紅葉祭り・秋麗が仲間に加わった!「多肉植物(黒法師・巻絹・ツルギダ・月兎耳・その他)」テキトー栽培記(その4|2015年1月)
その1(2014年10月)・その2(11月)・その3(12月)に続いて、「多肉植物」のテキトー栽培記をお届けする。
2015年1月1日
いきなりですが今回から、サイトデザインをリニューアルしています。
栽培4ヶ月目。
ミニプランターでは、4品種の多肉植物を寄せ植え中。
こちらはベンケイソウ科アエオニウム属の「黒法師」。
かなり背が高くなった。さすが冬型種。
ベンケイソウ科センぺルビウム属「巻絹」。
糸を張るのが特徴的。
徒長したのか、すべての株が倒れてきた。
ベンケイソウ科クラッスラ属「火祭り」。
どんどん巨大化している。
赤味は ほぼ失われた。
ベンケイソウ科セデベリア属「樹氷」。
2株とも……
僅かに育った。
こちらは、ミニプランターに移植しきれなかった、巻絹の余り。
やはり徒長ぎみで、ランナーのようなものも伸ばしている。
ベンケイソウ科アエオニウム属「カシミアバイオレット」。
下の葉から順次枯らして成長中。
ツルボラン科ハオルチア属「寿(レツーサ)」。
さほど変わってみえないが、着実に成長中。
こちらも同じツルボラン科ハオルチア属の「シンビフォルミス」。
これら軟葉系のハオルチアは……
葉に透明な「窓」を持つ。
黄緑の葉が美しい。
先月購入した、ツルボラン科ハオルチア属「ツルギダ」。
これも軟葉系だが、窓は小さい。
売れ残りのため枯れかけていたが、徐々に回復してきた。
このミニプラ鉢では、夏型の2品種を寄せ植え中。
ベンケイソウ科クラッスラ属「銀箭(ギンセン。もしくは銀揃(ギンゾロエ))」。
ベンケイソウ科セダム属「虹の玉」。
夏型種のため、あまり成長していない。
ベンケイソウ科カランコエ属「月兎耳(ツキトジ)」。
これも夏型種だが……
中心部をみると、よく伸びているのがわかる。
植物らしからぬ、繊細な手触りの葉が特徴的。
真冬のため、常時「苗ドーム」で保温中。
「カシミアバイオレット・黒法師・巻絹・火祭り・樹氷・寿・シンビフォルミス・ツルギダ・銀箭・虹の玉・月兎耳」栽培中
栽培4ヶ月目。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
真冬につき室内栽培中。
現在「カシミアバイオレット・黒法師・巻絹・火祭り・樹氷・寿・シンビフォルミス・ツルギダ・銀箭・虹の玉・月兎耳」の全11品種を栽培中。
カシミアバイオレット:ベンケイソウ科アエオニウム属。冬型種(春秋型とも)。別名「バイオレットクイーン」。日に当てると葉がバイオレットに色づく。日光を好む。微かに臭気を放つ。2014年10月購入。
黒法師:ベンケイソウ科アエオニウム属。冬型種(春秋型とも)。日に当てると黒色が濃くなる。アエオニウム属は、下側の葉が枯れ落ちながら成長し、木立して大型化する品種が多い。夏は休眠する。2014年10月購入。
巻絹:ベンケイソウ科センぺルビウム属。春秋型種。ヨーロッパの高山が原産で、とても寒さに強い。葉に白い糸を絡めるのが特徴的。説明書きは属名のみの記載だったが、巻絹もしくはその交配種と思われる。2014年10月購入。
火祭り:ベンケイソウ科クラッスラ属。春秋型種。燃えるような赤色が美しい。寒さにあてるとより濃く紅葉する。多肉初心者向けで、簡単に殖やせる。2014年10月購入。
樹氷:ベンケイソウ科セデベリア属。春秋型種(夏型とも)。淡い微妙な色合いが魅力的。表面に薄く白い粉を吹く。2014年10月購入。
寿:ツルボラン科(旧体系ではユリ科・アロエ科)ハオルチア属。春秋型種。別名「レツーサ」。ハオルチア属の軟葉系の品種には、たいてい葉に「窓」と呼ばれる半透明の部分がある。そこから日光を取り込み耐陰性を高めるが、逆に強い光は苦手。多肉にしては多めの水やりが必要。成長は遅い。2014年10月購入。
シンビフォルミス:ツルボラン科ハオルチア属。春秋型種。多肉質の葉がロゼット状(バラの花状)に広がる。葉の先端に「窓」を持つ。透明感のある黄緑色の葉が美しい。変種が多く、様々な姿形がみられる。2014年11月購入。
ツルギダ:ツルボラン科ハオルチア属。春秋型種。葉は尖ったような形状で、半透明の「窓」を持つ。子吹きで たくさん増える。変種が多く、他にも様々な姿形がみられる。2014年12月購入。
銀箭(ギンセン):ベンケイソウ科クラッスラ属。夏型種。別名「銀揃(ギンゾロエ)」。産毛状に白い毛を生やす。比較的丈夫。2014年10月購入。
虹の玉:ベンケイソウ科セダム属。夏型種。セダム独特の、ぷっくり丸みを帯びた葉が可愛いらしい。寒さにあてると真っ赤に紅葉する。2014年10月購入。
月兎耳(ツキトジ):ベンケイソウ科カランコエ属。夏型種。葉が兎の耳を思わせる。葉と茎に繊細な毛が生えている。福兎耳や黒兎耳など、色違いのバリエーションがある。2014年11月購入。
カシミアバイオレットのみ、萎れているので水やりした。
他は様子見。
冬なので、できるだけ控えめにしたい。
多肉植物は、水のやりすぎて枯らすことが多いらしいので。
あとサイトのリニューアルにより、写真が大きくなった。
多くの場合、実寸よりも大きく写る。
そのため迫力や臨場感が増したと思う。
より充実した記事を、これからもお楽しみに!
