厳寒期を耐え忍ぶ!「食虫植物(ハエトリソウのみ)」テキトー栽培記(その28|2016年1月〜2月)
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2016年1月4日
食虫栽培20ヶ月目。
2016年1月〜2月分の「ハエトリソウのみ」の栽培記。
その他4属(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)の2016年1月〜2月分は、「その27」をご覧あれ。
ミニプランターで「ハエトリソウ(蠅取草・ハエトリグサ・ハエジゴク・ディオネア)」を栽培中。
置き場所は、寒さを凌げる2階の空き部屋。
引き続き「腰水」に浸し管理している。
左に園芸会社「カクタス長田」のハエトリソウ2株・中央から右に「大彰園」多数・右下には会社不明の「ハエトリザウルス」1株を植え付けてある。
左上は「カクタス長田1」の株。
変化なく元気そう。
古い捕虫葉は この赤さ。
「カクタス長田2」は、大彰園の葉の下で、健気に生存。
「大彰園1」も……
変化はないが元気。
大量に吹いた子株が目立つ。
「大彰園2」も……
同様の状態。
植え替えを検討すべきか。
大彰園の株の捕虫葉は、なかなか真っ赤に色づかない。
ここまでの4株は、昨年(2015年)1本ずつ花茎を伸ばし、7月に白い花を咲かせ、9月に種を収穫済み。
「大彰園3」も、特に枯れてはいない。
その下や右には、6株前後の子株たち。
これらは、一昨年から親株(大彰園1・2)が吹いていた子株を、昨年7月に株分けしたもの。
小さいので心配したが……
寒さのなか元気そう。
右下は、2015年6月追加購入の「ハエトリザウルス」。
やはり変化なし。
子株も元気。
こちらは自室にて実生栽培中のミニプラ鉢。
一昨年、大彰園の株から収穫した種を蒔いた。
発芽後、一度すべて枯れたが、昨年5月に再発芽。
左の「ミニプラ鉢1」は……
寒いが無事に生きている。
まだまだ小さいが、ハエトリソウらしさがみてとれる。
周辺の苔には、黴が生えてきていた。
だが寒さのせいか、衰えつつあるようだ。
右の「ミニプラ鉢2」も……
寒さのなか元気そう。
我が家のハエトリソウたちは、厳しい北海道の冬を、健気に耐えているようだ。
越冬シーズンの「食虫植物(ハエトリソウのみ)」栽培
食虫栽培20ヶ月目。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
以下、現状まとめ。
現在、5属の「食虫植物」を栽培中。
このページは、2016年1月〜2月の「ハエトリソウのみ」の栽培記。
その他4属(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)の2016年1月〜2月分は、「その27」にて公開済み。
ミニプランターでは、園芸会社 違いのハエトリソウを、プチ寄せ植え中。
左に園芸会社「カクタス長田」のハエトリソウ・中央から右に「大彰園」・右下には会社不明の「ハエトリザウルス」を植え付けてある。
現在は、2階の空き部屋にて「腰水(こしみず。鉢の下部を水に浸す管理方法)」で管理中。
向かって左側は「カクタス長田」の2株。
栽培開始は2014年6月。
それぞれ「カクタス長田1」「カクタス長田2」と呼称する。
どちらも昨年(2015年)初めて花茎を伸ばし、7月に花を咲かせ、9月に種を収穫済み。
真冬を迎え、成長は止まったが、まだまだ元気。
中央から右側には「大彰園」の株が多数。
栽培開始は2014年6月。
親株を「大彰園1」「大彰園2」・株分かれしたらしい大きめの子株を「大彰園3」とした。
その他、株分けした子株が6株前後。
「大彰園1」と「大彰園2」は、昨年7月に花を咲かせ、9月には種を収穫済み。
「大彰園1」のみ、一昨年にも花を咲かせた。
秋以降、たくさんの子株を吹いている。
やはり育っていないが、枯れる様子はない。
右下は、2015年6月追加購入の「ハエトリザウルス」。
園芸会社が不明なので、付属カードに記載の商品名で呼称。
小さめの株で、カクタス長田とも大彰園の株とも、姿形が微妙に異なる。
寒さのなか、やはり現状を維持。
最後は、実生栽培中のミニプラ鉢。
2つのミニプラ鉢に、「大彰園1」から収穫した種を蒔き、「実生(種から育てる、また育った植物)」で栽培中。
一昨年10月に種蒔きし、発芽後一度すべて枯れたが、昨年5月に再発芽した。
ある程度育つまでは、自室窓辺で腰水管理を続ける予定。
