TURTLE MOON の Web雑記
ツルギダが仲間に加わった!「多肉植物(黒法師・巻絹・火祭り・シンビフォルミス・月兎耳・その他)」テキトー栽培記(その3|2014年12月):2015年1月25日
その1(2014年10月)・その2(11月)に続いて、「多肉植物」のテキトー栽培記をお届けする。
■ 2014年12月1日
栽培3ヶ月目。
ミニプランターでは……
4品種の多肉植物を寄せ植え中。
こちらはベンケイソウ科アエオニウム属の「黒法師」。
冬型種のせいか……
よく育っている。
背も高くなってきた。
ベンケイソウ科センぺルビウム属「巻絹」。
糸が どんどん増える。
一部の株が……
ひょろひょろ伸びてきた。
日当たりが悪いので、徒長しているのかもしれない。
ベンケイソウ科クラッスラ属「火祭り」。
2株とも……
葉を伸ばした。
ベンケイソウ科セデベリア属「樹氷」。
2株とも……
育ってはいるが……
大きくは変わらない。
こちらは、ミニプランターに移植しきれなかった、巻絹の余り。
やはり糸が凄い。
ベンケイソウ科アエオニウム属「カシミアバイオレット」。
3日前に……
水やりをした。
黒法師と同じアエオニウム属であり、よく育っている。
ツルボラン科ハオルチア属「寿(レツーサ)」。
「窓」と呼ばれる……
葉の透けた部分が特徴的。
あまり育ってはいないようだ。
こちらも同じツルボラン科ハオルチア属の「シンビフォルミス」。
先月、追加購入した。
透明感のある「窓」と……
黄緑色の葉が……
とても美しい。
このハオルチア属の仲間は、総じて成長が遅い。
とはいえ、水は多めに必要らしく、寿とともに3日前に水やりをした。
このミニプラ鉢には、夏型の2品種を寄せ植え中。
ベンケイソウ科クラッスラ属「銀箭(ギンセン。もしくは銀揃(ギンゾロエ))」。
2株とも、着実に成長中。
ベンケイソウ科セダム属「虹の玉」。
気温のせいか日当たりのせいか、なかなか紅葉してくれない。
夏型種のため、どちらも成長期ではない。
ベンケイソウ科カランコエ属「月兎耳(ツキトジ)」。
こちらも先月、追加購入した。
繊細な毛が生えた……
兎の耳のような葉が特徴的。
これも夏型種だが、多少は育っているようだ。
●「カシミアバイオレット・黒法師・巻絹・火祭り・樹氷・寿・シンビフォルミス・銀箭・虹の玉・月兎耳」栽培中
○栽培3ヶ月目。
○栽培地は北海道某所(札幌圏)。
○暖かくなるまでは、室内栽培を続ける予定。
○しばらくは、水やりのタイミングに注意したい。
○以下、栽培中の品種について。
○現時点で「カシミアバイオレット・黒法師・巻絹・火祭り・樹氷・寿・シンビフォルミス・銀箭・虹の玉・月兎耳」の10品種を栽培中。
○カシミアバイオレット:ベンケイソウ科アエオニウム属。冬型種(春秋型とも)。別名「バイオレットクイーン」。日に当てると葉がバイオレットに色づく。日光を好む。微かに臭気を放つ。2014年10月購入。
○黒法師:ベンケイソウ科アエオニウム属。冬型種(春秋型とも)。日に当てると黒色が濃くなる。アエオニウム属には、下側の葉が枯れ落ちながら成長し、木立して大型化する品種が多い。夏は休眠する。2014年10月購入。
○巻絹:ベンケイソウ科センぺルビウム属。春秋型種。ヨーロッパの高山が原産で、とても寒さに強い。葉に白い糸を絡めるのが特徴的。説明書きは属名のみの記載だったが、巻絹もしくはその交配種と思われる。2014年10月購入。
○火祭り:ベンケイソウ科クラッスラ属。春秋型種。燃えるような赤色が美しい。寒さにあてるとより濃く紅葉する。多肉初心者向けで、簡単に殖やせる。2014年10月購入。
