ピンギキュラ初開花!「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記(その31|2016年4月)

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2016年4月1日

食虫栽培23ヶ月目。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

このページでは「ハエトリソウ」を除く、その他4属の「2016年4月の栽培記」をご覧あれ。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

越冬シーズンを乗り切り、待望の春到来。

5号プラ鉢では、2種の「モウセンゴケ(毛氈苔・ドロセラ)」を栽培中。

園芸会社は「カクタス長田」。

2階の空き部屋にて、腰水に浸し管理している。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

こちらは2014年6月購入の、学名「ドロセラ・カペンシス(和名:アフリカナガバモウセンゴケ)」。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

春を迎え、いっせいに新芽が伸びた。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

まだ粘液はでておらず、全体的に乾きぎみ。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

枯れた古い葉は、ぼちぼち摘んでいる。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

昨年(2015年)9月、8本 伸びた花茎が、花を咲かせた。

その後 時季外れで、9本目の花茎が伸びてきた。

越冬を果たした9本目は、そのうち花を開くのだろうか。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

先月、枯れた8本の花茎(の花殻)を砕き、ミニプラ鉢に撒いてみた。

いまのところ変化はないが、今後の発芽に期待。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

こちらは2015年6月購入の、学名「ドロセラ・ビナータ【深紅】」。

和名では葉の生え方により、サスマタモウセンゴケ・フタマタモウセンゴケ・ヨツマタモウセンゴケ・ヤツマタモウセンゴケなどと呼ばれるようだ。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

残念ながら、上手く越冬できなかった。

晩冬に新芽が生えたが、いつの間にか それも消失。

カペンシスよりも、寒さに弱かったようだ。

根が生きていればいいが。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

このミニプランターでは、2種の「サラセニア(瓶子草)」を寄せ植え中。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

園芸会社は「カクタス長田」。

モウセンゴケ同様、2階の空き部屋にて腰水管理。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

背の低い左の株が、2015年6月に購入した「寝るタイプ」のサラセニア(恐らく学名:サラセニア・プルプレア)。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

現在は、購入時からある古い葉・夏以降に育った巨大な葉・秋以降の若い葉にわけられる。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

購入時の古葉は、初冬から枯れてきている。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

一応 保持はしてきたが、思い切って摘んだ。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

中を開くと、こんな感じ。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

巨大な葉は……

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

冬から ずっと変化なし。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

株元の若葉には、成長再開の兆しが。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

背が高い右の株は、2015年7月に購入した「立ち上がるタイプ」のサラセニア(スワニアナ系ではないかとの情報あり)。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

購入時の古葉は……

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

ぼちぼち摘んでいる。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

このような葉を残していても、恐らく成長は望めない。

むしろ精力が分散し、日陰も生むので邪魔なのだ。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

よく伸びた葉は、冬も しれっと現状維持。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

株元の若葉には、やはり成長の兆しが。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

「ムシトリスミレ(虫とりスミレ・ピンギキュラ)」は2種を、それぞれ3.5号プラ鉢で栽培中。

こちらは2015年6月購入の「メキシカン・ピンギキュラ」。

詳しい学名は不明で、添付のカードにメキシコ産であることは記載されていた(セトスかモラネンシスではないかとの情報あり)。

園芸会社も不明で、商品名は「あっ!用心棒」。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

こちらは購入以来、空き部屋よりも暖かな、自室の窓辺で栽培中。

過湿を好まないらしく、腰水には浸していない。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

先月から、ぐんぐん花芽を伸ばしている。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

そろそろ咲くのではないか。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

そのかわり葉は、こぢんまりと縮まった。

大きな古葉が枯れ、株が更新されたようだ。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

こちらは、2015年7月購入の「アメリカン・ピンギキュラ」。

姿形から、学名では北米産の「ピンギキュラ・プリムリフロラ」と思われる。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

園芸会社は「カクタス長田」。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

寒さに強いと聞き、空き部屋で腰水管理してきた。

だが越冬時、成株が枯れてしまった。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

そもそも成株は、子株を吹くと枯れてしまう。

寒さで枯れたのではなく、元々そういう種なのかも。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

最後は2015年6月購入の「ミミカキグサ(耳搔草・ウトリクラリア)」。

詳しくは学名「ウトリクラリア・ロンギフォリア」。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

園芸会社は「大彰園」。

モウセンゴケと同じ、5号プラ鉢に植え付け、自室窓辺で腰水管理している。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

