冬期栽培無事終了!「多肉植物(黒法師・火祭り・樹氷・シンビフォルミス・子宝草・その他)」テキトー栽培記(その6|2015年3月〜4月)
その1(2014年10月)・その2(11月)・その3(12月)・その4(2015年1月)・その5(2月)に続いて、「多肉植物」のテキトー栽培記をお届けする。
2015年3月1日
多肉栽培6ヶ月目。
ミニプランターでは……
4品種の多肉植物を寄せ植え中。
こちらはベンケイソウ科アエオニウム属「黒法師」。
生育期が冬型種のため……
いまが伸び盛り。
ベンケイソウ科センぺルビウム属「巻絹」。
徒長して……
立ち上がれなくなった。
ベンケイソウ科クラッスラ属「火祭り」。
春秋型種だが、冬型種の勢いで巨大化中。
ベンケイソウ科セデベリア属「樹氷」。
2株とも……
のんびりと成長中。
こちらは、ミニプランターに移植しきれなかった、巻絹の余り。
こちらは、1月下旬に追加購入した黒法師。
日に当てたため、購入時より黒くなった。
ところが……
先月22日に、ぽっきり1輪(花ではないが)折ってしまった。
どうやらカーテンを引っかけてしまったようだ。
非常に もったいない。
ベンケイソウ科アエオニウム属「カシミアバイオレット」。
アエオニウム属の多くは、いまが生育期。
ツルボラン科ハオルチア属「寿(レツーサ)」。
のんびりと成長中。
こちらも同じツルボラン科ハオルチア属「シンビフォルミス」。
やはり のんびり成長中。
軟葉系のハオルチアは、葉に半透明の「窓」を持つ。
この透明感が魅力的。
ツルボラン科ハオルチア属「ツルギダ」。
売れ残り品を回復していたが、また調子を落としぎみ。
小さいが「窓」もある。
このミニプラ鉢では、2品種を寄せ植え中。
ベンケイソウ科セダム属「虹の玉」。
ベンケイソウ科クラッスラ属「銀箭(ギンセン。もしくは銀揃(ギンゾロエ))」。
どちらも夏型種のため、あまり成長していない。
こちらは1月下旬に追加購入した、ベンケイソウ科クラッスラ属「紅葉祭り(モミジマツリ)」。
葉と茎が……
燃えるように紅葉している。
これが「祭り」の風情か。
葉が ぽろぽろ外れるのが気になる。
ベンケイソウ科グラプトペタルム属「秋麗(シュウレイ)」。
これも1月下旬に追加購入。
1株は元気だが……
もう1株は枯れそうだ。
こちらは先月追加購入した、ベンケイソウ科パキフィツム属「月美人」。
よくみると、わずかに育った。
ベンケイソウ科カランコエ属「月兎耳(ツキトジ)」。
夏型種というが、この冬かなり伸びた。
繊細な毛を纏う、新たな葉が続々増える。
ベンケイソウ科カランコエ属「子宝草」。
こちらは先月追加購入。
春秋型種らしいが、冬でもよく伸びている。
葉の裏側外周に……
たくさんの「子宝(子株)」を付ける。
まだ寒いので、苗ドーム(ホットキャップ)で保温中。
不安だった冬栽培も、もう少しで終わり。
「カシミアバイオレット・黒法師・巻絹・火祭り・樹氷・寿・シンビフォルミス・ツルギダ・虹の玉・銀箭・紅葉祭り・秋麗・月美人・月兎耳・子宝草」栽培中
多肉栽培 6ヶ月目。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
冬につき室内栽培中。
現在15品種を栽培中。
カシミアバイオレット:ベンケイソウ科アエオニウム属。冬型種(春秋型とも)。別名「バイオレットクイーン」「ベロア」。日に当てると葉がバイオレットに色づく。日光を好む。微かに臭気を放つ。2014年10月購入。
黒法師:ベンケイソウ科アエオニウム属。冬型種(春秋型とも)。日に当てると黒色が濃くなる。アエオニウム属は、下側の葉を枯れ落としながら成長し、木立して大型化する品種が多い。夏は休眠する。2014年10月(ミニプランター)・2015年1月(プラ鉢)購入。
巻絹:ベンケイソウ科センぺルビウム属。春秋型種。高山に生息し、とても寒さに強い。葉に白い糸を絡めるのが特徴的。説明書きは属名のみの記載だったが、巻絹もしくはその交配・交雑種と思われる。2014年10月購入。
