現状維持の越冬シーズン!「食虫植物(ハエトリソウのみ)」テキトー栽培記(その30|2016年3月)
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2016年3月1日
食虫栽培22ヶ月目。
2016年3月分の「ハエトリソウのみ」の栽培記。
その他4属(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)の2016年3月分は、「その29」をご覧あれ。
ミニプランターで「ハエトリソウ(蠅取草・ハエトリグサ・ハエジゴク・ディオネア)」を栽培中。
置き場所は、暖房のない2階の空き部屋。
引き続き「腰水」に浸し管理している。
左に園芸会社「カクタス長田」のハエトリソウ2株・中央から右に「大彰園」多数・右下には会社不明の「ハエトリザウルス」1株を植え付けてある。
左上は「カクタス長田1」の株。
越冬中は、ほとんど変化なし。
真っ赤な古い捕虫葉。
「カクタス長田2」は、大彰園の葉の下で、細々と生きている。
「大彰園1」も……
変化はないが元気そう。
大量に吹いた子株も、そこそこのサイズになった。
「大彰園2」も……
変わらず元気。
育った子株が混在し、親株と見分けがつかなくなってきた。
ここまでの4株は、昨年(2015年)1本ずつ花茎を伸ばし、7月に白い花を咲かせ、9月に種を収穫済み。
「大彰園3」も……
やはり変わらず。
その下や右には、複数の子株たち。
これらは、一昨年から親株(大彰園1・2)が吹いていた子株を、昨年7月に株分けしたもの。
小さいので心配したが、無事 冬を越えそうだ。
右下は、2015年6月追加購入の「ハエトリザウルス」。
これも変化なし。
子株も元気そうだ。
厳寒期より引き続き、(株)グリーンライフの折りたたみ式ビニール簡易温室(フレーム)「ポップアップ温室」で保護中。
これにより、換気時などによる温度変化を、いくらか和らげることができるはず。
こちらは自室窓辺で実生栽培中のミニプラ鉢。
一昨年(2014年)10月、大彰園の株から収穫した種を蒔いた。
発芽後、一度すべて枯れたが、昨年4月に再発芽。
左の「ミニプラ鉢1」は……
多少暖かな自室で元気。
ごく僅かに、成長の兆しがみられる。
右の「ミニプラ鉢2」も……
色艶よく元気。
室内栽培とはいえ、厳寒期の北海道を、小さな苗が立派に耐えた。
厳しい越冬シーズンも、あと少しの辛抱。
我が家のハエトリソウたちの、今後の成長が期待される。
越冬シーズン終盤の「食虫植物(ハエトリソウのみ)」栽培
食虫栽培22ヶ月目。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
越冬シーズンも、そろそろ終盤。
以下、現状まとめ。
現在、5属の「食虫植物」を栽培中。
このページは、2016年3月の「ハエトリソウのみ」の栽培記。
その他4属(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)の2016年3月分は、「その29」にて公開済み。
ミニプランターでは、園芸会社 違いのハエトリソウを、プチ寄せ植え中。
左に園芸会社「カクタス長田」のハエトリソウ・中央から右に「大彰園」・右下には会社不明の「ハエトリザウルス」を植え付けてある。
現在は、2階の空き部屋にて「腰水(こしみず。鉢の下部を水に浸す管理方法)」で管理中。
厳寒期より引き続き、(株)グリーンライフの折りたたみ式ビニール簡易温室(フレーム)「ポップアップ温室」で保護中。
これにより、換気時などによる温度変化を、いくらか和らげることができるはず。
向かって左側は「カクタス長田」の2株。
栽培開始は2014年6月。
それぞれ「カクタス長田1」「カクタス長田2」と呼称する。
どちらも昨年(2015年)初めて花茎を伸ばし、7月に花を咲かせ、9月に種を収穫済み。
越冬シーズンにはいってから、ほとんど変化がない。
中央から右側には「大彰園」の株が多数。
栽培開始は2014年6月。
親株を「大彰園1」「大彰園2」・株分かれしたらしい大きめの子株を「大彰園3」とした。
その他、株分けした子株が複数。
これまで6株前後としていたが、隠れがちで現存数は不明。
「大彰園1」と「大彰園2」は、昨年7月に花を咲かせ、9月には種を収穫済み。
「大彰園1」のみ、一昨年にも花を咲かせた。
秋以降、たくさんの子株を吹き、親株を押しのける勢いに。
この越冬シーズンは、やはり変化なし。
右下は、2015年6月追加購入の「ハエトリザウルス」。
園芸会社が不明なので、付属カードに記載の商品名で呼称。
小さめの株で、カクタス長田とも大彰園の株とも、姿形が微妙に異なる。
小さいながらも、複数の子株を吹いている。
越冬シーズンは、同様に現状を維持。
最後は、実生栽培のミニプラ鉢。
