特集記事
1970年代のノスタルジー!一時閉園が決まった小樽公園こどもの国(Page1 of 4)
「小樽公園こどもの国レポート」の特集記事です。
この記事は、「雑記記事として既に公開済みのものを再編集」+「新たに記事を追加」して、構成されたものです。
以下の2記事が、編集元の雑記記事です。
>■ 7月13日:休園が決定……小樽公園こどもの国は、気持ちのよい寂れっぷり!小動物園レポ
>■ 7月15日:日本一小さい?小樽公園こどもの国の観覧車!大型遊具レポ
■ 気持ちのよい寂れっぷり!小動物園レポ
私が生まれる数年前の、1970年(昭和45年)に開園した「小樽公園こどもの国」。
それから36年間に渡って、小樽市民を中心に利用されてきましたが、今年(2006年)の10月で、一時閉園することが決定しました。
同市の過疎化による利用者の減少や、市の財政難にともなう遊具・施設の老朽化が進んでいたため、仕方のない選択といえるかもしれません……。
この私も、幼少のころ、何度か遊びに行った記憶があります。
なので、幼き日を懐かしみ、その別れを惜しむという意味で、約20年ぶりに足を運びました。ニート風味なおっさんひとりでですが……。←寂しすぎw
ところで、今回の記事は、「半笑い系」という当サイトのテーマに沿って、こどもの国の寂れっぷりをニヤニヤとレポートする予定でした。
しかし、記事の内容を煮詰めていくうちに、だんだん切ない気持ちになってきましたので(笑)、若干、抑え気味でいきたいと思います……。
私が子供だったころの入園料は、確か数十円くらいでした。しかしこれが、いつの間にやら無料になっていました。
主要な遊具の利用料金も、60〜90円ほどという、昭和プライスといえそうな安さ。いやまぁ、それに見合った遊具のしょぼさではありますが……。
入り口を抜けると、私にとっては懐かしい、小動物園がありました。
小動物園もしくは子供動物園と呼ばれているだけあって、ここで飼われている動物は、そのへんの学校で飼育されていそうな、親しみやすいものばかり。今どきのペットショップのほうが、珍獣・奇獣に溢れていそうです(笑)。
この小動物園での一番の人気者。それは、自由にエサを与えることができる、ヤギさんたちのようです。
他には、クジャク・トビ・セキセイインコ・ウコッケイにウサギなどもおりました。
しかし、どれも金網が厳重で、よくみえませんでした……。
この小動物園で飼育する動物たちは、全部で11種・77匹だそうです。はるか前には、200種類もの動物を飼育していたそうですから、寂しくなったものです。
写真からも、そこはかとない寂寥感が、垣間みられるかもしれせまん……。
現在飼われている動物たちは、7月中には、兵庫県の移動動物園に引き取られてしまう……とのことでしたが、この記事の公開直前に、新たな展開がありました。
当初の計画が変更され、市内の動物保護グループが、これらすべての動物たちを引き取ることになったのだそうです。
彼らは、高齢の動物が多く、暑さや兵庫県までの長距離移送のリスクを考え、引き取りを決断したということです。
動物たちが、引き続き小樽市内で飼育されることになりそうで、まずはひと安心といったところでしょうか?
この小樽公園こどもの国は、2008年にリニューアルオープンする予定です。遊具をはじめとする現在の設備は、そのほとんどすべてが撤去され、維持・運営に予算や人員を割かないタイプの、新しい公園に生まれ変わるのだそうです。
しかし、「That's昭和」ともいえそうな、1970年代のしみじみとしたノスタルジーに浸りたいかたは、ぜひ今のうちに足を運んでみることをお勧めいたします。なんたって、タダだし!
それでは以降のページでも、これでもかという勢いで、こどもの国のさわやかな寂れっぷりをご覧にいれましょう。
ここを訪れたことがない方でも、きっと懐かしい気持ちになっちゃいますよ!
※このページは、以下の雑記記事を再編集したものです。
>■ 7月13日:休園が決定……小樽公園こどもの国は、気持ちのよい寂れっぷり!小動物園レポ
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>■ 子供を鍛える!小樽こどもの国は坂道だらけ……滑り台レポ(Page2 of 4)
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