TURTLE MOON の Web雑記
2年目は失態の収穫ゼロ!「ラッカセイ(落花生・ピーナッツ)」テキトー栽培記2014(その4|9月〜11月):2014年11月14日
その1(5月〜6月)・その2(7月)・その3(8月)に続いて、「ラッカセイ(落花生・ピーナッツ)」のテキトー栽培記をお届けする。
■ 2014年9月1日
種蒔きから108日目。
庭の「石の輪のゾーン」で……
10株のラッカセイを栽培中。
秋になり……
肌寒い日が増え……
栽培の終わりを感じる。
こちらが、昨年購入した「アタリヤ農園の種」が育った1株。
葉が枯れ始めている。
昨年の栽培で「収穫した種」が育った9株は……
まだ花を咲かせているが……
そろそろ見納めになりそう。
いくつかの株は……
種を結ぶための「子房柄(しぼうへい)」を埋めている。
●秋の「ラッカセイ(落花生・ピーナッツ)」栽培
○種蒔きから108日目。
○秋栽培開始。
○以下、現状まとめ。
○栽培地は北海道某所。
○庭の「石の輪のゾーン」で、10株のラッカセイを栽培中。
○10株のうちの1株は、昨年使い切れず余った種、株式会社アタリヤ農園の「千葉半立・純国産種 落花生(ピーナッツ)」が育った。
○5つ蒔いたうち、この1株分しか芽吹かなかった。
○秋になり、すでに葉が枯れてきている。
○この1株を「アタリヤ農園の種」と呼称する。
○他の9株は、昨年の栽培で「収穫した種」が育った。
○こちらは15蒔いたうち、9つが芽吹いた。
○いくつかの株が、種を結ぶための「子房柄(しぼうへい)」を伸ばしている。
○まだ花も咲かせているが、そろそろ見納めになりそうだ。
○この9株を「収穫した種」と呼称する。
○用土には月1程度で、有機石灰を撒いている。
○元々多肥ぎみなので、追肥はいっさいしていない(マメ科は多肥を好まないため)。
○ポリポットからの定植時に深く埋めたので、株元に土を集める「土寄せ」はあまりしていない。
○昨年は秋以降、寒さで種が育たず、期待よりも収量が少なかった。
○なので昨年より、半月早く栽培開始した。
○その成果に期待したい。
○以上。
○今年は秋の訪れが早い気がする。
○昨年の今ごろは、真夏並みに暑い日もあったはず。
○大丈夫だろうか。
○現時点で、全体的に葉が枯れかかっているのが心配だ。
○ちゃんと収穫できるだろうか。
○今年こそピーナッツを食べてみたい。
○自分で育てたピーナッツは、さぞかし美味かろう。
○どうかな。
○やはりプロである、農家による作物のほうが、圧倒的に良質だと思う。
○家庭菜園を否定する気はないが。
○栽培そのものが目的だろうし。
○異論・反論は受け付けません。
○しどろもどろの返答しかできませんので。
■ 9月24日
23日後。
肌寒い日が続く。
そのうえ雨降りも多い。
なので……
どんどん枯れている。
子房柄は……
いくつかあるが……
数が少なすぎる。
まだ花も伸び始めの子房柄もあるので、それに一縷の望みをかけたい。
■ 10月2日
8日後。
いよいよ10月。
種蒔きから139日目。
秋も深まり……
10株のラッカセイたちは……
そろそろ……
立ち枯れモード。
子房柄も……
ほとんど増えず。
いまさら咲いても、「莢果(きょうか。ピーナッツの殻。さや)」は結ばないだろう。
■ 10月15日
13日後。
「アタリヤ農園の種」の1株は、ほぼ枯れた。
「収穫した種」9株も、その後を追っている。
この様子では……
子房柄も死んでいそうだ。
■ 11月1日
17日後。
ついに11月。
種蒔きから169日目。
10株のラッカセイたちは……
完全に……
枯死状態。
「アタリヤ農園の種」の1株も……
「収穫した種」9株も、ご覧の有様。
果たして莢果は……
育っただろうか。
■ 11月9日
8日後。
雪が降る前に……
収穫を実施。
10株すべてを抜いて……
莢果を確認してゆく。
こちらは比較的……
期待できそうだ。
ところがとても……
食べられそうにない。
腐っているものも。
これが唯一……
ちゃんとした莢果を結んでいた。
しかし、中身はこの有様。
軽く整地して終了。
なんと、今年は収穫ゼロに終わった。
ちなみにこちらが、昨年収穫できたピーナッツの一部。
たった15個ほどではあるが、一応収穫できていたのに。
●2年目は収穫ゼロ
○種蒔きから177日目で収穫を実施。
○だがご覧のとおり、収穫はゼロに終わった。
○なんということだろう。
○信じられない。
○さすがに凹む。
○栽培初挑戦の昨年でさえ、15個くらいは収穫できたのに。
○食べるどころか、来年蒔く分もない。
○なにせ収穫ゼロなのだ。
○昨年は、種蒔きから168日目に収穫した。
○初秋までに育て上げるべく、今年は栽培開始を半月早めたが、その成果は現れなかった。
○秋の到来が早かったせいだろうか。
○9月以降は雨降りも多く、莢果が全体的に腐りぎみだった。
○そういえば昨年も、「石の輪のゾーン」は収穫ゼロだった。
○昨年はプランターにも蒔いていており、そちらは比較的順調だった。
○かなり葉が繁ったし。
○徒長ぎみかとも思ったが、「石の輪のゾーン」の有様をみると、あれくらい繁らせたほうがよいのだろう。
○追肥しなかったのは失敗かも。
○あと「石の輪のゾーン」は日当たりが悪すぎる。
○昨年のプランターは10月以降、玄関の風除室内に退避させていた。
○そもそも北海道の地は、ラッカセイ栽培には適さないようだ。
○ある書籍によると「北海道でラッカセイを育てるなら早生品種を選べ」とあった。
○私が育てた「千葉半立」だと、寒冷地なら温室栽培が妥当かもしれない。
○つまり「早生品種を選ぶ」ことと「日当たりと温度管理」が、北海道での栽培には重要なのだろう。
○あとは私と同じく、春はポリポットで室内栽培・定植後は適度に土寄せし石灰を散布、そして適宜追肥をしたらいいのだ。
○これが、この2年間の栽培で学んだことだ。
○失敗から学んだことだが。
○では最後に、これまでの まとめとして「その5|総集編」をご覧ください。
○要は反省文ですね。
○恐らく道外であれば、私と同じ栽培方法で、ほぼ成功するのではないでしょうか。
○きっと参考になると思います。
○反面教師としても。
○なのでぜひ、次回の総集編もご覧ください!
○ぶっちゃけ、総集編だけ観れば事足りるはずなので……。
>「ラッカセイ(落花生・ピーナッツ)」テキトー栽培記2014(その5|総集編)へ続く!
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