初冬に気を吐く子株たち!「食虫植物(ハエトリソウのみ)」テキトー栽培記(その25|2015年11月〜12月)
その1(2014年6月)・その2(7月)・その3(8月前半)・その4(8月後半)・その5(9月上旬)・その6(9月中旬下旬)・その7(10月前半)・その8(10月後半)・その9(11月)・その10(12月)・その11(総集編2014)・その12(2015年1月〜2月)・その13(3月〜4月)・その14(5月)・その15(6月)・その16(7月)・その17(7月※ハエトリソウのみ)・その18(8月)・その19(8月※ハエトリソウのみ)・その20(9月)・その21(9月※ハエトリソウのみ)・その22(10月)・その23(10月※ハエトリソウのみ)・その24(11月〜12月)に続いて、「食虫植物」のテキトー栽培記をお届けする。
2015年11月1日
食虫栽培18ヶ月目。
2015年11月〜12月分の「ハエトリソウのみ」の栽培記。
その他4種類(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)の11月〜12月分は、「その24」をご覧あれ。
ミニプランターで「ハエトリソウ(蠅取草・ハエトリグサ・ハエジゴク・ディオネア)」を栽培中。
もう寒いので先月末、玄関内から2階の空き部屋へ移動した。
引き続き「腰水」に浸し管理している。
左に園芸会社「カクタス長田」のハエトリソウ2株・中央から右は「大彰園」が多数・右下には会社不明の「ハエトリザウルス」1株を植え付けてある。
左上は「カクタス長田1」の株。
勢いは落ちたが、まだまだ元気そう。
「カクタス長田2」は、大彰園の株に隠れてしまった。
これらカクタス長田の2株は、捕虫葉の口の赤味が、とても濃くなっている。
「大彰園1」も……
巨大化は止まったが元気。
「大彰園2」も同様。
相変わらず捕虫葉の赤味が、カクタス長田と比較し薄い。
この大彰園の2株は、子株を大量に吹いている。
なのでもう「2株」とはいえない。
そのうち呼称の変更が必要か。
枯れた捕虫葉は……
ぼちぼち摘んでいる。
ここまでの4株は、今年1本ずつ花茎を伸ばし、7月に白い花を咲かせ、9月には種を収穫済み。
「大彰園3」も、隠れつつ元気。
その下と右には、6株前後の子株たち。
これらは、昨年秋から親株(大彰園1・2)が吹いた子株を、株分けしたもの。
やはり成長は停滞ぎみ。
右下には、今年(2015年)6月に追加購入した「ハエトリザウルス」。
前の2社産よりも小さな株で、成長も遅い。
それでも、細かな子株を数多く吹いた。
時期的に親株よりも、子株の成長期なのだろう。
ちなみにカクタス長田と大彰園は、2014年の6月に購入。
こちらは自室にて実生栽培中のミニプラ鉢。
昨年、大彰園の株から収穫した種を蒔いた。
発芽後、一度すべて枯れたが、今年5月に再発芽。
左の「ミニプラ鉢1」は……
あまり育っていない。
どちらかというと、苔のほうが育った。
右の「ミニプラ鉢2」も……
多少育った程度。
このような実生を、成株まで育て上げるには、3〜5年はかかるらしい。
その前に、こんな貧弱な株が、厳しい冬を乗り切れるのだろうか。
初冬を迎えた「食虫植物(ハエトリソウのみ)」栽培
食虫栽培18ヶ月目。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
初冬を迎え、完全に成長が停滞。
越冬へ向け精力を蓄える、充電期間なのだろう。
以下、現状まとめ。
現在、5種類の「食虫植物」を栽培中。
このページは、2015年11月〜12月の「ハエトリソウのみ」の栽培記。
その他4種類(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)の11月〜12月分は、「その24」にて公開済み。
ミニプランターでは、園芸会社 違いのハエトリソウをプチ寄せ植え中。
左に園芸会社「カクタス長田」のハエトリソウ・中央から右は「大彰園」・右下には会社不明の「ハエトリザウルス」を植え付けてある。
現在は2階の空き部屋にて「腰水(こしみず。鉢の下部を水に浸す管理方法)」で管理中。
もう寒いので先月末、玄関内から退避した。
向かって左側は「カクタス長田」の2株。
栽培開始は2014年6月。
それぞれ「カクタス長田1」「カクタス長田2」と呼称する。
どちらも今年初めて花茎を伸ばし、7月に花を咲かせ、9月には種を収穫済み。
春夏ほどの勢いはないが、まだまだ元気。
中央から右側には「大彰園」の株。
栽培開始は2014年6月。
親株を「大彰園1」「大彰園2」・株分かれしたらしい大きめの子株を「大彰園3」とした。
その他、株分けした子株が6株前後。
