソウ科アエオニウム属。冬型種(春秋型)。別名「バイオレットクイーン」。日に当てると葉がバイオレットに色づく。日光を好む。微かに臭気を放つ。
○黒法師:ベンケイソウ科アエオニウム属。冬型種(春秋型)。日に当てると黒色が濃くなる。アエオニウム属は、下側の葉が枯れ落ちながら成長し、木立して大型化する品種が多い。夏は休眠する。
○巻絹:ベンケイソウ科センぺルビウム属。春秋型種。ヨーロッパの高山が原産で、とても寒さに強い。葉に白い糸を絡めるのが特徴的。説明書きは属名のみの記載だが、巻絹もしくはその交配種と思われる。
○火祭り:ベンケイソウ科クラッスラ属。春秋型種。燃えるような赤色が美しい。寒さにあてるとより濃く紅葉する。多肉初心者向けで、簡単に殖やせる。
○樹氷:ベンケイソウ科セデベリア属。春秋型種(夏型)。淡い微妙な色合いが魅力的。表面に薄く白い粉を吹く。
○寿:ツルボラン科(旧体系ではユリ科・アロエ科)ハオルチア属。春秋型種。別名「レツーサ」。ハオルチア属の一部の品種は、葉に「窓」と呼ばれる半透明の部分を持つ。それにより耐陰性を高めるが、逆に強い光は苦手。多肉にしては多めの水やりが必要。成長は遅い。
○銀箭(ギンセン):ベンケイソウ科クラッスラ属。夏型種。別名「銀揃(ギンゾロエ)」。産毛状に白い毛を生やす。比較的丈夫。
○虹の玉:ベンケイソウ科セダム属。夏型種。セダム独特の、ぷっくり丸みを帯びた葉が可愛いらしい。寒さにあてると真っ赤に紅葉する。
○以上。
○冬間近のせいか、全体的に成長が遅い。
○それでも、特に冬型種のアエオニウム属2品種は、明確に成長している。
○ちなみに、1週間前の先月25日、初めての水やりを実施した。
○心配だったが、特に枯れたりはしなかった。
○私にとって、初めての多肉植物の栽培なので、少しずつ経験を積み重ねてゆきたい。
○アラフォーになっても、まだ初めての経験を たくさんできるのだな。
○人生これからだな。
○ほんとにそうか?
○これまでの人生に、それなりの積み重ねがある人だけでは。
○……ゲームオーバー。インサートコイン。
■ 11月3日
2日後。
新たに、ツルボラン科ハオルチア属「シンビフォルミス」を購入。
寿に続き、2品種目のハオルチア属だ。
透明感のある黄緑色の葉が……
とても美しい。
葉の先端には……
寿同様「窓」がある。
今後の成長に期待しよう。
もうひとつ、ベンケイソウ科カランコエ属「月兎耳(ツキトジ)」も購入。
多様な姿形を持つ、カランコエ属の1品種だ。
その名のとおり、葉が兎の耳を思わせる。
植物らしからぬ……
繊細な毛が生えている。
触り心地も もふもふで、やはり植物らしくない。
夏型種のため、しばらくは成長しないと思う。
●「シンビフォルミス」と「月兎耳」を追加
○新たに2品種を購入。
○シンビフォルミス:ツルボラン科ハオルチア属。春秋型種。多肉質の葉がロゼット(バラの花状)に生える。葉の先端に「窓」を持つ。透明感のある黄緑色の葉が美しい。変種が多く、画像検索すると様々な姿形の株がみられる。
○月兎耳(ツキトジ):ベンケイソウ科カランコエ属。夏型種。葉が兎の耳を思わせる。葉と茎に繊細な毛が生えている。福兎耳や黒兎耳など、色違いのバリエーションがある。
○土が乾いていたため、どちらにもこの数日後に、軽く水やりした。
○シンビフォルミスは、なかなかに鑑賞価値が高い。
○透明感のある黄緑色の葉が素晴らしい。
○葉色がとても明るいのだ。
○寿同様、ハオルチア属の「窓」があるのもいい。
○ハオルチア属のコレクターがいるというのも頷ける。
○月兎耳も個性的だ。
○まさに兎の耳。
○触り心地もよい。
○ベルベットを思わせる。
○さすがに言いすぎか。
○バニーちゃんの耳を想いながら、ひたすら指先で もふもふしたい。
○優しく小刻みな手つきで。
○鼻の下を伸ばして。
○呼吸を荒くして。
○なにこの人怖い。
■ 11月9日
6日後。
ミニプランターの……
巻絹の1株が……
枯れてしまった。
10株のうち、この1株だけ、なぜだろう。
カシミアバイオレットは……
ヒマワリのように太陽へ顔を向ける。
よく日に当てると……
緑色だった中心部まで色づいた。
下の葉から萎れてきたため、水やりしておいた。
ついでに寿にも水やり。
火祭りも萎れぎみだが、寄せ植えのため他の品種との兼ね合いで、後日に水やりする予定。
■ 11月22日
13日後。
ミニプランターには……
5日前に水やりしている。
黒法師は……
また背が伸びた。
巻絹は……
さらに糸を増やした。
背を伸ばした株も。
枯れた株は復活しそうにない。
火祭りには……
新たな葉が生えてきた。
樹氷も……
いつの間にか……
育ってきていた。
ミニプラ鉢の巻絹にも……
5日前に水やり済み。
やはり糸を増やしている。
ランナーが折れた株は変化なし。
カシミアバイオレットは……
日当たりや……
水やりによって……
激しく変化する。
寿は……
相変わらずの……
美しさ。
シンビフォルミスは……
購入後よりも……
葉が閉じている。
透明感のある……
黄緑色の葉は……
変わらず美しい。
銀箭と虹の玉には……
やはり5日前……
水やりしている。
2品種ともに……
僅かに成長がみられる。
月兎耳は……
中心部に……
やや成長がみられる。
葉は変わらずの もふもふぶり。
大きな変化はないが、元気そう。
●2度目の水やり
○ミニプランターと巻絹・銀箭&虹の玉のミニプラ鉢には、5日前の17日に、2度目の水やりを実施。
○用土がカラカラに乾いていたため、またシューシューいいながら吸水した。
○初回は恐る恐るだったが、今回は多めに与えた。
○順調に育っているので。
○巻絹の1株は枯れたが。
○寒くはなったが、室内栽培ということもあり、まだ春秋型種も成長期と思われる。
○火祭りの葉が皺になり、赤色が失われてきた。
○ただ、新たな葉が生えてきている。
○緑色の葉なので、火祭りらしさは損われるが。
○ハオルチアの2品種は、やはり成長が遅いようだ。
○夏型種の銀箭・虹の玉・月兎耳も、やはり成長が遅い。
○冬型種のアエオニウム属2品種は、成長著しい。
○いろいろ複雑だが、このマニアックさが多肉植物の魅力なのだろう。
○水やりも楽しいし。
○それでは、多肉植物のテキトー栽培記は「その3(2014年12月)」へと続きます。
○また新しい品種を追加購入。
○ハオルチア属の「ツルギダ」だ。
○これでハオルチア属は3品種目となる。
○不思議とコレクションしたくなる属だな。
○って、ここでネタばれしなくていいか。
○そんなこんなで、次回もお楽しみに!
○冬でも栽培を楽しめるなんて、園芸好きにとって多肉植物は、本当に有り難い存在ですね……。
>「多肉植物(黒法師・巻絹・火祭り・シンビフォルミス・月兎耳・その他)」テキトー栽培記(その3|2014年12月)へ続く!
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