越冬中に、大半が枯れてしまった。

だが先月から、新芽が生え始めた。

どうやら根は生きていたようだ。

自室窓辺は現在、最低で16℃ほど。

2階の空き部屋は、それより2,3℃は低い。

そんななか、どの種も徐々に、成長の兆しをみせている。

新たな園芸シーズンの始まりに、胸が膨らむ。

春を迎えた「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」栽培

食虫栽培23ヶ月目。

栽培地は北海道某所(札幌圏)。

長い冬を乗り切り、新たな園芸シーズンに突入。

以下、現状まとめ。

現在、5属の「食虫植物」を栽培中。

「ハエトリソウ(蠅取草・ハエトリグサ・ハエジゴク・ディオネア)」のみ、単独1ページでの紹介となる。

このページでは、その他4属の栽培記(2016年4月分)をご覧あれ。

5号プラ鉢で、2種の「モウセンゴケ(毛氈苔・ドロセラ)」を栽培中。

どちらも園芸会社は「カクタス長田」。

寒くなってからは、2階の空き部屋にて「腰水(こしみず。鉢の下部を水に浸す管理方法)」で管理している。

用土は水苔単用。

まずは2014年6月購入の、学名「ドロセラ・カペンシス(和名:アフリカナガバモウセンゴケ)」。

春を迎え、いっせいに新芽が伸びている。

昨年(2015年)8本の花茎を伸ばし、9月には紫花を咲かせた。

その後 時季外れで、9本目の花茎を伸ばしている。

そのうち咲くのだろうか。

先月、枯れた8本の花茎(の花殻)を砕き、ミニプラ鉢に撒いてみた。

次は2015年6月購入の、学名「ドロセラ・ビナータ【深紅】」。

和名では葉の生え方により、サスマタモウセンゴケ・フタマタモウセンゴケ・ヨツマタモウセンゴケ・ヤツマタモウセンゴケなどと呼ばれるようだ。

この株は「深紅」と呼ばれる、全体が暗赤色のバリエーション。

残念ながら、上手く越冬できなかった。

晩冬に生えた新芽も、いつの間にか消失。

こちらは昨年夏、白い花を咲かせた。

先月、やはり花殻を砕き、鉢の縁に撒いてみた。

どちらのモウセンゴケも、種による実生を期待したいが、このようなホームセンターで売られる株は、ほとんど結実しないのだとか(真偽不明)。

ミニプランターにて、2種の「サラセニア(瓶子草)」を寄せ植え栽培中。

どちらも園芸会社は「カクタス長田」。

モウセンゴケ同様、2階の空き部屋にて腰水管理。

用土は水苔+バーミキュライト少々。

左が2015年6月に購入した「寝るタイプ」のサラセニア。

恐らく学名では「サラセニア・プルプレア」。

全体的に赤味が目立ち、太めの捕虫葉が寝て伸びる。

現在は、購入時の枯れた古い葉・夏以降育った巨大な葉・秋以降の若い葉にわけられる。

右が2015年7月に購入した「立ち上がるタイプ」のサラセニア。

詳しくは「スワニアナ系」ではないかとの情報あり。

こちらは黄緑基調で、細長く立って伸びる。

現状は、ほぼ寝るタイプと同じ。

若葉は成長を再開。

どちらのサラセニアも、日に当てると真っ赤に染まる。

3.5号プラ鉢で、2種の「ムシトリスミレ(虫とりスミレ・ピンギキュラ)」を栽培中。

まずは2015年6月購入の「メキシカン・ピンギキュラ」。

詳しい学名は不明(セトスかモラネンシスではないかとの情報あり)。

添付のカードに、メキシコ産であることは記載されていた。

園芸会社も不明で、商品名は「あっ!用心棒」。

購入以来 引き続き、自室の窓辺で栽培中。

用土はバーミキュライト+水苔少々。

過湿を好まないらしく、腰水には浸していない。

3月から、ぐんぐん花芽を伸ばしている。

そろそろ咲くのではないか。

そのかわり葉は、こぢんまりと縮まった。

大きな古葉が枯れ、株が更新されつつあるようだ。

次は2015年7月購入の「アメリカン・ピンギキュラ」。

姿形から、学名では北米産の「ピンギキュラ・プリムリフロラ」と思われる。

園芸会社は「カクタス長田」。

現在は、2階の空き部屋で腰水管理。

用土は水苔+バーミキュライト少々。

こちらは水を好むらしい。

複数の株があり、親株は続々と子株を吹く。

そして枯れてゆく。

これでは育っていないのと同じでは。

すでに親株は枯れ、その子株たちだけ越冬に成功。

最後は2015年6月購入の「ミミカキグサ(耳搔草・ウトリクラリア)」。

詳しくは学名「ウトリクラリア・ロンギフォリア」。

ブラジル原産の中・大型種で、紫色の花を咲かせるのだとか。

根に付いている捕虫嚢(正式名称不明)が、プランクトンなどの微生物を吸い込んで捕食する。

なので通常、捕虫する様をみることはできない。

園芸会社は「大彰園」で、5号プラ鉢に植え付けてある。

12月から、自室の窓辺で腰水管理。

用土は水苔単用。

越冬中に、大半の葉が枯れてしまった。

根は生きていたようで、先月から新芽が生えている。

自室窓辺では現在、60W相当のLED電球を朝1時間照射し、多少 日照不足を補っている。

他に「ウツボカズラ(靫蔓・靫葛・ネペンテス)」も栽培していた。

だが寒くなるにつれ調子を落とし、栽培9ヶ月目で完全に枯れた。

以上。

待望の春到来。

新たな園芸シーズンの始まりだ。

冬の寒さに耐え、よく頑張った。

我が食虫植物たちには、成長の兆しがみられる。

ドロセラ・カペンシスは、すでに成長期。

やはり、越冬シーズンのようなディフェンシブな時季よりも、アクティブな時季のほうが栽培が楽しい。

きっと人生も、アクティブなほうが楽しいのだ。

我が人生は、どちらかというとディフェンシブだが。

生活で精一杯というか。

ハーフニートだからだが。

ある意味、とてもよく遊んでいるといえるが。

つまり暇だと。

その暇を、園芸に注いでいるのです……。

4月4日