火祭り:ベンケイソウ科クラッスラ属。春秋型種。燃えるような赤色が美しい。寒さにあてるとより濃く紅葉する。丈夫で簡単に殖やせるので、多肉初心者のファーストチョイスに好適。2014年10月購入。
樹氷:ベンケイソウ科セデベリア属。春秋型種(夏型とも)。淡い微妙な色合いが魅力的。表面に薄く白い粉を吹く。2014年10月購入。
寿:ツルボラン科(旧体系ではユリ科・アロエ科)ハオルチア属。春秋型種。別名「レツーサ」。ハオルチア属の軟葉系の品種には、たいてい葉に「窓」と呼ばれる半透明の箇所がある。そこから日光を取り込み耐陰性を高めるが、逆に強い光は苦手。多肉にしては多めの水やりが必要。成長は遅い。2014年10月購入。
シンビフォルミス:ツルボラン科ハオルチア属。春秋型種。多肉質の葉がロゼット状(バラの花状)に広がる。葉の先端に「窓」を持つ。透明感のある黄緑色の葉が美しい。変種が多く、様々な姿形がみられる。2014年11月購入。
ツルギダ:ツルボラン科ハオルチア属。春秋型種。葉は尖ったような形状で、半透明の「窓」を持つ。子吹きで たくさん殖える。変種が多く、他にも様々な姿形がみられる。2014年12月購入。
虹の玉:ベンケイソウ科セダム属。夏型種。セダム独特の、ぷっくり丸みを帯びた葉が可愛いらしい。寒さにあてると真っ赤に紅葉する。2014年10月購入。
銀箭(ギンセン):ベンケイソウ科クラッスラ属。夏型種。別名「銀揃(ギンゾロエ)」。産毛状に白い毛を生やす。比較的丈夫。2014年10月購入。
紅葉祭(モミジマツリ):ベンケイソウ科クラッスラ属。春秋型種。その名のとおり、秋には派手に紅葉する。火祭りと赤鬼城の交配種。栽培方法も火祭りに準じる。2015年1月購入。
秋麗(シュウレイ):ベンケイソウ科グラプトペタルム属。春秋型種。紅葉する ぷっくりとした葉が魅力的。よく伸びるが小さく仕立てたほうが可愛いらしい。朧月と乙女心の交配(交雑)種らしい。日光にも湿気にも強い。2015年1月購入。
月美人:ベンケイソウ科パキフィツム属。春秋型種。多肉植物らしい分厚い葉が特徴。薄く粉を吹き、ほんのり桃や赤紫に色づく。暑さに強く、できるだけ日に当てたい。冬は室内栽培が基本。春には花を咲かせる。類似の品種に「星美人」などがある。2015年2月購入。
月兎耳(ツキトジ):ベンケイソウ科カランコエ属。夏型種。葉が兎の耳を思わせる。葉と茎に繊細な毛が生えている。「福兎耳」や「黒兎耳」など、色違いのバリエーションもある。2014年11月購入。
子宝草:ベンケイソウ科カランコエ属。春秋型種。葉の裏側外周に、大量の子株を付ける。そのため繁殖力が高い。活力が奪われるため、不要な子株は随時取り除くとよい。多肉植物としては扱わず、水やりは土が乾けばすぐに与える。葉に水をかけないよう注意。2015年2月購入。
1月15日から、いっさい水やりしていない。
真冬なので、できるだけ控えている。
水は不足するよりも、やりすぎのほうが危険なので。
だが、さすがにそろそろ与えたい。
かなり寒さも和らいだし。
ひと月半も水を飲めないなんて、人間には考えられない。
多くの生物がそうか。
多肉植物の生命力に舌を巻く。
植物からは教わることが多いな。
特になにとはいえないが。
漠然としすぎ。
この具体性のなさが、私が伸びない理由だ。
なんの話だ。
4月1日
1ヶ月後。多肉栽培7ヶ月目。
室内は最低でも16℃はある。
なので苗ドームを外し、いよいよ春栽培に突入。
黒法師は……
さらに迫力を増した。
巻絹は変わらず徒長。
火祭りは さらに巨大化。
樹氷は……
春を迎え急成長。
新たな葉が……
増えてきている。
背も高くなった。
ミニプラ鉢の巻絹は、さほど変化なし。
プラ鉢の黒法師は……
折れた葉1輪を、とりあえず土に挿してみた。
カシミアバイオレットは……
ずいぶんと背が高くなった。
臭気も強まった気がする。
寿は……
さほど変わらず。
「窓」が美しい。
シンビフォルミスには……
