ピンギキュラ・ウトリクラリア・その他を購入!「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記(その15|2015年6月)

その1(2014年6月)その2(7月)その3(8月前半)その4(8月後半)その5(9月上旬)その6(9月中旬下旬)その7(10月前半)その8(10月後半)その9(11月)その10(12月)その11(総集編2014)その12(2015年1月〜2月)その13(3月〜4月)その14(5月)に続いて、「食虫植物」のテキトー栽培記をお届けする。

2015年6月1日

食虫栽培13ヶ月目。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

ミニプランターでは……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

2株の「ハエトリソウ(蠅取草・ハエトリグサ・ハエジゴク・ディオネア)」を栽培中。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

暑くなるまでは、このまま2階の空き部屋に置く予定。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

左が園芸会社「カクタス長田」のハエトリソウ。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

初夏を迎え……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

新緑の風情。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

よくみると2株、生えていることに気づいた。

枯れた捕虫葉(正式名称不明)を引っこ抜いたら、根元が別れていたのだ。

元々2株だったのか、株分かれしたかは不明。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

右が「大彰園」のハエトリソウ。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

この様子だと、こちらも複数の株だと思われる。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

立ち上がった捕虫葉に紛れ……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

複数の花茎が伸びていた。

よくみると「カクタス長田」の株にも、花茎が伸びている。

今年は多くの花がみられそうだ。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

こちらも新緑の風情。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

ずっと前に「分裂(株分かれ)」した、小さな捕虫葉も急成長。

成株の姿に近づいた。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

こちらは、昨年収穫した種を蒔いたミニプラ鉢。

昨年10月に種を蒔き、発芽後一度すべて枯れたが、先月 再発芽した。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

片方のミニプラ鉢には……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

この3苗と……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

これの計4苗。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

もう片方には……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

この2苗と……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

これの計3苗が芽吹いている。

まだまだ小さいが、ちゃんと捕虫葉も確認できる。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

5号プラ鉢では「モウセンゴケ(毛氈苔・ドロセラ)」を栽培中。

ハエトリソウとともに、2階の空き部屋に置いている。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

もっさり茂った……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

捕虫毛(正式名称不明)。

こちらも新緑の風情だ。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

新たな捕虫毛が続々伸びる。

この様子だと、モウセンゴケも株分かれしていそうだ。

シーズン本番「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ)」栽培

食虫栽培13ヶ月目。

栽培地は北海道某所(札幌圏)。

引き続き、2階の空き部屋で栽培中。

以下、現状まとめ。

現在、2種類の「食虫植物」を栽培中。

まずはミニプランターの「ハエトリソウ(蠅取草・ハエトリグサ・ハエジゴク・ディオネア)」。

園芸会社 違いの株を、プチ寄せ植え中。

向かって左側が「カクタス長田」で、右側が「大彰園」の株。

気づいたら、どちらも株分かれしており、数株が密集して生えていた。

どちらも花茎が立っており、花を咲かせてくれそうだ。

「カクタス長田」の株は昨年、花が咲かなかったので、これが初となる。

ミニプラ鉢では、昨年収穫した種を「実生(種から育てる、また育った植物)」栽培中。

昨年10月に、「大彰園」の株 由来の種を、2つのミニプラ鉢に蒔いていた。

それぞれの鉢で、1つずつ発芽したが、翌2月に消失。

だが4月には、残っていた種により発芽を再開。

現在は、片方のミニプラ鉢に4苗・もう片方に3苗が芽吹いている。

このハエトリソウのパックンチョを、ここでは「捕虫葉」と呼称する。

5号サイズのプラ鉢(背は低め)には「モウセンゴケ(毛氈苔・ドロセラ)」。

園芸会社は「カクタス長田」。

栽培開始から1年で、もっさり茂った。

きっと株分かれしているだろう。

昨年の栽培で収穫した破片を、ハエトリソウのミニプラ鉢に蒔いたが、やはり種ではなかったらしい。

このモウセンゴケのモシャモシャを、ここでは「捕虫毛」と呼称する。

ハエトリソウもモウセンゴケも、現在は「腰水(こしみず。鉢の下部を水に浸す管理方法)」で栽培中。

同じ型の5号プラ鉢で、「ウツボカズラ(靫蔓・靫葛・ネペンテス)」も栽培していた。

だが寒くなるにつれ、徐々に調子を落としてゆき、2月には完全に枯れた。

以上。

ハエトリソウが、たくさん株分かれしているのに気づいた。

ちゃんと観察していたら、もっと早くに気づいたはずだ。

相変わらず間が抜けている。

早めに植え替えしたほうがいいかもしれない。

大きめの鉢やプランターで育てたほうが、大きく育つというし。

そのへんは食虫植物も、普通の植物と同じだな。

恐らくモウセンゴケも株分かれしている。

そもそも、元々複数だったのかもしれないが、よくわからない。

購入直後の植え替え時、用土まるごと移植したので、根をみていないのだ。

どちらにしろ、早めの植え替えを検討したい。

適期ではないが。

だが、別にいつでもいいらしい。

どうせ「テキトー栽培」だし。

そのほうが案外、皆様のお役に立てるかも。

立派な栽培記は、他でいくらでも読めるはず。

この駄目な栽培記も、それなりに存在価値がある。

と信じている。

どうせ皆様も、駄目な栽培人なんでしょう?