3日後。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

メキシカン・ピンギキュラが……

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

ついに開花。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

念願の初開花だ。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

食虫植物のなかでは、かなり美しい花だと聞いたので、楽しみにしていた。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

薄紫の、やや個性的な花だ。

背後に ちょろんと伸びるのは「距(きょ)」。

スミレやランの仲間にみられる、蜜腺を貯える箇所らしい。

昨年6月の購入から、約10ヶ月がかりで、やっと開花に持ち込めた。

素直に嬉しい。

4月5日

翌日。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

嬉しくて、また撮影してしまった。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

やはり食虫植物にしては、色鮮やかな花だ。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

背後の「距」も……

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

いいアクセントになっている。

4月14日

9日後。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

フラッシュを焚くと、こんな感じ。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

やや下向きだが、株サイズに比較し大きく、魅力的な花だ。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

1輪の花期も長め。

もうしばらくは楽しめそうだ。

4月20日

6日後。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

徐々に過ごしやすくなってきた。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

ドロセラ・カペンシスは……

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

すでに育ち盛り。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

たくさんの若葉で覆われた。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

粘液の分泌も確認できる。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

この勢いなら、じきに開花するかもしれない。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

花殻を撒いたミニプラ鉢は、引き続き変化なし。

記事の制作時点(11月)でも、この状態が続いている。

恐らく実生は失敗。

なので、ここで観察終了とする。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

ドロセラ・ビナータ【深紅】は、なにも生えてこない。

根も死んでいるのだろうか。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

サラセニアは……

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

いまだ現状維持。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

寝るタイプは……

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

巨大な葉も そのまま。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

だがよくみると、若葉に動きがみられる。

目立つのは、急伸した赤い1本。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

立ち上がるタイプも……

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

育った葉は変化なし。

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だが一部に、若干の動きがみられる。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

こちらも若葉は伸びてきた。

サラセニアは動きが遅いが、やっと成長再開しそう。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

メキシカン・ピンギキュラは……

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引き続き花期。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

