HB-101効果? 不安な劇的急伸!「食虫植物(ハエトリソウのみ)」テキトー栽培記(その34|2016年5月)
その1〜10(過去ログ一覧へ)・その11(総集編2014)・その12(2015年1月〜2月)・その13(3月〜4月)・その14(5月)・その15(6月)・その16(7月)・その17(7月※ハエトリソウのみ)・その18(8月)・その19(8月※ハエトリソウのみ)・その20(9月)・その21(9月※ハエトリソウのみ)・その22(10月)・その23(10月※ハエトリソウのみ)・その24(11月〜12月)・その25(11月〜12月※ハエトリソウのみ)・その26(総集編2015)・その27(2016年1月〜2月)・その28(2016年1月〜2月※ハエトリソウのみ)・その29(3月)・その30(3月※ハエトリソウのみ)・その31(4月)・その32(4月※ハエトリソウのみ)・その33(5月)に続いて、「食虫植物」のテキトー栽培記をお届けする。
2016年5月1日
食虫栽培24ヶ月目。
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2016年5月分の「ハエトリソウ属のみ」の栽培記。
その他7属(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ(タヌキモ属)・ウツボカズラ・セファロタス・ヘリアンフォラ)の5月分は、「その33」をご覧あれ。
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ミニプランターで「ハエトリソウ(蠅取草・ハエトリグサ・ハエジゴク・ディオネア)」を栽培中。
現在の置き場所は、2階の空き部屋。
常時「腰水」に浸し管理している。
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左に園芸会社「カクタス長田」のハエトリソウ2+α株・中央から右に「大彰園」多数・右下には会社不明の「ハエトリザウルス」1株を植え付けてある。
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左上は「カクタス長田1」の株。
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春になり、若い葉が急伸中。
現在は、子株を吹いて「分裂」したため、複数の株で構成されている。
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「カクタス長田2」も、若葉が伸びてきた。
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「大彰園1」は……
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いくつも「分裂」したうえに、若葉が急伸。
ご覧のような混雑に。
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「大彰園2」も同様。
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夥しい数の若葉が伸びた。
ここまでの4株は、昨年(2015年)1本ずつ花茎を伸ばし、7月に白い花を咲かせ、9月には種を収穫した。
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「大彰園3」も、ぼちぼち若葉を伸ばしている。
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その下や右には、複数の子株たち。
これらは親株(大彰園1・2)が吹いていた子株を、昨年7月に株分けしたもの。
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小さいながらも……
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やはり若葉を伸ばしている。
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右下は、2015年6月追加購入の「ハエトリザウルス」。
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これだけが、あまり育っていない。
元々、他の2社の株よりも、動きの少ない株ではあるが。
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補助光として現在、YORKEY(ヨーキ産業株式会社)の「植物育成用LEDツインライト(消費電力3W)」を、朝に1時間照射中。
特に、位置的に日当たりが悪い、「ハエトリザウルス」に よく当てている。
だが時間が短いこともあり、効果は感じられない。
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こちらは自室窓辺で実生栽培中のミニプラ鉢。
一昨年(2014年)10月、大彰園の株から収穫した種を蒔いた。
発芽後、一度すべて枯れたが、昨年4月に再発芽。
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左の「ミニプラ鉢1(2014)」は……
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晩冬辺りから、じわじわと成長中。
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置き場所の自室窓辺は、空き部屋より多少暖かい。
そのため、成長再開が早かった。
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だが実生苗は、元々成長が遅い。
今後も ぼちぼちペースだろう。
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右の「ミニプラ鉢2(2014)」も……
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やはり ぼちぼち。
