真っ黒い種を収穫!「食虫植物(ハエトリソウのみ)」テキトー栽培記(その21|2015年9月)

その1(2014年6月)その2(7月)その3(8月前半)その4(8月後半)その5(9月上旬)その6(9月中旬下旬)その7(10月前半)その8(10月後半)その9(11月)その10(12月)その11(総集編2014)その12(2015年1月〜2月)その13(3月〜4月)その14(5月)その15(6月)その16(7月)その17(7月※ハエトリソウのみ)その18(8月)その19(8月※ハエトリソウのみ)その20(9月)に続いて、「食虫植物」のテキトー栽培記をお届けする。

2015年9月1日

食虫栽培16ヶ月目。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

2015年9月分の「ハエトリソウのみ」の栽培記。

その他4種(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)の9月分は、「その20」をご覧あれ。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

ミニプランターで「ハエトリソウ(蠅取草・ハエトリグサ・ハエジゴク・ディオネア)」を栽培中。

写真は屋外だが、いまは玄関フード内にて「腰水」に浸し管理している。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

左に園芸会社「カクタス長田」のハエトリソウ2株・中央から右は「大彰園」が9株ほど・右下には会社不明の「ハエトリザウルス」1株を植え付けてある。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

左上は「カクタス長田1」の株。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

ただいま元気に成長中。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

捕虫葉は、まだ赤味が薄い。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

すでに花期を終え、現在は種の成熟待ち。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

「カクタス長田2」も……

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

すでに花期を終え……

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

種の成熟待ち。

だが花殻が もっとも小さい。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

中央には大型の「大彰園」の2株。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

「大彰園1」と……

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

「大彰園2」が……

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

やはり花期を終え種待ち中。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

2株とも、たくさんの子株を吹き始めた。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

こちらは子株が育ったらしい「大彰園3」。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

まだ若く、花は咲かせていない。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

ハエ喰いきれず?

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

その下と右には、6株ほどの子株たち。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

これらは、昨年秋から成株(大彰園1・2)が吹いた子株を、株分けしたもの。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

まだ小さいので、ひとまずナンバリングはせず。

それでも、徐々にハエトリソウらしくなってきた。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

右下には、今年6月に追加購入した「ハエトリザウルス」。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

育ってはいるが、カクタス長田や大彰園の株と比較し、変化が少ない。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

全体的に よく育ち、ミニプランターが賑やかになってきた。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