毎日世話しろとかいわれても、つい忘れてしまうのでしょう?

腰水を腐らせ枯れ葉は放置、用土は劣化し病気も見て見ぬふりでしょう?

読者様を おちょくるサイトも珍しい。

6月4日

3日後。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

近所のホームセンターにて……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

新たなハエトリソウを追加購入。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

商品名は「ハエトリザウルス」。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

もちろん、普通のハエトリソウだ(ハエトリソウ属は1属1種)。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

小さめの株だが、すでに捕虫葉が色づき始めている。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

付属のカード。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

困ったことに、園芸会社名が記載されていない。

ネットで調べたら、多少情報はあったが、確証がない。

ひとまず当サイトでは「ハエトリザウルス」と呼称しよう。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

同時に……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

「ムシトリスミレ(虫取りスミレ・ピンギキュラ)」を新規購入。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

商品名は「あっ!用心棒」。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

“悪い虫から貴方を守ってくれる”のだとか(笑)。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

初栽培なので楽しみだ。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

ねばねばした葉が特徴的。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

すでに小虫を捕獲していた。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

粘液も確認できる。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

恐らく「ハエトリザウルス」と同じ園芸会社だが、このカードのフォーマットやミニプラ鉢が違うので、断言はできない。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

“メキシコの雲霧帯に分布”とあるので、メキシコ産のピンギキュラ(ムシトリスミレの学名)だ。

あと“ピングイキュラ属”とあるが、ネット上では「ピンギキュラ」との記載が多いので、そちらを採用したい。

ハエトリザウルス・ムシトリスミレ購入

食虫植物シーズンを迎え、近所のホームセンター(ビバホーム)では、新苗が入荷し始めた。

今回は、2種類を購入。

まずは追加購入したハエトリソウについて。

小さめの株で、購入時の「カクタス長田」とも「大彰園」の株とも、姿形が微妙に異なる。

だがそもそも、ハエトリソウ属は1属1種だ。

商品名は「ハエトリザウルス」。

困ったことに、園芸会社名が記載されていない。

ネットで調べたら、多少情報はあったが、確証がない。

ひとまず当サイトでは「ハエトリザウルス」と呼称する。

もう1種類は、新規購入した「ムシトリスミレ(虫取りスミレ・ピンギキュラ)」。

初栽培なので楽しみだ。

商品名は「あっ!用心棒」。

他にも付属のカードには、いろいろ気になる記載が目に付く。

“キッチン・お部屋に”とあるが、実用になるほど捕虫能力があるとは思えない(食虫植物は おしなべてそう)。

“彼女、彼氏の用心棒に”ともあるが、それなら役に立ちそうだ。

立つのかよ。

不審者に投げつけたりして。

なんというか、茶目っ気のある園芸会社なのだな。

恐らく「ハエトリザウルス」と同じ園芸会社だが、付属カードのフォーマットやミニプラ鉢が異なるので、断言はできない。

“メキシコの雲霧帯に分布”とあるので、メキシコ産のピンギキュラ(ムシトリスミレの学名)だ。

ムシトリスミレは、「メキシカン・ピンギキュラ」「ヨーロピアン・ピンギキュラ」「アメリカン・ピンギキュラ」など3つか4つのグループに分けられ、それぞれ生態や栽培方法が異なるという。

今回購入したのは、そのなかの「メキシカン・ピンギキュラ」であると。

ちなみに、用土は乾かしぎみにしつつ空中湿度を高めに保つのが、メキシカン・ピンギキュラ栽培のコツらしい。

あと“ピングイキュラ属”と表記されているが、ネット上では「ピンギキュラ」との記載が多いので、当サイトでも そちらを採用する。

いろいろ記したが、今後の栽培に期待したい。

この栽培記も、さらに盛り上がることだろう!