さらに葉が こぢんまり。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

なにやら数本の根を、地上で伸ばし始めた。

着生種の片鱗か。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

花の様子から、この株の詳しい学名は、「ピンギキュラ・セトス」が近そうだ。

「セトス」は「モラネンシス」と「エーレルサエ」の交配種で、メキシコ産のムシトリスミレのなかでも、特に育てやすい種なのだとか。

他に似た種も多く、交配や交雑種かもしれないので、断定はできない。

だが、毎回の説明が面倒でもあり、今後は「セトス」で確定としたい。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

アメリカン・ピンギキュラは……

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徐々に育ってきている。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

越冬した株が……

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

いい色の葉を伸ばす。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

子株も それらしくなってきた。

メキシコ産を「ピンギキュラ・セトス」と確定した流れで、こちらは今後、北米産の「ピンギキュラ・プリムリフロラ」に呼称変更。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

ミミカキグサは……

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

小さな新芽が、わらわらと増殖中。

自室窓辺は現在、最低で18℃ほど。

いよいよ春も本番だ。

4月22日

2日後。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

さらなる成長を促すべく、(株)フローラの活力剤「HB-101」を使用開始。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

園芸ファンには、新聞やテレビCMでお馴染みだろう。

植物抽出のエキスが、植物やペットを「超元氣」にするという。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

いままで食虫植物には、ほとんど肥料を与えていない。

だがこの「HB-101」は、肥料ではなく活力剤だ。

どちらにしろ、なんらかの養分を与えることで、より「元氣」になると期待したい。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

ただ「HB-101」は、一部で胡散臭がられている。

CMなどで、あまりに目覚ましい効果を謳うからだ。

植物のみならず、ペットの健康や消臭効果、しまいにはハゲにも効くという。

なんというか、あまりに万能すぎるのだ。

そのわりに、効果への裏付けが曖昧で、主にユーザーの「口コミ頼り」なのが、胡散臭さを倍増している。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

とはいえ、使ってみなくては始まらない。

効果がなくても、害があるわけではないだろう。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

通常は、水で1,000倍程度に希釈する。

だが最初は慎重に、5,000倍程度まで薄めて与えたい。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

私が買ったのは、霧吹きを使い葉水メインで与えるセット。

食虫植物は、根が貧弱な種が多い。

なので、葉水メインでいいはずだ。

株元や腰水にも、ごく少量を散布予定。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

この素人臭いマスコットキャラが、胡散臭さを強調してはいないか(笑)。

説明書きや広報誌にも、独特の ゆるさがあり、突っ込みどころが散見される。

例えば口コミ欄には、この個人情報にナーバスな時代に、ユーザーの住所と電話番号を掲載していた……大胆!

文章では、広報を「廣報」、元気を「元氣」と表記しており、なにか拘りを感じさせる……不気味!

関連商品の乳液「純白のしずく」を「純白のしづく」と商品パッケージに記載していた……単なる誤字!

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

そんなこんなで。

葉水メインで「HB-101」5,000倍液を投与。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

今回は、あくまでも「慣らし」。

今後は、徐々に濃度を上げる予定。

投与頻度は、月に3回までとする。

あまり効果は期待せず、今後の様子を見守りたい。

4月24日

2日後。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

今後しばらく、YORKEY(ヨーキ産業株式会社)の「植物育成用LEDツインライト」で、補助光を照らしてみたい。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

室内栽培では、どうしても日当たりが悪くなる。

しかも我が家は、とても日当たりが悪いのだ。

これまでは自室窓辺でのみ、60W相当のLED電球で補助してきた。

この「植物育成用LEDツインライト」では、空き部屋での日当たりを補いたい。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

近所のビバホームで、1500円ほどで購入。

消費電力は、たったの3W。

だが植物栽培の専用品なので、そこそこ効果はあるはずだ。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

2本のフレキシブルアーム搭載・高輝度省電力LED使用・コンセント電池USBの3Way電源対応と、非常に多機能。

安いのに凄い。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

こちらが外観。

2本のフレキシブルアームは、前と後で長さが違う。

照明部を目に見立てると、ちょっと可愛いかも(笑)。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

ただフレキシブルアームの曲げ方によっては、かなり不安定になる。

台座部分が ちゃちなので、鉢に踏ませて固定するなど、なんらかの工夫が必要だ。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

後部には、固定に使えそうな「でっぱり」が。

正面と左のスイッチにより、片方のフレキシブルアームのみの点灯が可能。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