こちらは自室にて実生栽培中のミニプラ鉢。

昨年、大彰園の株から収穫した種を蒔いた。

発芽後、一度すべて枯れたが、今年5月に再発芽した。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

左の「ミニプラ鉢1」は……

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

この3苗(4苗?)と……

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

これの計4苗(5苗?)。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

右の「ミニプラ鉢2」には……

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

この2苗のみ。

藻に埋もれつつも、すべて じわじわ成長中。

このような実生苗を、成株まで育て上げるには、3〜5年はかかるらしい。

先は長い。

9月の「食虫植物(ハエトリソウのみ)」栽培

食虫栽培16ヶ月目。

栽培地は北海道某所(札幌圏)。

真夏を乗り切り、順調に成長中。

以下、現状まとめ。

現在、5種の「食虫植物」を栽培中。

このページは、2015年9月の「ハエトリソウのみ」の栽培記。

その他4種(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)の9月分は、「その20」にて公開済み。

ミニプランターでは、園芸会社 違いのハエトリソウを、プチ寄せ植え中。

左に園芸会社「カクタス長田」のハエトリソウ2株・中央から右は「大彰園」が9株ほど・右下には会社不明の「ハエトリザウルス」1株を植え付けてある。

現在は玄関フード内にて「腰水(こしみず。鉢の下部を水に浸す管理方法)」で管理中。

向かって左側は「カクタス長田」の2株。

栽培開始は2014年6月。

それぞれ「カクタス長田1」「カクタス長田2」と名付けた。

どちらも花茎を伸ばし、7月には花を咲かせた。

現在は種の成熟待ち。

中央から右側には「大彰園」の株。

栽培開始は2014年6月。

成株を「大彰園1」「大彰園2」・株分かれしたらしい大きめの子株を「大彰園3」とした。

その他、株分けした子株が6株ほど。

「大彰園1」と「大彰園2」は花茎を伸ばし、やはり種の成熟待ち。

この大彰園の株は、昨年も種を収穫できたので期待したい。

右下には、今年6月に追加購入した「ハエトリザウルス」。

園芸会社が不明なので、付属カードに記載の商品名で呼称する。

小さめの株で、購入時のカクタス長田とも大彰園の株とも、姿形が微妙に異なる。

元気そうだが、他と比較し成長は遅め。

最後は、実生栽培中のミニプラ鉢。

2つのミニプラ鉢に、昨年大彰園の株から収穫した種を蒔き、「実生(種から育てる、また育った植物)」で栽培中。

ある程度育つまでは、自室にて腰水管理を続ける予定。

昨年10月に種蒔きし、発芽後一度すべて枯れたが、今年5月に再発芽した。

左の「ミニプラ鉢1」には計4苗(5苗?)。

右の「ミニプラ鉢2」には計2苗。

このような実生を成株まで育て上げるには、3〜5年はかかるというので、気長に育ててゆきたい。

まとめは以上。

我が北海道は、秋真っ盛り。

肌寒い日も増えてきた。

それでも まだまだ育ち盛り。

いまが生育期のピークかもしれない。

それくらいよく育っている。

玄関フード内の環境が合うようだ。

朝日がはいる「半日陰(1日のうち数時間だけ強い日が当たるような場所。木漏れ日など日光が遮られつつ当たる場所も半日陰とされる)」の環境が、このハエトリソウには ちょうどよいのだろう。

このように園芸は、各栽培地でベストな環境を探るのが重要らしい。

自生地の環境を真似るのが、必ずしもベストではないという。

よりよい環境があれば、自生地の何倍も早く・大きく育つのだとか。

それを確実にできるなら、栽培の達人といえそうだ。

私も達人を目指したい。

食虫植物マスターを目指したい。

なりたいな、ならなくちゃ、絶対なってやる。

正直そこまでじゃない。

まぁぼちぼち頑張ります。

9月13日

12日後。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

ミニプランターの4本の花茎から、種を収穫。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

「カクタス長田1」は1つの花殻から、3つの種を収穫できた。

「カクタス長田2」はゼロ。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

「大彰園1」は5つの花殻、「大彰園2」は3つの花殻から、いくつかの種を収穫。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

これが本日収穫できた、すべての種。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

3本の花茎は、邪魔なので摘んだ。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

だが1本の花茎を、捕虫葉が噛んでしまった。

仕方がないので、後日に摘みたい。

9月21日

8日後。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

秋深まる。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

引き続き、ハエトリソウたちは生育期。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

「カクタス長田1」は……

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

元気いっぱい。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

捕虫葉の赤が濃くなってきた。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

残していた花茎は摘んだ。

すっきり。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

「カクタス長田2」も、やはり赤が濃くなった。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

「大彰園1」は……

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

多くの子株を吹いている。

あと昨年もそうだったが、大彰園の株はカクタス長田と比較し、なかなか赤く色付かないようだ。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

「大彰園2」も、大量に子吹いた。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

「大彰園3」も……

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

よく育っている。

来年こそは、花を咲かせてくれそうだ。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

その他、大彰園で株分けした子株も……

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

充実してきた。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

「ハエトリザウルス」も、あまり伸びないわりに、多くの子株を吹いている。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

この捕虫葉は、虫を捕らえたまま腐敗していた。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

実生栽培中のミニプラ鉢も、変わらず元気。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

「ミニプラ鉢1」は……

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

多少育ったが、周辺の苔に埋もれがち。

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

「ミニプラ鉢2」も……

「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記

埋もれている。

ハエトリソウよりも、苔のほうが育ちがいい。

引き続き生育期&種収穫

この9月は、引き続き生育期。

全体的によく伸びた。

カクタス長田の株は、捕虫葉の赤が濃くなった。

大彰園は成株(大彰園1と2)が、たくさんの子株を吹き始めた。

「ハエトリザウルス」も伸びないわりに、多くの子株を吹き始めた。

実生栽培中のミニプラ鉢は、ぼちぼち育った。

そして9月は、ついに種を収穫。

「カクタス長田1」は1つの花殻から、3つの種を収穫できた。

「カクタス長田2」はゼロ。

「大彰園1」は5つの花殻、「大彰園2」は3つの花殻から、いくつもの種を収穫できた。

昨年は、大彰園の1輪分の花殻しか、種を結ばなかった。

だが今年は大漁だった。

そこまで多くはないか。

2年目の栽培で、株が成熟してきたのだろう。

さて、この種をどうしようか。

昨シーズンは種の有効期限が短いと聞き、焦って秋に蒔いて、冬には枯らしてしまった。

なので今シーズンは、晩冬辺りに蒔く予定。

幼苗では、真冬の寒さは耐えかねる。

だが種は、冬越しさせないと発芽率が落ちるそうだ。

真偽不明だが。

どちらにしろ、蒔くのは2016年だ。

それでは、食虫植物のテキトー栽培記は「その22(2015年10月)」へと続きます。

次回は10月の「モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ」の栽培記です。

このページの続きとなる、ハエトリソウのみの栽培記は「その23(2015年10月)」になります。

我が北海道では、10月は冬目前だ。

下旬になると、初雪が降ってもおかしくない。

そんななか、食虫植物たちは元気に育つだろうか。

逞しき彼らの生き様を、刮目してみて欲しい。

大げさ。

まぁぼちぼちご覧あれ。

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