日光で真っ黒けっけ! ぼちぼち休眠期!「多肉植物(黒法師・カシミアバイオレット・サンバースト・夕映えなどアエオニウム属のみ)」テキトー栽培記(その28|2016年6月)
その1(2014年10月)・その2(11月)・その3(12月)・その4(2015年1月)・その5(2月)・その6(3月〜4月)・その7(5月)・その8(6月)・その9(7月)・その10(7月※アエオニウム属のみ)・その11(8月)・その12(8月※アエオニウム属のみ)・その13(9月)・その14(9月※アエオニウム属のみ)・その15(10月)・その16(10月※アエオニウム属のみ)・その17(11月〜12月)・その18(11月〜12月※アエオニウム属のみ)・その19(2016年1月〜2月)・その20(2016年1月〜2月※アエオニウム属のみ)・その21(3月)・その22(3月※アエオニウム属のみ)・その23(4月)・その24(4月※アエオニウム属のみ)・その25(5月)・その26(5月※アエオニウム属のみ)・その27(6月)に続いて、「多肉植物」のテキトー栽培記をお届けする。
2016年6月1日
多肉栽培21ヶ月目。
2016年6月分の「アエオニウム属のみ」の栽培記。
他属15種(巻絹・樹氷・寿・シンビフォルミス・ツルギダ・虹の玉・銀箭・紅葉祭り・舞乙女・十字星・秋麗・月美人・月兎耳・フェネストラリア・子宝草)の6月分は、「その27」をご覧あれ。
ベンケイソウ科アエオニウム属の3種を、ミニプランターにて寄せ植え栽培中。
置き場所は先日、玄関の靴箱上から玄関フード内へ移動した。
まずは2014年10月購入の「黒法師(1)」。
日当たりがよくなり、すっかり日焼けした。
真っ黒。
育ってもいるが、そろそろ夏の休眠期。
なので、ぼちぼち縮み始めている。
次は2015年1月に追加購入した「黒法師(2)」。
こちらも すっかり真っ黒に。
この株は、園芸会社が摘心し、3つ首に仕立てられている(購入時は4つだったが折れた)。
昨年(2015年)4月、その折れた1つを株元に、挿し木にして栽培中。
小さいながらも、やはり真っ黒。
そして下葉から枯れてきている。
黒法師たちは、すでに休眠状態かもしれない。
2014年10月購入の「カシミアバイオレット(バイオレットクイーン・ベロア)」。
黒法師ほどではないが、かなり色が濃くなった。
黒に近いバイオレットか。
こちらも縮まっている。
日を求め、茎が大きく曲がりがち。
2015年6月購入の「愛染錦(アイゼンニシキ)」。
最近、急に縮まった。
下葉から枯れてきている。
葉色も褪めてしまった。
茎が折れかかっているのを発見。
どうやら愛染錦は、日に当てすぎのようだ。
同じアエオニウム属でも、黒法師やカシミアバイオレットとは、栽培環境が異なることを再認識。
寄せ植えにしなければよかった。
こちらは今年(2016年)2月購入の「サンバースト」。
置き場所は、自室の窓辺。
ゆっくりだが、じわじわと成長中。
若い葉には、縁の赤味がみられない。
だが、これはこれで魅力的。
同じく2月購入の「ムーンバースト」。
やはり自室窓辺に置いている。
サンバーストよりも、さらに成長が遅いようだ。
すでに休眠期なのかもしれない。
こちらは先月(5月)購入した「夕映え」。
置き場所は、サンバーストらと同じ自室の窓辺。
他と比較し、よく育っているようだ。
新芽も増えている。
成長につれ、どんどん枝分かれするらしい。
本日、すべてに水やりを実施。
活力剤「HB-101」の1,000倍液を、葉水としてミスティング(霧吹き)。
ぼちぼち休眠期なので、ほぼ用土には散水せず。
とはいえミニプランター以外は、初の夏越しとなる。
なので、葉水だけで足りるのか不安だ。
注意深く見守ろう。
休眠期を迎える「アエオニウム属(黒法師・カシミアバイオレット・愛染錦・サンバースト・ムーンバースト・夕映え)」栽培
多肉栽培21ヶ月目。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
現在の置き場所は、ミニプランターが玄関フード内・プラ鉢の3種が自室窓辺。
2016年6月現在「アエオニウム属」は、以下の6種を栽培中(他属の15種は「その27」にて紹介済み)。
黒法師:ベンケイソウ科アエオニウム属。生育期は冬型(春秋型とも)。別名「サンシモン」。アエオニウム属を代表する種。日に当てると黒色が濃くなる。この属は、下側の葉を枯れ落としながら成長し、木立して大型化する種が多い。夏は休眠する。黒法師(1)が2014年10月・(2)が2015年1月(3つ首と挿し木)購入。
カシミアバイオレット:ベンケイソウ科アエオニウム属。冬型種(春秋型とも)。黒法師の交配種。別名「バイオレットクイーン」「ベロア」。日光を好む。日に当てると葉がバイオレットに色づく。微かに臭気を放つ。夏は休眠期。2014年10月購入。
愛染錦(アイゼンニシキ):ベンケイソウ科アエオニウム属。冬型種(春秋型とも)。黄緑色の斑入り種で個体により様々な模様をみせる。アエオニウム属としては小ぶりで、耐暑性・耐寒性が低く、やや栽培が難しい。夏は休眠期。2015年6月購入。