6月12日

8日後。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

4日とは別のホームセンターで、また2種類を購入。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

まずは追加購入したモウセンゴケ。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

園芸会社は「カクタス長田」。

ハエトリソウのミニプランター左の株や、すでに枯れたウツボカズラと、同じ園芸会社だ。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

捕虫毛の形状から「サスマタモウセンゴケ」だと思われる。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

しかも、全体が赤い「深紅」だ。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

付属のカードにも「深紅」の文字が追加されている。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

栽培方法は、普通のモウセンゴケと変わらないようだ。

ちなみに店頭では、サスマタモウセンゴケが この1ポットだけ「混じり」で置いてあった。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

こちらは新規購入した「サラセニア(瓶子草)」。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

同じく園芸会社は「カクタス長田」。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

サラセニアは、葉のバリエーションが多彩で……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

野生・交雑・交配種を含め……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

非常に多くの品種が存在する。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

今回は、比較的 赤い模様が目立ち……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

捕虫葉が太くて寝ている株を選んだ。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

他にも、濃い緑色で捕虫葉が立ち上がる株が売られていた。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

場合によっては、そちらも追加購入するかもしれない。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

捕虫葉の内側には、落下した虫の脱出を防ぐ「逆毛」が生えている。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

底には消化液が。

ウツボカズラと同じ「落とし穴方式」の罠だ。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

前から思っていたが、この「カクタス長田」の絵が味わい深い。

ウルトラマンのオープニングの影絵を思わせる(笑)。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

とにかく“シッカリと”日に当てる必要があるようだ。

北海道の日当たりの悪い我が家で、ちゃんと育てられるだろうか。

サスマタモウセンゴケ(深紅)・サラセニア購入

4日とは別のホームセンター(ホーマック)で、また2種類を購入。

まずは追加購入したモウセンゴケ。

園芸会社は「カクタス長田」。

捕虫毛の形状から「サスマタモウセンゴケ」だと思われる。

断定はできないが、普通のモウセンゴケと区別するために確定としたい。

しかも、全体が赤い「深紅」だ。

付属のカードにも「深紅」の文字が追加されている。

なので「サスマタモウセンゴケ(深紅)」だ。

栽培方法は、普通のモウセンゴケと変わらないようだ。

ちなみにサスマタモウセンゴケは、店頭にこの1ポットだけ置いてあった。

恐らく熱帯魚などでいう「混じり」のようだ。

アカミミガメの幼体(ミドリガメ)のなかに「コンキンナヌマガメ」が混じりで売られていて、無頓着な店主が同じ値段で売ってしまうパターン。

熱帯魚ならコリドラスに混じりが多い。

脱線した。

もう1種類は、新規購入した「サラセニア(瓶子草)」。

ムシトリスミレ同様、初栽培なので楽しみだ。

園芸会社は「カクタス長田」。

サラセニアは、葉のバリエーションが多彩で、野生・交雑・交配種を含め、非常に多くの品種が存在する。

今回は、比較的 赤い模様が目立ち、捕虫葉が太くて寝ている株を選んだ。

栽培には、たくさん日に当てる必要があるため、それが心配だ。

北海道の日当たりの悪い我が家で、ちゃんと育てられるだろうか。

ウツボカズラの二の舞にならなければいいが。

「落とし穴方式」の罠など生態的にも、ウツボカズラに似ているし。

まぁ始めは様子見だろう。

さぁ、これで4種類(追加2・新規2)も増えた。

この栽培記も、大いに盛り上がってきた。

私的には、だが。

やたらと長くなっていますがこの勢いで、引き続きご覧ください!

6月21日

9日後。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

ミニプランターのハエトリソウは……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

数日前より、昼は屋外か玄関フード内・肌寒い夜は玄関内に置いている。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

「カクタス長田」の株は……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

株分かれした2株それぞれ……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

ひょろりと花茎を伸ばした。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

どちらの株にも……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

花茎は1本ずつ。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

「大彰園」の株は……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

捕虫葉は伸びたが……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

倒れてきている。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

そのぶん、2本の花茎が急伸。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

「大彰園」の花茎は、とても太くて花芽も大きい。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

この様子だと、たくさん株分かれしていそう。

あと日に当てすぎて、全体的に葉焼けしてしまった。

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追加購入したハエトリザウルスも……

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徐々に成長中。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

現在はミニプランターとともに、昼は屋外か玄関フード内・肌寒い夜は玄関内に置いている。

腰水栽培も開始した。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

実生育成用のミニプラ鉢は、引き続き室内栽培中。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

どちらのミニプラ鉢も……

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多少育った。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

この1苗だけ、弱ってきているので心配。

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モウセンゴケは……

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前にも増しても じゃもじゃ。

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モウセンゴケも、昼は屋外か玄関フード内・肌寒い夜は玄関内。

急激に日当たりがよくなり、やはり葉焼けを起こしている。

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サスマタモウセンゴケ(深紅)も、同環境で腰水栽培中。

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捕虫毛が、元気に広がった。

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葉色が濃いため、葉焼けしたかは不明。

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新たな捕虫毛(追記:写真は花茎)が、続々伸びている。

どうやら調子はよさそうだ。

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ムシトリスミレは……

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葉が増えてきた。

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直射日光を避けるべく室内栽培中。

現在は霧吹きで、ごく軽く湿らせている。

腰水にはせず、水やりもあまりしていない。

用土は乾かしぎみがよく、葉に水をかけるのもNGらしいので。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

