日に当たり真っ黒&真っ紫!「多肉植物(黒法師・カシミアバイオレット・愛染錦などアエオニウム属のみ)」テキトー栽培記(その12|2015年8月)
その1(2014年10月)・その2(11月)・その3(12月)・その4(2015年1月)・その5(2月)・その6(3月〜4月)・その7(5月)・その8(6月)・その9(7月)・その10(7月※アエオニウム属のみ)・その11(8月)に続いて、「多肉植物」のテキトー栽培記をお届けする。
2015年8月1日
多肉栽培11ヶ月目。
2015年8月分の「アエオニウム属のみ」の栽培記。
他属の15種類(火祭り・巻絹・樹氷・寿・シンビフォルミス・ツルギダ・虹の玉・銀箭・紅葉祭り・舞乙女・十字星・秋麗・月美人・月兎耳・子宝草)は、「その11」をご覧あれ。
ベンケイソウ科アエオニウム属の3種類を、ミニプランターへ寄せ植え中。
数日前から、玄関フード内に置いている(撮影時のみ屋外)。
先月 植え替えし……
無事定着したようだ。
こちらは2014年10月購入の「黒法師(1)」。
生育期が冬型のため、引き続き休眠中。
こちらは2015年1月に追加購入した「黒法師(2)」。
やはり ほとんど育っていない。
だが葉色が、以前に増して黒くなった。
置き場所が、室内から玄関フード内となり、日当たりがよくなったせいだろう。
あと下側の葉は、枯れたまま。
株元には、折れた1輪(花ではないが)を挿し木にしてある。
半年近くが経過し、伸びてはいないが枯れてもこない。
2014年10月購入の「カシミアバイオレット(バイオレットクイーン・ベロア)」。
休眠中のはずだが、黒法師と違い多少成長がみられる。
下の葉の枯れも止まった。
2015年6月購入の「愛染錦(アイゼンニシキ)」。
こちらも休眠期のはずだが、そこそこ成長中。
葉に控えめに入る「斑(ふ)」が美しい。
脇芽を伸ばすのも特徴的。
下側の葉は、どんどん枯れる。
真夏だが、全体的に元気そう。
今後の成長が期待される。
8月の「黒法師・カシミアバイオレット・愛染錦」栽培
多肉栽培11ヶ月目。
ずっと室内栽培だったが、数日前から玄関フード内に置いている。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
2015年8月現在「アエオニウム属」は、以下の3種類を栽培中(他属の15種類は「その11」にて紹介済み)。
黒法師:ベンケイソウ科アエオニウム属。生育期は冬型(春秋型とも)。アエオニウム属の代表的存在。日に当てると黒色が濃くなる。この属は、下側の葉を枯れ落としながら成長し、木立して大型化する品種が多い。夏は休眠する。2014年10月(1本仕立て)・2015年1月(3本仕立て)購入。
カシミアバイオレット:ベンケイソウ科アエオニウム属。冬型種(春秋型とも)。別名「バイオレットクイーン」「ベロア」。日に当てると葉がバイオレットに色づく。日光を好む。微かに臭気を放つ。2014年10月購入。
愛染錦(アイゼンニシキ):ベンケイソウ科アエオニウム属。冬型種(春秋型とも)。黄緑色の斑入り種で個体により様々な模様をみせる。アエオニウム属としては小型で、耐暑性・耐寒性が低く、やや栽培が難しい。2015年6月購入。
以上の3種類。
先月、別のミニプランター(黒法師(1)のみ)と購入時のプラ鉢から、このミニプランターへと植え替えしてきた。
どうやら無事に定着したようだ。
アエオニウム属が1箇所に まとまり、扱いやすくなった。
特に栽培記の制作時に。
多肉植物は、このような寄せ植えが醍醐味とされるらしい。
だが生育を重視すると、単独で育てたほうが楽だ。
それぞれの種類により、栽培方法が異なるので。
寄せ植えにするか単独で育てるかで、その栽培主の志向がわかるのだ。
見映え重視か生育重視か。
ちなみに私は後者。
アエオニウム属は寄せ植えだが。
まぁ徹底する必要はない。
そのテキトーさが駄目なのか。
“人として軸がブレている”
でも何事にも ぶれず、一貫した考えの人なんて、不自然な気がするなぁ……。
なんの話だ。
8月9日
8日後。
玄関フード内は「半日陰(1日のうち数時間だけ強い日が当たるような場所。木漏れ日など日光が遮られつつ当たる場所も半日陰とされる)」の環境だ。
だが室内よりは強光なので、その影響がみられる。
黒法師(1)は……
日に当たって真っ黒に。
黒法師(2)も……
やはり真っ黒。
挿し木も黒くなった気が。
カシミアバイオレットも……
葉の中心まで紫に。
愛染錦は、平然としてみえる。
アエオニウム属は休眠期なのに、日に当てすぎだろうか。
水は先月23日以来、与えていないのだが。
8月20日
11日後。
そろそろ過ごしやすくなってきた。
日によっては肌寒いほどだ。
ときおり、日射しを避けるのと飾る目的で、玄関の靴箱の上に置いている。
黒法師(1)は……
変化なし。
黒法師(2)も……
やはり変化なし。
下側の葉は抜けつつある。
挿し木は今後 育つのだろうか。
カシミアバイオレットは……
美しく色づいた。
育ってはいないが、色艶はとてもよい。
日当たりがいいせいか、カシミアバイオレット独特の臭気が、とても強くなった。
愛染錦も……
変化なしか。
脇芽も変わらず。
だが背は伸びたようだ。
全体的に、葉が縮まってみえる。
もう秋なので、休眠期は終わりのはずだが。
休眠期の終わり
この8月は、どれもほとんど育たなかった。
だが玄関フード内に置き、日当たりがよくなったせいで、黒法師とカシミアバイオレットが真っ黒&真っ紫になった。
「真っ紫」へのツッコミ禁止。
また日当たりのせいか、カシミアバイオレット独特の臭気が、とても強くなった。
日によっては、日射しを避けるのと飾る目的で、玄関の靴箱の上に置いている。
飾るとインパクトが凄い。
来客には「変な家だな〜」とか思われてそう。
普通 飾るのは花だしな。
カシミアバイオレットも臭いし。
我が北海道では、真夏はお盆ごろまで。
なので、すでに初秋だ。
アエオニウム属は休眠期を終える。
だがいまは全体的に、葉が縮まってみえる。
ここから成長をみせるだろうか。
冬型種なので、まだ早いのか。
ひとまず、今後の成長を期待したい。
9月には水やりしよう。
それでは、多肉植物のテキトー栽培記は「その13(2015年9月)」へと続きます。
次回は、9月の「火祭り・巻絹・樹氷・寿・シンビフォルミス・ツルギダ・虹の玉・銀箭・紅葉祭り・舞乙女・十字星・秋麗・月美人・月兎耳・子宝草」の栽培記。
このページの続きとなる、アエオニウム属のみの栽培記は「その14」になります。
ここしばらく休眠期のため、あまり変化がないので、できれば急成長を願いたい。
もしくはトラブルでも。
この栽培記のためには、トラブルも甘受する覚悟だ。
植物の生育よりも、この栽培記のネタだ。
私は悪い栽培主だな。
しかし、Webサイト管理人の鑑ではある。
果たしてそうかな……。