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こちらは3月開始の「ミニプラ鉢3(2015)」。
昨年カクタス長田と大彰園の4株から、収穫した種を蒔いてある。
現在は発芽待ち。
置き場所は、2階の空き部屋。
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本日すべてに、活力剤「HB-101」をミスティング(霧吹き)。
先月下旬に続き、これが2回目の投与となる。
濃度は、やや薄めの2,000倍液。
現在は、まだ「慣らし」の段階。
おおむね10日間隔で、徐々に通常濃度の1,000倍液に近づけてゆく。
次回の投与は、12日に千数百倍液。
春本番の「食虫植物(ハエトリソウのみ)」栽培
食虫栽培24ヶ月目。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
以下、現状まとめ。
現在、8属の「食虫植物」を栽培中。
このページは、2016年5月の「ハエトリソウ属のみ」の栽培記。
その他7属(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ(タヌキモ属)・ウツボカズラ・セファロタス・ヘリアンフォラ)の5月分は、「その33」にて公開済み。
ミニプランターでは、園芸会社 違いのハエトリソウを、プチ寄せ植え中。
左に園芸会社「カクタス長田」のハエトリソウ・中央から右に「大彰園」・右下には会社不明の「ハエトリザウルス」を植え付けてある。
現在は、2階の空き部屋にて「腰水(こしみず。鉢の下部を水に浸す管理方法)」で管理中。
向かって左側は「カクタス長田」の2+α株。
栽培開始は2014年6月。
それぞれ「カクタス長田1」「カクタス長田2」と呼称する。
どちらも昨年(2015年)初めて花茎を伸ばし、7月に花を咲かせ、9月には種を収穫した。
春になり、若い葉が急伸中。
気づけば「カクタス長田1」は、いつの間にか子株を吹き、いわゆる「分裂」をしていた。
中央から右側には「大彰園」の株が多数。
栽培開始は2014年6月。
親株を「大彰園1」「大彰園2」・その大きめの子株を「大彰園3」とした。
「大彰園1」と「大彰園2」は、昨年7月に花を咲かせ、9月には種を収穫した。
「大彰園1」のみ、一昨年にも花を咲かせた。
秋以降、たくさんの子株を吹き、親株を押しのける勢いに。
春からは、若い葉が急伸中。
その他、株分けした子株が複数。
右下は、2015年6月追加購入の「ハエトリザウルス」。
園芸会社が不明なので、付属カードに記載の商品名で呼称。
小さめの株で、カクタス長田とも大彰園の株とも、姿形が微妙に異なる。
小さいながらも、立派に子株を吹いている。
だが現在、他の2社の株と比較し、大きな成長はみられない。
最後は実生栽培中の、3つのミニプラ鉢。
2つのミニプラ鉢には、2014年に「大彰園1」から収穫した種を蒔き、「実生(種から育てる、また育った植物)」で栽培中。
2014年10月に種蒔きし、発芽後一度すべて枯れたが、翌年5月に再発芽。
ある程度育つまでは、自室窓辺で腰水管理を続ける予定。
「ミニプラ鉢1(2014)」には4,5苗・「ミニプラ鉢2(2014)」には2,3苗が育っている。
苔に埋もれているので、正確な数は不明。
置き場所が やや暖かいため、越冬後いち早く成長再開したが、その後は ぼちぼちペース。
もうひとつは、3月開始の「ミニプラ鉢3(2015)」。
2015年にカクタス長田と大彰園の4株から、収穫した種を蒔いてある。
置き場所は、2階の空き部屋。
現在は発芽待ち。
これら実生を成株まで育て上げるには、3〜5年はかかるというので、気長に育ててゆきたい。
現在ミニプランターへの補助光として、YORKEY(ヨーキ産業株式会社)の「植物育成用LEDツインライト(消費電力3W)」を、朝に1時間照射中。
特に、位置的に日当たりが悪い、「ハエトリザウルス」に よく当てている。
だが時間が短いこともあり、効果は感じられない。
あとまだ「慣らし」の段階だが、すべてに活力剤「HB-101」を与えている。
おおむね10日間隔で投与し、徐々に通常濃度の1,000倍液に近づける予定。
素晴らしい効果を謳うぶん、やや胡散臭さもある商品なので、その効き目を見極めたい。
まとめは以上。
ついに春本番。
生育期を迎え、今後の成長が期待される。
そういえば、我が食虫植物 栽培も、そろそろ2年目を迎える。
これまでの経験が、いまの栽培に生かされているだろうか。
とにかく積み重ねだな。
どうせ才能はないので。
なにごとも努力と経験だな。
努力する才能もないが。
お金もないし。
妻子も恋人もいないし。
お先真っ暗だし。
テンション下がるからやめて……。
5月21日
20日後。
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ここ数日は真夏の陽気。
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そんななかハエトリソウたちは……
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劇的に急成長。
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「カクタス長田1」は……
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急伸した若葉に覆われた。
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だが一部の葉の、虫を捕らえる部分「捕虫葉(葉身)」が小さい。
逆に下の「葉柄(ようへい)」が、異常なほど広がっている。
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「カクタス長田2」も急成長。
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やはり、いびつな葉が散見される。
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「大彰園1」も、爆発的に育った。