サンバースト:ベンケイソウ科アエオニウム属。冬型種(春秋型とも)。葉に斑が入り、外周を縁取るように、黄色や桃色に染まる。成長が遅く、葉は傷つきやすいので注意。夏は休眠期。2016年2月購入。
ムーンバースト:ベンケイソウ科アエオニウム属。冬型種(春秋型とも)。渋いサンバーストという風情。葉の外周が細い紫に縁取られる。紅葉すると斑が赤く染まる。やはり成長が遅めで、葉は傷つきやすい。夏は休眠期。2016年2月購入。
夕映え:ベンケイソウ科アエオニウム属。冬型種(春秋型とも)。季節ごとに葉色を変えるユニークな種。葉の縁に細かいギザギザが入る。よく子株を吹き、細かく枝分かれしながら伸びてゆく。葉は若干傷つきやすい。夏は休眠期。2016年5月購入。
以上の6種。
そろそろ初夏。
ミニプランターは置き場所を、玄関の靴箱上から玄関フード内へ移動。
なので日当たりがよくなった。
そのため、黒法師とカシミアバイオレットは、すでに真っ黒けっけ。
「真っ黒けっけ」だなんて、ずいぶんと古臭い表現だな。
まぁおっさんだしな。
で、だが愛染錦に関しては、日に当てすぎのようだ。
寄せ植えにすべきじゃなかった。
同じアエオニウム属でも、栽培方法が異なるのだ。
事前に よく調べればよかった。
いや、調べてはいたのだが、ミニプランターに植えるのは決定事項だったのだ。
アエオニウム属のみで寄せ植えしたかったので。
2種ではもの足りなかったし。
やはり、栽培方法を優先すべきだった。
失敗した。
この失敗を、今後の栽培に生かそう。
そんな器用に生きられないから、ハーフニートの体たらくなのだが。
また園芸で自己分析……。
6月21日
20日後。
いまいち天候が安定しない。
11日前の6月10日、葉水を真水でミスティング済み。
ミニプランターの……
黒法師(1)は、急激に縮まった。
下葉は枯れてきている。
すでに休眠期なのだろう。
満遍なく日に当てるべく、ときおりプランターの向きを変えている。
その影響で茎が、ぐにゃぐにゃになるのが面白い。
黒法師(2)も……
かなり縮まってきた。
はやり下葉が枯れた。
挿し木も同様。
カシミアバイオレットも……
かなり縮んだ。
日を求め、さらに曲がった茎。
愛染錦も……
縮んできている。
成長点の若い葉は、葉焼けしていないので奇麗。
茎が折れかかった影響は、ほとんど感じられない。
ともあれミニプランターは、どれも休眠期にはいったようだ。
サンバーストは、自室窓辺で元気そう。
育ってはいないが……
休眠している風でもない。
だが古い葉は、徐々に枯れている。
ムーンバーストも……
サンバースト同様。
デリケートな印象なので、夏越しできるか少々心配。
やはり古い葉は枯れている。
正常な更新ならいいが。
夕映えは僅かだが……
まだ育っているようだ。
なんて魅力的な葉色。
プラ鉢を置く自室窓辺は、日当たりが悪い。
そのせいで、変化が乏しいのかもしれない。
玄関フード内のように、熱が籠もることもなく、寒暖の差が少ないし。
このまま休眠なしで夏越しできれば、株が弱らなくてよさそうだが。
それとも、自生地との環境の違いで、上手く育たなくなるだろうか。
ちなみに自室窓辺は、最低で26℃ほど。
昨日すべてに、活力剤「HB-101」の1,000倍液をミスティング済み。
どうやら葉水を与えると、色艶がよくなるようだ。
この調子で、真夏を乗り切ってもらいたい。
休眠期は葉水のみ
この6月は、不安定な天候だった。
それでも、徐々に暑くはなっている。
5月中旬ほどではないが。
ミニプランターの黒法師・カシミアバイオレット・愛染錦は、すでに休眠期にはいったようだ。
徐々に下葉が枯れてきている。
それでも昨年、夏越しに成功しているので、さほど不安はない。
株も育ったことだし。
サンバーストとムーンバーストは、あまり変化がみられない。
先月購入の夕映えは、いまだ成長中。
休眠しないのだろうか。
自室窓辺の環境のせいか。
まぁ元気そうだしいいか。
どの株も葉水を与えると、葉の色艶が増すようだ。
生き生きするというか。
「HB-101」ではなく真水でも、変わらぬ効果があるようだ。
多肉に活力剤は、効果が薄いのかも。
用土に水やりしなくても、これで夏越しできそうだ。
休眠中は、水は控えるものらしいし。
水はやらなすぎよりも、やりすぎのほうが危険だし。
この調子で、真夏を乗り切ってもらいたい。
それでは、多肉植物のテキトー栽培記は「その29(2016年7月)」へと続きます。
次回は、2016年7月の「巻絹・樹氷・寿・シンビフォルミス・ツルギダ・虹の玉・銀箭・紅葉祭り・舞乙女・十字星・秋麗・月美人・月兎耳・フェネストラリア・子宝草」の栽培記。
このページの続きとなる、アエオニウム属のみの栽培記は「その30(2016年7月)」になります。
次回から真夏。
栽培地が北海道とはいえ、油断は禁物だ。
無事 夏越しできるといいが。
特に父と母。
いきなりなんの話だ。
親戚には、両親以上に心配な人もいる。
というか、この記事の公開は、すでに翌年だ。
気苦労が絶えず、更新作業が滞っているのだ。
つまりまぁ、いろいろあったのですよ……。