○樹氷:ベンケイソウ科セデベリア属。春秋型種(夏型とも)。淡い微妙な色合いが魅力的。表面に薄く白い粉を吹く。2014年10月購入。
○寿:ツルボラン科(旧体系ではユリ科・アロエ科)ハオルチア属。春秋型種。別名「レツーサ」。ハオルチア属の軟葉系の品種には、たいてい葉に「窓」と呼ばれる半透明の部分がある。それにより耐陰性を高めるが、逆に強い光は苦手。多肉にしては多めの水やりが必要。成長は遅い。2014年10月購入。
○シンビフォルミス:ツルボラン科ハオルチア属。春秋型種。多肉質の葉がロゼット状(バラの花状)に生える。葉の先端に「窓」を持つ。透明感のある黄緑色の葉が美しい。変種が多く、様々な姿形がみられる。2014年11月購入。
○銀箭(ギンセン):ベンケイソウ科クラッスラ属。夏型種。別名「銀揃(ギンゾロエ)」。産毛状に白い毛を生やす。比較的丈夫。2014年10月購入。
○虹の玉:ベンケイソウ科セダム属。夏型種。セダム独特の、ぷっくり丸みを帯びた葉が可愛いらしい。寒さにあてると真っ赤に紅葉する。2014年10月購入。
○月兎耳(ツキトジ):ベンケイソウ科カランコエ属。夏型種。葉が兎の耳を思わせる。葉と茎に繊細な毛が生えている。福兎耳や黒兎耳など、色違いのバリエーションがある。2014年11月購入。
○以上。
○先月(11月)2品種を追加購入。
○なので、計10品種にもなった。
○そのため「多肉植物」として、1ページに まとめるのが辛くなってきた。
○今後どうすべきか。
○皆様におかれましては、「しるか!」と突っ込んでいただければ幸いです。
■ 12月2日
翌日。
新たに、ツルボラン科ハオルチア属「ツルギダ」を購入。
寿とシンビフォルミスに続き……
3品種目のハオルチア属だ。
いつものホームセンターで、投げ売りされていたのを引き取ってきた。
葉は幅が狭く……
わずかに「窓」もみられる。
売れ残りだったため、少し枯れかけているが、時間をかけて復活させたい。
●「ツルギダ」を追加購入
○新たに1品種を追加購入。
○ツルギダ:ツルボラン科ハオルチア属。春秋型種。葉は尖ったような形状で、半透明の「窓」を持つ。子吹きで たくさん増える。変種が多く、他にも様々な姿形がみられる。
○さらに品種が増えてしまった。
○さらに品種を増やしてしまった、か。
○これでハオルチア属は3品種目。
○このハオルチア属は、なぜかコレクター心を くすぐるようだ。
○実はこのツルギダ、いつものホームセンターで、投げ売りされていたのを引き取った。
○売れ残り品だったのだ。
○かなり前から、元々500円ほどだったのが、200円に値下げされていた。
○それがさらに、100円にまで下げられていた。
○しかも税込みで。
○完全に処分価格だ。
○なので、これ幸いと引き取った。
○以前から目を付けてはいたので。
○安いため、買おうかどうかと、散々迷っていたのだ。
○枯れ始めていたし。
○だが、復活させる技術や経験がなかったので、諦めていた。
○それでも、多肉植物栽培も3ヶ月目にはいり、多少は自信がついたので、値下げをきっかけに引き取った。
○まるで捨て猫を拾った気分だ。
○ツルギダ「誰も買ってくれないよぅ……」
○ツルギダ「そんなに魅力がないのかなぁ……」
○ツルギダ「日光が当たらないから、だんだん枯れてもきたし……」
○ツルギダ「このまま売れなかったら、どうなっちゃうんだろう……」
○ツルギダ「捨てられちゃうのかなぁ……」
○ツルギダ「……」
○ツルギダ「あの買おうか迷っている、貧乏そうな おっさんでもいいから、買ってくれないかなぁ……」
○私「家の子になるかい?」
○私「貧乏そう、じゃなくて貧乏そのものだけど」
○ツルギダ「なにか嫌な予感が……」
○ってなにこれ。
○つい感情移入してしまった。