まぁ表示は遅くなったが。
いいのかこれで。
1月24日
23日後。
ミニプランターが……
溢れてきた。
黒法師は……
さらに背が伸びた。
周囲の巻絹は……
伸びまくり。
これが徒長なのか、花茎として伸びているのか、よくわからない。
火祭りは……
完全に紅葉から新緑に。
樹氷は……
ひっそりと……
成長中。
ミニプラ鉢の巻絹も伸びた。
カシミアバイオレットは、さらに葉を広げた。
寿は……
やはり着実に成長中。
シンビフォルミスも……
そこそこ育った。
ツルギダも……
僅かに育った。
銀箭と虹の玉は……
さほど変化なし。
月兎耳は……
夏型種にしては……
よく伸びる。
冬の水やり
9日前の1月15日、すべてに水やりを実施。
カシミアバイオレットやハオルチアたちを除けば、約ひと月ぶりの水やりだ。
土が乾ききっていたので、水を吸ってシューシュー鳴った。
冬ということもあり、極力水は控えている。
だが室内は窓辺でも、10℃を下回らない。
今年は、まだ群を抜いて寒い日はない。
ありがたい。
このまま冬越しを成功させたい。
そう上手くゆくだろうか。
不安だ。
訳もなく不安だ。
1月26日
2日後。
新たに、黒法師を1株 買い増し。
こちらは4輪の花(正確には葉)が付いている。
園芸メーカーが摘心し……
人為的に枝分かれさせたようだ。
ツルギダ同様、投げ売りされていた売れ残りを購入した。
根が露出していたので……
土寄せがてら追土。
こちらはベンケイソウ科クラッスラ属「紅葉祭り(モミジマツリ)」。
やはり投げ売りされていた売れ残りを購入。
徒長しているようで、自立が困難な様子。
もうひとつ、ベンケイソウ科グラプトペタルム属「秋麗(シュウレイ)」。
これも売れ残りを買い取った。
それにしては2株とも、やけに小さい。
育った株を仕立て直したのだろうか。
黒法師・紅葉祭り・秋麗を追加購入
いつものホームセンターで、売れ残りが投げ売りされていた。
日が当たらない環境なので、どれも萎れたり徒長したりしていた。
価格は5〜8割引きくらい。
なので、半分救出する気持ちで購入。
ちなみに、耐陰性の高いハオルチア属は、投げ売りされていなかった。
欲しいのに。
黒法師は、最初に買った株より大型だ。
摘心することで脇芽を生やし、人為的に複数の花(正確には葉)を仕立てたのだと思われる。
見事な見映えだったが、他より高い価格設定だったせいか、ずっと売れ残っていた株だ。
いよいよ萎れてきたので、ついに投げ売り対象となったようだ。
「紅葉祭り」は徒長して、投げ売りとなったようだ。
紅葉祭(モミジマツリ):ベンケイソウ科クラッスラ属。春秋型種。その名のとおり、秋には派手に紅葉する。だが真っ赤に紅葉する株は少ないとの情報もあり。火祭りと赤鬼城の交配種。栽培方法も火祭りに準じる。
「秋麗」は貧弱だが、仕立て直したのかもしれない。
秋麗(シュウレイ):ベンケイソウ科グラプトペタルム属。春秋型種。紅葉する ぷっくりとした葉が魅力的。よく伸びるが小さく仕立てたほうが可愛いらしい。朧月と乙女心の交配(交雑)種らしい。日光にも湿気にも強い。
これで栽培13品種に到達。
とても把握しきれない。
園芸シーズンには、普通の花や野菜など、他にもいろいろ育てるのに。
記事の写真が増えすぎる。
どこかのタイミングで、分割することを提案したい。
自分自身に。
それでは、多肉植物のテキトー栽培記は「その5(2015年2月)」へと続きます。
性懲りもなく、また新しい品種を追加購入。
いよいよ収拾つかなくなってきた。
たくさんの多肉植物に翻弄される、幸せな我が栽培記を、ぜひご覧ください。
どのタイミングで投げ出すか必見です!