「大彰園1」と「大彰園2」は、昨年に続き花茎を伸ばし、7月に花を咲かせ、9月には種を収穫済み。
秋以降は昨年同様、たくさんの子株を吹いている。
なのでいずれ、大彰園1・大彰園2という呼称は変更したほうがいいかも。
右下には、今年(2015年)6月に追加購入した「ハエトリザウルス」。
園芸会社が不明なので、付属カードに記載の商品名で呼称。
小さめの株で、購入時のカクタス長田とも大彰園の株とも、姿形が微妙に異なる。
成長は遅いが秋以降、細かな子株を吹き始めた。
最後は、実生栽培中のミニプラ鉢。
2つのミニプラ鉢に、昨年大彰園の株から収穫した種を蒔き、「実生(種から育てる、また育った植物)」で栽培中。
ある程度育つまでは、自室にて腰水管理を続ける予定。
昨年10月に種蒔きし、発芽後一度すべて枯れたが、今年5月に再発芽した。
「ミニプラ鉢1」には4苗前後・「ミニプラ鉢2」には2,3苗が育っている。
苔に埋もれているので、正確な数は不明。
このような実生を成株まで育て上げるには、3〜5年はかかるというので、気長に育ててゆきたい。
その前に、厳しい冬を乗り切れるのか心配だ。
まとめは以上。
いよいよ初冬。
寒くなり、成長は落ち着いた。
越冬へ向け、精力を蓄えているのだろう。
子株以外に変化がない。
なので今回は、11月と12月の2ヶ月分を、まとめてお届けいたします。
変化がないと、掲載するトピックがないので困る。
たとえトラブルであっても、なにかあったほうが有り難い。
栽培記のための栽培なので。
いいのかそれで。
こんな栽培主ですが、今後ともどうかよろしく。
なんに対しての挨拶だ。
11月22日
21日後。
ハエトリソウのミニプランターは……
やはり変化が少ない。
引き続き子株の勢いが目立つ。
いずれ取って代わる日が来るのか。
12月2日
10日後。
いよいよ師走。
2階の空き部屋で、すっかり落ち着いた。
大彰園の子株が育ち、陣取り合戦の様相。
「ハエトリザウルス」も、親株の葉が枯れてきた。
実生の「ミニプラ鉢1」は、育たないが元気そう。
だが苔にカビが生えてきたので心配。
「ミニプラ鉢2」は、2,3苗が重なっているようだ。
12月22日
20日後。
すでに道内は冬景色。
だが2階の空き部屋は、最低10℃以上を維持している。
ハエトリソウは、耐寒性が高い植物なので、まだまだ余裕の様子。
「カクタス長田1」は……
枯れた葉を切り、すっきり元気。
「カクタス長田2」は、大彰園の株に隠れたまま。
「大彰園1」は……
子株が親株を圧迫しだした。
全部で何株 吹いたのだろう。
「大彰園2」も……
子株に占領されつつある。
「大彰園3」は、若干若葉が伸びてきた。
子株を吹いていない?ぶん、余力があるのだろう。
大彰園で株分けした子株も、ほとんど変化がない。
ちなみに中央右よりの葉は「子宝草」の子株。
玄関フード内で同居していたころ、葉の子株が落ちたのだろう。
もったいないが、邪魔なので抜く。
すっきり。
よくみえるようになり、枯れた葉も切りやすい。
「ハエトリザウルス」も、枯れた葉が目立ってきた。
だが ごちゃごちゃで切りにくい。
元気そうなので、ひとまず様子見。
実生のミニプラ鉢は、引き続き自室内。
「ミニプラ鉢1」は……
苔のカビが勢力を伸ばした。
このまま侵食されそうで怖い。
「ミニプラ鉢2」は……
苗が見やすくなった。
寒くなり、苔も弱ってきたようだ。
そのぶんカビが生えやすいのだろう。
これで2015年分の観察は、とりあえず終了。
なんとか越冬を成功させ、2016年も引き続き、食虫植物を愛でていたい。
初冬を迎えたハエトリソウ
寒くなり、ハエトリソウたちの成長は停滞。
古い葉から、徐々に枯れてきている。
だが子株は、勢力を伸ばしつつある。
なんとかこのまま、越冬を成功させたい。
ミニプラ鉢の実生もだが、この貧弱な子株が、無事に越冬できるだろうか。
昨年は10月に種蒔きし、発芽後、冬にすべて枯れたし。
親株には、昨年の越冬経験があるが。
いよいよ真冬。
我が北海道の冬は厳しい。
今後は特に、子株に気を配りたい。
それでは、食虫植物のテキトー栽培記は「その26」へと続きます。
次回は2015年1年間の「総集編」になります。
このページの続きとなる、ハエトリソウのみの栽培記は「その28(2016年1月〜2月)」。
間の「その27(2016年1月〜2月)」は、「モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ」の栽培記になります。
色々面倒ですが、ぜひ今後もお付き合いください。
これを制作する私のほうが、ずっと面倒な思いをしますし。
ああ大変だ。
観るだけの人はいいなぁ。
幸せな人たちだなぁ。
ここまで恩着せがましいと、かえって清々しいのでは。