○小芝居は以上です。
○無駄すぎ。
■ 12月6日
5日後。
最近の、窓辺の最低温は15℃くらい。
なので寒さ対策として……
透明なプラスチック製のカバー「苗ドーム【角形】」で保護開始。
日光不足でもあるため、アルミシートと写真用の簡易レフ板で、光を反射している。
気休め程度かもしれないが、多少なりとも効果があれば嬉しい。
■ 12月9日
3日後。
ツルギダは……
購入1週間で……
さらに枯れてきた。
今後が心配だ。
■ 12月20日
11日後。
ミニプランターは……
10日前に……
水やりを実施。
黒法師は……
また葉を広げ……
背を伸ばした。
巻絹は……
ひょろひょろ伸びる。
すでに自立困難なほどだ。
糸も盛んに増やす。
不思議。
火祭りからは……
ほぼ赤味が消えた。
樹氷は……
ゆっくりと……
成長中。
ミニプランターは、徐々に賑やかになってきた。
ミニプラ鉢の巻絹にも、10日前に水やりした。
先月 折れた株は、複数のランナー(?)を伸ばし始めた。
折れたランナーは、土に挿してはいたが、枯れつつある。
カシミアバイオレットは……
4日前に水やりを実施。
下の葉を枯らしながら伸びてゆく。
大きめの鉢に植え替えすべきか。
寿は……
相変わらず「窓」が美しい。
目立たないが、ゆっくり伸びてはいるようだ。
シンビフォルミスも……
相変わらず……
透明感があって……
美しい。
やはり、ゆっくりと伸びている。
ツルギダは……
多少持ち直した。
控え目だが「窓」もある。
これらハオルチア属の3品種には、4日前に水やりしている。
銀箭と虹の玉には……
10日前に水やりを実施。
どちらかというと、銀箭のほうが育っている。
月兎耳は……
10日前に水やりした。
中心の新しい葉が……
少しずつ伸びている。
もう真冬だが……
まだ伸びるのだろうか。
冬とはいえ全体的に、成長し続けているようだ。
苗ドームの保温効果だろうか。
●冬期栽培
○多肉植物栽培の基本として「冬も窓辺で日に当てよ」と解説されている。
○だがここ北海道では、窓辺だと氷点下くらいになることもある。
○この部屋では、昼間はストーブ焚かないし。
○寝てるので。
○駄目すぎる。
○暖地の屋外より寒いかもしれないな。
○なので寒さ対策として、透明なプラスチック製カバーの園芸用品「苗ドーム【角形】」で保護中。
○窓からの冷気を、多少は防げると思うので。
○ダイソーなどで、似たような商品を探したが、代用できそうなものは見つからなかった。
○「半透明」の商品はあっても、ここまで透明なものはないのだ。
○これくらい透明度が高いと、さほど日射しを遮らず、使用中でも鑑賞もできる。
○さすが専用品。
○300円ほどで買えたしな。
○ダイソーで探す意味なかった。
○もうすぐ冬至なので、この部屋の窓辺には、頼みの朝日すら射さなくなった。
○ただでさえ日当たりが悪いのに。
○ただでさえ曇りガラス越しなのに。
○それを補うため、アルミシートと写真用の簡易レフ板で、光を反射している。
○涙ぐましい努力である。
○なんとしてでも、このまま無事に越冬させたい。
○それでは、多肉植物のテキトー栽培記は「その4(2015年1月)」へと続きます。
○また新しい品種を追加購入。
○今度は「秋麗」と「紅葉祭り」だ。
○また投げ売りされていたのだ。
○って、ここでネタばれしなくていいか。
○それでは、次回もお楽しみに!
○栽培品種が増えすぎて、収拾がつかなくなりつつあるが……。
>「多肉植物(黒法師・巻絹・ツルギダ・月兎耳・その他)」テキトー栽培記(その4|2015年1月)へ続く!
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