月美人・子宝草が仲間に加わった!「多肉植物(黒法師・巻絹・寿・紅葉祭り・秋麗・その他)」テキトー栽培記(その5|2015年2月)
その1(2014年10月)・その2(11月)・その3(12月)・その4(2015年1月)に続いて、「多肉植物」のテキトー栽培記をお届けする。
2015年2月1日
多肉栽培5ヶ月目。
ミニプランターでは、4品種の多肉植物を寄せ植え中。
こちらはベンケイソウ科アエオニウム属「黒法師」。
冬型種のため、真冬も元気に育っている。
ベンケイソウ科センぺルビウム属「巻絹」。
どんどん伸びて……
立ち上がれそうにない。
糸は変わらず張っている。
ベンケイソウ科クラッスラ属「火祭り」。
寒くなってから、さらに巨大化中。
ベンケイソウ科セデベリア属「樹氷」。
2株とも……
成長が遅い。
火祭りと同じ、春秋型種だと思っていたが。
どちらかというと、夏型に近いのかもしれない。
こちらは、ミニプランターに移植しきれなかった、巻絹の余り。
やはり徒長している。
こちらは、6日前に追加購入した黒法師。
日に当てたため……
葉色が黒くなってきた。
ベンケイソウ科アエオニウム属「カシミアバイオレット」。
光を求め折れ曲がった。
ツルボラン科ハオルチア属「寿(レツーサ)」。
相変わらず、じわじわと成長中。
軟葉系ハオルチアは、葉に半透明の「窓」を持つ。
こちらも同じツルボラン科ハオルチア属の「シンビフォルミス」。
やはり じわじわ成長中。
葉の先端に「窓」。
ツルボラン科ハオルチア属「ツルギダ」。
売れ残り品だったため、枯れかけていたが、徐々に回復中。
葉が細いため「窓」は小さい。
このミニプラ鉢では、2品種を寄せ植え中。
ベンケイソウ科セダム属「虹の玉」。
ベンケイソウ科クラッスラ属「銀箭(ギンセン。もしくは銀揃(ギンゾロエ))」。
どちらも夏型種のため、成長は遅い。
6日前に購入した、ベンケイソウ科クラッスラ属「紅葉祭り(モミジマツリ)」。
元気だが……
紅葉してきた。
葉が外れやすいのが気になる。
ベンケイソウ科グラプトペタルム属「秋麗(シュウレイ)」。
これも6日前に購入した。
わずかに育ち、色づいてきた。
ベンケイソウ科カランコエ属「月兎耳(ツキトジ)」。
夏型種だが……
かなり元気。
「カシミアバイオレット・黒法師・巻絹・火祭り・樹氷・寿・シンビフォルミス・ツルギダ・虹の玉・銀箭・紅葉祭り・秋麗・月兎耳」栽培中
多肉栽培も5ヶ月目。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
真冬につき室内栽培中。
現在13品種を栽培中。
カシミアバイオレット:ベンケイソウ科アエオニウム属。冬型種(春秋型とも)。別名「バイオレットクイーン」。日に当てると葉がバイオレットに色づく。日光を好む。微かに臭気を放つ。2014年10月購入。
黒法師:ベンケイソウ科アエオニウム属。冬型種(春秋型とも)。日に当てると黒色が濃くなる。アエオニウム属は、下側の葉を枯れ落としながら成長し、木立して大型化する品種が多い。夏は休眠する。2014年10月(ミニプランター)・2015年1月(ミニプラ鉢)購入。
巻絹:ベンケイソウ科センぺルビウム属。春秋型種。高山に生息し、とても寒さに強い。葉に白い糸を絡めるのが特徴的。説明書きは属名のみの記載だったが、巻絹もしくはその交配種と思われる。2014年10月購入。
火祭り:ベンケイソウ科クラッスラ属。春秋型種。燃えるような赤色が美しい。寒さにあてるとより濃く紅葉する。多肉初心者向けで、簡単に殖やせる。2014年10月購入。