花芽らしきものがでていた。
ツルギダは枯れつつも……
新たな葉を増やし始めた。
虹の玉と銀箭のミニプラ鉢は……
成長の兆しがみられる。
紅葉祭りは……
引き続き真っ赤。
秋麗は3月中ごろ、弱った1株が ばらばらに。
だが もげた葉が、新たに根を生やし始めた。
月美人は……
順調に成長中。
月兎耳は、夏型種と思えない育ちぶり。
子宝草も、引き続き成長中。
購入時の透明フィルムを、やっと剥がした。
だがそのせいで、株がアンバランスになり、ポリポットが倒れそう。
そろそろ子株の処理を考えねば。
3月3日には、すべての品種に水やりした。
それから、全体的に勢いづいた気がする。
4月7日
6日後。
シンビフォルミスが……
急速に花茎を伸ばした。
そのうち花がみられそう。
よくみると花芽が もう1つ。
栽培が順調な証拠だろう。
秋麗の もげた葉2枚を、腋の土に挿してみた。
殖えるかどうか楽しみだ。
あと本日、約1ヶ月ぶりに、すべての品種に水やりを実施。
4月20日
13日後。
最近は窓辺でも、18℃を下回らなくなった。
そのせいか、全体的に よく育つ。
黒法師は……
相変わらずの迫力。
初冬までとは、葉の付きかたが違う。
ちなみにこちらが、昨年12月1日の様子。
巻絹も、変わらず元気に徒長。
火祭りは……
引き続き巨大化中。
私が購入した多肉では、もっとも大きく育った。
ちなみにこちらが購入時(昨年10月15日)の様子。
この赤味は戻るだろうか。
樹氷も……
引き続き急成長。
葉が増えて、迫力がでてきた。
ミニプラ鉢の巻絹は、変わらず持て余しぎみ。
プラ鉢の黒法師は……
購入時とは、葉の色と形が変わった。
ちなみにこちらが購入時(1月26日)の様子。
カシミアバイオレットも……
少し雰囲気が変わった。
日の当てかたを変えたせいで、葉が上を向き始めた。
寿は……
じわじわと成長中。
シンビフォルミスは……
さらに花茎を伸ばした。
こちらが花芽。
花茎はどこまで伸びるのだろう。
ツルギダは、すっかり枯れた(紅葉した?)。
「窓」も確認できなくなった。
ハオルチアの他2品種は、とても順調なのに。
売れ残って弱った株を、元気な状態に回復させるのは、なかなか難しいようだ。
虹の玉と銀箭のミニプラ鉢は……
成長期にはいったようだ。
紅葉祭りは、相変わらず真っ赤。
火祭りの近縁種だが、現状は かなり異なる。
これも売れ残りだったが、枯れきているのだろうか。
紅葉祭りの折れた葉は……
別のミニプラ鉢で葉挿し。
多肉植物は殖やすのも、また楽しいものだとか。
秋麗は……
残った1株は さほど変わらず。
挿した葉は、枯れてきている。
月美人は……
ひとまず元気そう。
月兎耳は……
いまだ成長中。
子宝草は……
葉が萎れがち。
それでも子株が……
どんどん増える。
落ちた子株が、育ってきていた。
この子宝草にだけ、水やりを実施。
他の品種に合わせると、どうしても水不足になってしまう。
冬栽培終了・春の成長期へ
心配だった冬期栽培も、無事に終了。
最近は窓辺でも、18℃を下回らなくなった。
いよいよ、本格的な栽培シーズンに突入だ。
この2ヶ月間で、多くの品種に成長がみられた。
特にアエオニウム属の2品種が、成長著しい。
さすが冬型種。
火祭りは、新緑のまま巨大化中。
樹氷も葉数が増えてきた。
シンビフォルミスは花を咲かせそう。
月兎耳は夏型種というが、この冬よく育った。
暖かくなり、全体的に成長が加速している。
長い冬を乗りこえた、多肉たちの今後に期待したい。
それでは、多肉植物のテキトー栽培記は「その7(2015年5月)」へと続きます。
今回は、2ヶ月分を1回にまとめた。
そのため写真が増えすぎた。
来月こそ、そこそこの枚数に収めたい。
あっそ。
でも回線やマシンスペックが劣ると、最後まで観るのも ひと苦労ですよね。
誰も最後まで観てないが。
誰も最後まで観てないが。
誰も最後まで観てないが。
しつこい。
飛ばし読みせずに、ここの文章まで辿り着いたアナタは、相当暇人熱心なのでしょうね!