「ミニプラ鉢1」には4苗前後・「ミニプラ鉢2」には2,3苗が育っている。
苔に埋もれているので、正確な数は不明。
このような実生を成株まで育て上げるには、3〜5年はかかるというので、気長に育ててゆきたい。
矮小な苗なので心配したが、いまのところ寒さに耐えているようだ。
まとめは以上。
いよいよ冬本番。
いまのところは、順調に越冬できている。
だが、これからもっと寒くなる。
ハエトリソウたちは、この北海道の厳寒期を、無事 乗りこえることができるだろうか。
まぁ親株に関しては、昨年の経験上、さほど問題ないとは思う。
問題は、たくさんの子株と実生だ。
寒さに耐える体力はあるか。
やはりある程度 育っていないと、耐寒性は低いだろう。
つまり、この私が太るのは、北海道の寒さのせいだ。
越冬のため、本能的に太ってしまうのだ。
なのでいくらダイエットしても、徐々にリバウンドしてしまうのだ。
これも北海道の寒さのせいだ。
私のせいじゃない。
畜生。
あっ、今回も2ヶ月分を、まとめてお届けいたしまーす。
2月1日
28日後。
いまが厳寒期。
この空き部屋は、最低で5℃くらいまで下がる。
なので寒さ対策として、(株)グリーンライフの折りたたみ式ビニール簡易温室(フレーム)「ポップアップ温室」で保護中。
無加温なので、ビニールで囲っていても、内部の温度は上がらない。
それでも、窓を開けたときなどの風や温度変化を、多少和らげる効果はある。
そのおかげか、ミニプランターのハエトリソウたちは、ほぼ現状を維持。
色艶もよく元気そう。
こちらは自室窓辺の実生苗。
「ミニプラ鉢1」は、また黴に侵食された。
「ミニプラ鉢2」は、変わらず元気。
役立つか不明な捕虫葉を、健気に開いている。
2月21日
20日後。
厳寒期は ひと段落。
空き部屋の最低室温も、2,3℃は上昇している。
ハエトリソウたちは、寒い盛りを乗りこえたようだ。
「カクタス長田1」は、引き続き変化なし。
棘まで真っ赤な捕虫葉。
「カクタス長田2」は、隠れたままだが元気そう。
「大彰園1」も変化なし。
「大彰園2」も同様。
子株で溢れかえっている。
大きな捕虫葉も、枯れずに生き残った。
「大彰園3」も変わらず。
心配だった子株たちも、立派に越冬できている。
「ハエトリザウルス」も、伸びず萎れず現状を維持。
相変わらず小さすぎ、枯れた葉は ずっとそのまま。
実生の「ミニプラ鉢1」では……
黴を慎重に除去。
苗は なんとか無事のよう。
できれば苔も摘みたいが、苗を傷めるので深追いできず。
「ミニプラ鉢2」は……
変化なく元気。
置き場所である自室窓辺は現在、最低で8,9℃ほど。
ハエトリソウなら、これくらい楽に耐える。
この1月〜2月で、耐寒性の高さを再認識できた。
越冬シーズンほぼ終了
この1月〜2月は、試練の厳寒期。
我が家のハエトリソウたちは、ここしばらく変化なし。
それでも、真冬のわりに元気そうだ。
昨冬は、ミニプランターは腰水に浸さなかった。
だが今冬は、腰水を継続している。
特に問題なさそうなので。
室内なので、さすがに零下まではいかないし。
あと今冬は「ポップアップ温室(フレーム)」の導入が、効果的だったはず。
空き部屋のミニプランターが、寒風に曝されるのを防いでくれた。
たとえビニールで囲っても、無加温なので内部温度は上がらないはず。
それでも、窓を開けたときなどの風や温度変化を、多少 和らげる効果がある。
よく両親が、除雪や換気の目的で、窓を開けっ放しにするし。
植物たちへの影響も、少しは考えて欲しいのに。
ここでいってもしゃあないが。
3月が近づき、すでに寒さは和らいだ。
心配だった子株や実生苗も、なんとか枯らさず維持できた。
どうやら今年も、無事越冬できたといえそうだ。
まだ気が早いが。
我が北海道は、まだまだ冬なので。
残雪たっぷりだし。
4月まで雪が降るし。
だが今冬は、かなり過ごしやすかった。
久々にマシな冬だったな。
昨年は3月辺りから、成長を再開した。
なので今後に期待。
それでは、食虫植物のテキトー栽培記は「その29(2016年3月)」へと続きます。
次回は「モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ」の栽培記。
このページの続きとなる、ハエトリソウのみの栽培記は「その30(2016年3月)」になります。
春を控えて、我が食虫植物栽培は、大いに盛り上がってゆきます。
まだ気が早いか。
大いに盛り上げてゆきます。
私の文章力で。
イェーイ芽がでたぞ!
ひゃっほぅ!
そんな栽培記、嫌すぎる。
このままでも嫌なのに。