サラセニアは……

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ハエトリソウやモウセンゴケ同様、昼は屋外か玄関フード内・肌寒い夜は玄関内。

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日に当てたせいか……

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より赤味が増した。

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巨大化してきた……

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捕虫葉たち。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

これも深紅になりつつある。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

新たな捕虫葉も伸びてきた。

いまの環境が合っているのだろう。

6月28日

1週間後。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

先日、特集記事としてご紹介した「花フェスタ2015札幌」にて……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

「ミミカキグサ(耳搔草・ウトリクラリア)」を新規購入。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

近所のホームセンターでは売られておらず……

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

大喜びで購入した。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

雑草のような葉が特徴的。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

小さな葉が、苔から にょきにょき伸びている。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

中央が、丘状に盛り上がっている。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

この根に付いている捕虫嚢(正式名称不明)が、プランクトンなどの微生物を吸い込んで捕食するらしい。

なので通常、捕虫している様をみることはできない。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

詳しくは、ミミカキグサの「ロンギフォリア(ウトリクラリア・ロンギフォリア)」という品種。

「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ムシトリスミレ・サラセニア・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

ブラジル原産で、多湿な栽培を好むとのこと。

ただし情報によっては、湿度・日当たりなどの扱いに違いがみられた。

ミミカキグサ購入

「花フェスタ2015札幌」にて、「ミミカキグサ(耳搔草・ウトリクラリア)」を新規購入。

園芸会社は「大彰園」。

ミミカキグサの仲間も いろいろだが、ここでは一般的な湿地性品種の情報を扱う。

購入した株の詳しい品種は「ウトリクラリア・ロンギフォリア」。

ブラジル原産の中・大型種で、紫色の花を咲かせるのだとか。

付属のカードには、多湿な環境を好むとある。

だが情報によっては、湿度・日当たりなどの扱いに違いがみられた。

私の園芸経験では、このような黄緑色の細く薄い葉は、葉焼けしやすい傾向があると思う。

おおむね、湿度は高めを保ちつつ蒸れには注意・気温は10℃〜30℃・特に真夏は日陰か半日陰で育てる、という感じ。

やはり肥料やエサの虫は必要ない。

根に付いている捕虫嚢(正式名称不明)が、プランクトンなどの微生物を吸い込んで捕食する。

なので通常、捕虫している様をみることはできない。

食虫植物というより、山野草のイメージかも。

以降は、その他の種類について。

ハエトリソウとモウセンゴケとサラセニアは、昼は屋外か玄関フード内・肌寒い夜は玄関内に置いている。

そろそろ真夏なので、室内栽培から移行した(実生のプラ鉢ハエトリソウは室内栽培のまま)。

だが日当たり悪い家なので、日向の移動とともに1日数回、置き場所を変えてみた。

腰水が みるみる減るほど、よく日に当てた。

ハエトリソウの花茎が、日が射す方向を追いかけて、ぐにゃりと曲がっていた。

置き場所を移動することで、それを治したいとも目論んでいた。

だが急激に日に当てすぎたらしい。

ハエトリソウとモウセンゴケが、葉焼けを起こしてしまったのだ。

日に当てるのは午前中までで、午後からは日陰でよかった。

北海道とはいえ、真夏は日の当てすぎに注意すべきと。

サスマタモウセンゴケ(深紅)は、色が濃いのでよくわからない。

だが大量の粘液を、ねばねば分泌し始めたので、調子は悪くなさそうだ。

サラセニアも元気そう。

ムシトリスミレは、室内栽培でよさそうだ。

ミニプラ鉢が小さすぎるので、そのうち植え替えする予定。

水やりすると、葉に水がかかってしまうし(枯れる要因らしい)。

今後も経験を積み重ねて、私の場合の栽培方法を確立したい。

特に新規購入分。

それでは、食虫植物のテキトー栽培記は「その16(2015年7月)」へと続きます。

この6月で、栽培対象が いっきに増えた。

正直、1ページで紹介するには多すぎる。

このページでは、写真を112枚も掲載した。

なので7月から、ハエトリソウを独立させ、ハエトリソウ単独で1ページ・それ以外を1ページで紹介する予定。

食虫植物は月2ページ体制になると。

わかりにくくなりますが、ぜひ今後ともお付き合いください。

どうせこれまでも、長くて わかりにくかったはず。

私の能力では、あまり簡潔にはできそうもない。

ひたすら冗長になってしまう。

なぜだ。

優柔不断だからだ。

というか馬鹿だからだ。

たぶん。

分析力ないな。

だって馬鹿だから!

「愛すべき馬鹿」だと思ってはいます(笑)。

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