2つのミニプラ鉢に、「大彰園1」から収穫した種を蒔き、「実生(種から育てる、また育った植物)」で栽培中。
一昨年(2014年)10月に種蒔きし、発芽後一度すべて枯れたが、昨年4月(前回まで5月としていたが訂正)に再発芽した。
ある程度育つまでは、自室窓辺で腰水管理を続ける予定。
「ミニプラ鉢1」には4苗前後・「ミニプラ鉢2」には2,3苗が育っている。
苔に埋もれているので、正確な数は不明。
矮小な苗なので心配したが、厳寒期を無事 耐え抜いた。
このような実生を成株まで育て上げるには、3〜5年はかかるというので、気長に育ててゆきたい。
まとめは以上。
いよいよ3月。
厳寒期を乗り越え、今後の成長が期待される。
いまのところ、ほどんど変化はみられない。
室内栽培なので、そこそこ暖かいはずだが。
気が早いか。
昨年も こんなだったし。
それだけ園芸シーズンの到来が、待ち遠しいということだ。
園芸ファンになってから、より春の訪れを、待ち侘びるようになった。
同時に、冬が疎ましくなった。
元々冬は好きじゃないのに。
寒がりなので。
なので他に、冬こそ楽しめる趣味を持ちたい。
そのほうが、より人生を楽しめる。
具体的には思い付かないが。
冬は外出したくないし。
いまでも十分、楽しい人生なのでいいか。
3月22日
21日後。
春間近。
なので「ポップアップ温室」での保護は終了。
ミニプランターのハエトリソウたちは……
いまだ現状維持。
「カクタス長田1」は……
僅かに動きはみられるが、ほぼ変化なし。
「カクタス長田2」も同様。
「大彰園1」も……
引き続き変化なし。
「大彰園2」も……
やはり同様。
子株は何株吹いただろうか。
「大彰園3」は……
右下の葉が枯れたくらい。
その側の子株たちも、相変わらず元気そう。
「ハエトリザウルス」も……
現状を維持。
実生の「ミニプラ鉢1」は……
すでに成長を再開。
新たな芽も、水苔の奥から顔を出し始めた。
自室窓辺は空き部屋より、多少は暖かい。
なので成長再開が早いのだろう。
「ミニプラ鉢2」も……
僅かに成長の兆しが。
自室窓辺は現在、最低で14℃ほど。
空き部屋は、それより2,3℃は低いはず。
恐らく最低15℃前後が、成長再開の基準になりそう。
3月24日
2日後。
写真は昨年9月、カクタス長田と大彰園の4株から収穫した種。
これを一昨年同様、ミニプラ鉢に蒔いてみる。
一昨年は秋に蒔き、翌年の冬すべて枯れ、春に再発芽を果たした。
なので今回は、晩冬に蒔いてみる。
しかし、食虫植物の種は、有効期限が短いと聞く。
採種からは、すでに半年が経過している。
ちゃんと芽吹くか心配だ。
越冬シーズン終了
この3月で長かった、北海道の越冬シーズンが終了。
我が家のハエトリソウたちは、無事に冬を乗り越えたようだ。
その間、ほとんどの株が、現状維持を続けた。
ひたすら寒さに耐えていた。
そして最近、ミニプラ鉢の実生たちに、成長の兆しがみえている。
自室窓辺は暖かいので、成長再開も早いのだろう。
自室窓辺は現在、最低で14℃ほど。
空き部屋は、それより2,3℃は低いはず。
いまだ成長しないのは、そのせいだろう。
恐らく最低15℃前後が、成長再開の基準になりそう。
まぁ、いまさら焦る必要はない。
あと、昨年収穫した種を、ミニプラ鉢に蒔いた。
一昨年は秋に蒔き、翌年の冬すべて枯れ、春に再発芽を果たした。
その反省で、今年は晩冬に蒔いたのだ。
食虫植物の種は、有効期限が短いと聞く。
だが採種から、すでに半年が経過している。
ちゃんと芽吹くか心配だ。
芽吹いたとしても、成株まで育て上げるには、3〜5年はかかるという。
まぁ気長に見守ろう。
それでは、食虫植物のテキトー栽培記は「その31(2016年4月)」へと続きます。
次回は「モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ」の栽培記。
このページの続きとなる、ハエトリソウのみの栽培記は「その32(2016年4月)」になります。
さぁ、長い北海道の冬が終わり、新たな園芸シーズンの幕開けだ。
忙しくなるな。
ああハーフニートの身の上でよかった。
というか、そもそもハーフニートでなければ、園芸なんて始めていなかった。
正直、暇つぶしで始めたようなものなのだ。
あと当サイトのネタとして。
園芸なんて、暇な主婦か定年後にやるものだと思っていた。
主婦は思うより忙しいが。
ナイスフォロー。
ナイス炎上対策。
どちらにしろ、ある程度時間がないと、園芸なんて続けられない。
これから私は、死ぬまで園芸を続けるのだろうか。
ところが最近、以前は美しかった近所の庭が、荒れ放題になっているのをみかける。
住人が高齢化し、世話ができなくなったのだろう。
何事にも終わりはあると。
なのでいま、できることを懸命にやろう。
なら仕事を懸命にしろ。
それだけは勘弁!