給電は、単4電池3本でも可能。

だが電池カバーが、ネジ止め式なので不便。

そもそも電池での長期運用は、現実的とは思えない。

あくまでも、停電時などの緊急用だ。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

普通はUSBのタイプA端子を、付属のアダプターで変換し、家庭用AC電源(コンセント)から給電する。

そもそも、パソコンのUSB端子を使って植物を育てるのは、どういう状況なのだろうか(笑)。

あと本体が、うっすら汚れていたり、シールが曲がって貼られていたり、埃がついていたりした。

さすがは中国製。

まぁこの安さで文句はいうまい。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

点灯。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

LED電球は、赤と緑の2色。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

他の商品では、2色なら赤と青の組み合わせが普通。

確か光合成には、赤と青の光が必要だったはず。

いっぽう植物の葉は、緑の光を反射する。

緑のLEDで、果たして効果はあるのだろうか。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

光量は弱めで、あまり広がらない。

植物からは、どのくらい離して置くのがベストだろう。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

それでは、空き部屋のモウセンゴケとサラセニアに照射。

暗闇での使用なのは、撮影用に光を目立たせるため。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

照射範囲が狭いので、もっと離せばいいのだろうか。

だがそうすると、光量が弱くなってしまう。

とりあえず、日陰になる窓の反対側に当てよう。

「食虫植物(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)」テキトー栽培記

しばらくは様子見で、朝に1時間 照射してみる。

点灯は、熱帯魚用のタイマーで制御。

いまさらだが、もっと日が短い、冬至ごろから使えばよかった。

P.セトスが開花・HB-101・植物育成用LEDツインライト

春到来。

新たな園芸シーズンを迎え、今後の成長が期待される。

以下、現状など。

モウセンゴケのドロセラ・カペンシス:すでに成長期。新芽で溢れんばかり。ミニプラ鉢の実生は失敗。

ドロセラ・ビナータ:丸坊主。根の生存を期待。実生は諦めた。

サラセニア:寝るタイプも立ち上がるタイプも、ほぼ現状維持。多少動きもみられるが、耐寒性が高いわりに、成長再開には慎重な様子。

ムシトリスミレのピンギキュラ・セトス(メキシカン・ピンギキュラ):待望の初開花。色鮮やかで大きく魅力的な花だ。葉は さらに こぢんまり。

ピンギキュラ・プリムリフロラ(アメリカン・ピンギキュラ):よく育っている。だが まだまだ小さい。花はいつになるのやら。

ミミカキグサ:根は生きていたようで、新芽が わらわら増殖中。ここから育て直しだ。

以上。

さらなる成長を促すべく、(株)フローラの活力剤「HB-101」の投与を開始。

まぁ正直、かなり胡散臭い商品だが。

とはいえ、使ってみなければ始まらない。

規定量よりも、薄めに希釈し与えれば、ひとまず害はないだろう。

あまり効果は期待せず、今後の様子を見守りたい。

あと空き部屋の日照不足を補うべく、YORKEY(ヨーキ産業株式会社)「植物育成用LEDツインライト」の照射も開始。

光量的には もの足りないが、たった3Wなので気楽に使える。

とりあえず様子見で、朝に1時間 照射してみる。

すでに自室窓辺では、60W相当のLED電球を照射中。

どちらにしろ、毎日たった1時間では、ほとんど効果はないだろう。

もっと日が短い、冬至ごろから使えばよかった。

日も長くなってきたので、本格運用は次の冬だな。

補助光により、長い越冬シーズン中も、多少は育つようになって欲しい。

じゃないと退屈だし。

それでは、食虫植物のテキトー栽培記は「その32」へと続きます。

次回は、同2016年4月の「ハエトリソウ」の栽培記です。

このページの続きとなる、モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ(加えて新規購入分3種)の栽培記は、「その33(2016年5月)」になります。

春本番。

新たな園芸シーズンも本格化。

いっきに成長が進むだろう。

活力剤と植物育成ライトも導入した。

今年の成長は期待できるな。

我が食虫栽培歴も、そろそろ丸2年。

これまでの経験を生かし、栽培にハゲみたい。

励みたい。

気にしてることを……。

こうやって、キャリアを積んでゆくのだな。

髪の毛を減らしながら。

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