樹氷:ベンケイソウ科セデベリア属。春秋型種(夏型とも)。淡い微妙な色合いが魅力的。表面に薄く白い粉を吹く。2014年10月購入。
寿:ツルボラン科(旧体系ではユリ科・アロエ科)ハオルチア属。春秋型種。別名「レツーサ」。ハオルチア属の軟葉系の品種には、たいてい葉に「窓」と呼ばれる半透明の箇所がある。そこから日光を取り込み耐陰性を高めるが、逆に強い光は苦手。多肉にしては多めの水やりが必要。成長は遅い。2014年10月購入。
シンビフォルミス:ツルボラン科ハオルチア属。春秋型種。多肉質の葉がロゼット状(バラの花状)に広がる。葉の先端に「窓」を持つ。透明感のある黄緑色の葉が美しい。変種が多く、様々な姿形がみられる。2014年11月購入。
ツルギダ:ツルボラン科ハオルチア属。春秋型種。葉は尖ったような形状で、半透明の「窓」を持つ。子吹きで たくさん増える。変種が多く、他にも様々な姿形がみられる。2014年12月購入。
虹の玉:ベンケイソウ科セダム属。夏型種。セダム独特の、ぷっくり丸みを帯びた葉が可愛いらしい。寒さにあてると真っ赤に紅葉する。2014年10月購入。
銀箭(ギンセン):ベンケイソウ科クラッスラ属。夏型種。別名「銀揃(ギンゾロエ)」。産毛状に白い毛を生やす。比較的丈夫。2014年10月購入。
紅葉祭(モミジマツリ):ベンケイソウ科クラッスラ属。春秋型種。その名のとおり、秋には派手に紅葉する。だが真っ赤に紅葉する株は少ないとの情報もあり。火祭りと赤鬼城の交配種。栽培方法も火祭りに準じる。2015年1月購入。
秋麗(シュウレイ):ベンケイソウ科グラプトペタルム属。春秋型種。紅葉する ぷっくりとした葉が魅力的。よく伸びるが小さく仕立てたほうが可愛いらしい。朧月と乙女心の交配(交雑)種らしい。日光にも湿気にも強い。2015年1月購入。
月兎耳(ツキトジ):ベンケイソウ科カランコエ属。夏型種。葉が兎の耳を思わせる。葉と茎に繊細な毛が生えている。福兎耳や黒兎耳など、色違いのバリエーションがある。2014年11月購入。
先月の15日から、水やりしていない。
真冬なので、今月は控える予定。
水は やらなすぎよりも、やりすぎのほうが危険なので。
まぁ様子をみてだが。
6日前に購入した黒法師は、色が黒くなってきた。
ホームセンターの売り場では、日に当たっていなかったのだろう。
同じく紅葉祭りも秋麗も、色づいてきた。
日当たりの大切さを再認識した次第。
私がハーフニートのダメ人間なのは、あまり日に当たらないせいかも。
昼夜逆転ぎみなので。
なんの話だ。
2月3日
2日後。
近所のホームセンターにて、また売れ残りを買ってきた。
まずはベンケイソウ科パキフィツム属「月美人」。
多肉らしい、ぷっくりした葉が特徴的。
樹氷同様、葉に薄く粉を吹く。
こちらはベンケイソウ科カランコエ属「子宝草」。
売れなかったらしく、元気な株が50円で、大量に投げ売りされていた。
真冬なのに……
美しい黄緑がみられて嬉しい。
葉の裏側外周には……
たくさんの「子宝(子株)」が付いている。
これが用土に落ち、どんどん増えてゆく。
だから「子宝草」なのだろう。
月美人・子宝草を追加購入
いつものホームセンターで、また売れ残り品を買ってきた。
月美人:ベンケイソウ科パキフィツム属。春秋型種。多肉植物らしい分厚い葉が特徴。薄く粉を吹き、ほんのり桃や赤紫に色づく。暑さに強く、できるだけ日に当てたい。冬は室内栽培が基本。春には花を咲かせる。
月美人は、多肉らしい姿と、その名前がお気に入り。
月も美人も大好きなので。
類似の品種に「星美人」などもあるが、私には見分けは付かない。