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こちらの若葉は、普通といえば普通。
葉柄は、やや広めだが。
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「大彰園2」も若葉が急伸。
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子株も どんどん伸びるので、混雑が酷い。
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昨年の若葉とは、姿形が微妙に異なる。
原因はなにか。
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「大彰園3」も育った。
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伸び上がる若葉に紛れた、花茎らしきものを発見。
昨年は咲かなかった株なので、花茎であれば これが初。
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その側の子株たちも……
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やはり急伸。
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これらがこの調子で育ったら、たいへんな賑わいになりそうだ。
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「ハエトリザウルス」は、さほど変化なし。
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なぜこの株のみ、成長がみられないのだろう。
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実生の「ミニプラ鉢1(2014)」は……
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そこそこ育った。
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小さいわりに、葉柄が長い気がする。
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「ミニプラ鉢2(2014)」も……
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多少育った。
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だがミニプランターのように、劇的な成長ではない。
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「ミニプラ鉢3(2015)」は……
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ついに発芽。
播種後、丸2ヶ月での発芽となった。
育て上げるには、かなりの年月を要するはずだが、たいせつに育ててゆきたい。
置き場所の自室窓辺は、最低が26℃にもなった。
ここ数日、最高は30℃を超えている。
やや暑すぎるうえ、気象が不安定な時季なので、今後に注意が必要だ。
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ご覧のように、ミニプランターは「ハエトリザウルス」を除き、目を剥くほどの急成長を遂げた。
先月までは昨年と比較し、成長は遅れぎみだったのだが。
捕虫葉が小さく、葉柄ばかりが広がっているのも、一部とはいえ不安だ。
もしかすると、4月から投与中の活力剤「HB-101」のせいかもしれない。
食虫植物は、貧栄養の環境に適応して、捕虫能力を身に付けた。
なので富栄養の環境では、捕虫能力が低下するのだとか。
念のため、本日は「HB-101」の投与を中止。
もちろん この急伸は、いまが成長期だからかもしれない。
だが一応、様子見しておく。
不安な劇的急伸
季節は春から初夏へ。
そんななかミニプランターでは、劇的な成長を遂げた。
若葉が急伸し、プランター内を覆った。
一面、緑だ。
だがなかには、奇形にみえる葉が散見される。
肝心の捕虫葉が、もの凄く小さいのだ。
全体的に、下の葉柄が広がりすぎだし。
ハエトリソウのイメージじゃない。
もしかすると、4月から投与中の活力剤「HB-101」のせいかもしれない。
そもそも食虫植物は、貧栄養の環境に適応して、捕虫能力を身に付けた。
なので富栄養の環境では、捕虫能力が低下するのだとか。
そのせいだろうか。
もちろん この急伸は、いまが成長期だからかもしれない。
うーん。
ひとまずは様子見だな。
なんか不安だし。
「ハエトリザウルス」は、他の急伸から取り残された状態。
ミニプラ鉢の実生も、ぼちぼちといったところ。
だが2ヶ月前に蒔いた「ミニプラ鉢3(2015)」で、ついに発芽を開始。
今後に期待だ。
実生を成株まで育て上げるには、3〜5年はかかるという。
気長に育ててゆきたい。
あと、ミニプランターの「植物育成用LEDツインライト(消費電力3W)」による補助照明は、すでに止めている。
もう日が長いので。
特に効果もみられないし。
朝1時間の照射では、あまり意味がなかったのかも。
それでは、食虫植物のテキトー栽培記は「その35(2016年6月)」へと続きます。
次回は「モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ・ウツボカズラ・セファロタス・ヘリアンフォラ」の栽培記。
このページの続きとなる、ハエトリソウのみの栽培記は「その36(2016年6月)」になります。
いよいよ初夏。
本格的な成長期を迎える。
すでに成長しすぎだが。
この調子で巨大化したら、どうなってしまうだろう。
近所のネコとか喰ったりしないか。
そうなったら凄いな。
TVや新聞が取材にくるな。
警察もきそうだが。
栽培主がハーフニートなんて怪しすぎ。
ハエトリソウは、ヘンな草ではないよ……。