子宝草:ベンケイソウ科カランコエ属。春秋型種。葉の裏側外周に、大量の子株を付ける。そのため繁殖力が高い。活力が奪われるため、不要な子株は随時取り除いておく。多肉植物としては扱わず、水やりは土が乾けばすぐに与える。葉に水をかけないよう注意。
子宝草は普通、多肉には含めないらしいが、50円という激安に負け購入。
せっかく買ったので、今後も多肉として紹介してゆく予定。
これでついに、全15品種にもなった。
投げ売りされていると、つい買って帰ってしまう。
悪癖だ。
可哀想になっちゃって。
せっかくの多肉が もったいないし。
娘「おとーさん、またこんなの買ってきて!」
妻「あらアナタ、いいかげんにして頂戴!」
私「えへへ……」
そんな展開が想像される。
そんな展開が妄想される。
独身なので。
美人で優しく料理上手な奥さんと、明るく可愛い娘がひとり。
家はマンションよりも、一軒家がいいかなぁ。
ときどき巨乳の奥さん(結婚後 床上手にもなった)に、娘に隠れて甘えたい。
娘「あっ、おとーさんと おかーさん、いちゃいちゃしてるの みぃ〜ちゃった!」
妻「もうこの娘ったら! いやだわアナタ♥」
私「えへへ……」
娘にはパパ・ママと呼ばせるのもいいなぁ。
そしてそして……。
ニヤニヤ……。
なにこの人キモすぎ。
2月20日
17日後。
ミニプランターが……
大賑わい。
黒法師は……
葉が迫力を増している。
巻絹は……
さらに伸びた。
火祭りも……
引き続き巨大化中。
赤かった購入時の葉が懐かしい。
樹氷にも……
成長がみられる。
ミニプラ鉢の巻絹は……
大きく はみ出した。
プラ鉢の黒法師は……
下の葉を枯れ落としつつ成長中。
カシミアバイオレットも……
黒法師と同じ冬型種のため、いまが生育期。
寿は……
若干育った。
シンビフォルミスも……
わずかに育った。
ツルギダも……
同様。
やはりハオルチア属は、成長が遅い。
真冬のせいもあるだろうが。
虹の玉と銀箭のミニプラ鉢では……
虹の玉が変色してきた。
紅葉祭りは……
1日から……
いっきに紅葉した。
葉も茎も真っ赤だ。
さすが「紅葉祭り」というだけある。
秋麗は2株のうち……
大きな1株が、葉は もげたが、わずかに育った。
もう1株は、ほぼ変化なし。
月美人は……
徐々に成長中。
月兎耳は……
やはり意外と育っている。
子宝草も……
よく伸びているが、子株をどうすべきか悩む。
真冬の成長
真冬のわりに、全体的によく育っている。
水やりしていないのに。
ミニプランターの黒法師は、葉が豪快に広がり、購入当初から印象が変わった。
ミニプラ鉢の黒法師も、どんどん黒くなってくる。
巻絹は、徒長しすぎて、可愛くなくなってきた。
火祭りは、新緑の色で巨大化中。
他の品種も、程度に差はあれど、着実に育っている。
けっきょく2月は、まったく水を与えなかった。
特に萎れもしないので。
自室の窓辺に置いているが、苗ドームで保護しているため、さほど寒くはないようだ。
しかも窓辺でも、10℃を下回らない。
今年の2月は暖かいようだ。
初めての冬越しで心配だったが、どうやら杞憂に終わりそうだ。
この調子で、春まで元気に乗り切りたい。
それでは、多肉植物のテキトー栽培記は「その6(2015年3月〜4月)」へと続きます。
全15品種の栽培となり、記事のボリュームは増す いっぽうだ。
なにより写真が多すぎる。
スマートフォンなどの環境では、ちゃんと閲覧できるのだろうか。
謎。
皆様におかれましては、なんとか根性でご覧ください。
読者様に根性を強いるサイトも珍しい。