TURTLE MOON の Web雑記
テキトー栽培記2013「ラディッシュ・ヤグルマギク・ヒマワリ・ラッカセイ・フウセンカズラ」総集編の総集編:2014年3月27日
近年、当サイトのメインコンテンツになりつつある「テキトー栽培記」の記事群。
2013年度は「ラディッシュ」「ヤグルマギク」「ヒマワリ」「ラッカセイ」「フウセンカズラ」と、5種類分の栽培記をご覧いただきました。
この記事では、それらの「総集編の総集編」として、2013年のワンシーズンを まるごと振り返ります。
■ 2013年5月『ラディッシュ・ヤグルマギク・ヒマワリ栽培開始』
■ 5月中旬
これが今年(2013年)蒔く「ラディッシュ(赤丸20日大根)」の種(2種類)。
こちらは「ヤグルマギク(矢車菊・矢車草)」の種(3種類)。
「ヒマワリ(向日葵)」の種(3種類)。
ちなみに、栽培地は北海道某所(札幌圏)。
暖地とは季節感が相当異なるので注意されたし。
■ 5月下旬
「ラディッシュ」は種蒔きから6日前後で発芽。
順調に伸びている。
「ヤグルマギク」は種蒔きから1週間で発芽。
こちらも順調。
「ヒマワリ」は種蒔きから5日で発芽。
だが2009年に収穫した種が、1つも芽吹かなかった。
■ 6月『ラッカセイ・フウセンカズラ栽培開始』
■ 6月上旬
「ラディッシュ」が順調。
「ヤグルマギク」も順調。
「ヒマワリ」はポリポットからプランターへ植え替え(移植)。
こちらが今回蒔く「ラッカセイ(千葉半立落花生・ピーナッツ)」の種。
「フウセンカズラ(風船蔓)」の種。
■ 6月中旬
「ラディッシュ」は本葉が伸びてきた。
「ヤグルマギク」は間引いた分を「石の輪のゾーン」へと植え替え。
「ヒマワリ」もポリポットの2010年分を「石の輪のゾーン」へと定植。
「ラッカセイ」は種蒔きから10日後に発芽(水に浸した1日を含む)。
「フウセンカズラ」も種蒔きから10日で発芽(水に浸した1日を含む)。
■ 6月下旬
昨年とくらべ、「ラディッシュ」の成長が遅れぎみ。
間引いた苗を「石の輪のゾーン」へと植え替え。
「ヤグルマギク」は順調。
プランター手前側に「第2陣」を時間差栽培で蒔き、5日で発芽。順調に育つ。
ぐんぐん育つ「ヒマワリ」たち。
「ラッカセイ」は一部枯れたが、残りは順調。
「フウセンカズラ」は葉が広がった。
■ 7月『開花・収穫開始』
■ 7月上旬
「ラディッシュ」を種蒔きから51日目で、やっと収穫。
「甘酢漬け」にしていただく。美味。
収穫後、新たに蒔いた2期作目が、たったの3日で発芽。
「ヤグルマギク」が種蒔きから52日目で花開。
プランターでも「石の輪のゾーン」でも、第1陣は花期にはいった。
「ヒマワリ」は「石の輪のゾーン」も伸びてきた。
ポリポットの「ラッカセイ」をプランターへ定植。
同じく「石の輪のゾーン」へも定植。
「フウセンカズラ」は徐々に蔓が伸びてきた。
ほどなく小さな白い花も開花。
■ 7月中旬
「ラディッシュ」も白い花が開花。
「ヤグルマギク」は花期 真っ盛り。
背が高くなったので支柱でサポート。
プランター第2陣を間引き、新たに「石の輪のゾーン2」へ植え替え。
夏を迎え伸びる「ヒマワリ」。
「ラッカセイ」は無事 定着。
ポリポットの「フウセンカズラ」を、プランターと「石の輪のゾーン2」へと定植。
無事定着したので、蔓を這わせるためのネットを張った。
■ 7月下旬
「ラディッシュ」2期作目の苗を、「石の輪のゾーン2」へと大量植え替え。
「ヤグルマギク」は引き続き花盛り。
強風のため、第1陣が2株 倒れた。
それでも、その後も逞しく育つ。
ポリポットの「ヒマワリ」は、もう定植スペースがないため、このまま育ててみる。
「ラッカセイ」が朝、黄色い花を開いていた。
ネットへ順調に蔓を巻き付ける「フウセンカズラ」。
ふうせんも続々結ぶ。
「ヒマワリ」と同様に、定植できなかった2株を、ポリポットのまま育てる。
■ 8月『栽培の盛り、種結ぶ』
■ 8月上旬
「ラディッシュ」で、収穫せずに残した1期作目の1株が、たくさんの種を結び始めた。
花もまだ盛り。
「ヤグルマギク」第1陣は、花期から種期へ。
第2陣が種蒔きから50日目で開花。
「ヒマワリ」は さらに伸びた。
「ラッカセイ」も元気。
「フウセンカズラ」は ふうせん鈴なり。
■ 8月中旬
「ラディッシュ」の2期作目を、種蒔きから40日目で仮収穫。
「焼きラディッシュ」にしていただく。そこそこ美味。
「ヤグルマギク」の「石の輪のゾーン」第1陣は、いまだに花期の盛り。
「ヒマワリ」も、プランターと「石の輪のゾーン」ともに花期が近い。
「ラッカセイ」には、紐状の「子房柄(しぼうへい)」が伸び始めた。
「フウセンカズラ」は順調そのもの。
■ 8月下旬
「ラディッシュ」2期作目の残りを収穫。
「焼きラディッシュ」に再挑戦。
砂糖を加えてみたが大失敗。
「ヤグルマギク」の「石の輪のゾーン2」が花盛り。
「ヒマワリ」がプランターと「石の輪のゾーン」ともに開花。
「ラッカセイ」は色落ちしだした。
「フウセンカズラ」も色落ちしてきた。
■ 9月『秋蒔き』
■ 9月上旬
「ラディッシュ」は3期作目に挑戦。
上が「赤丸20日大根」で、下が「紅白はつか大根」の種。
3日で発芽。
ポリポットでの室内栽培にも挑戦。
「ヤグルマギク」も第1陣を抜き、空いたスペースに第3陣を蒔いた。
こちらもポリポットでの室内栽培に挑戦中。
たった3日で発芽。
「ヒマワリ」はプランターの2株の花が枯れてきた。
「石の輪のゾーン」は花期 真っ盛り。
この「ラッカセイ」の子房柄が、地中に潜って「莢果(きょうか)」を結ぶ。
花は そろそろ最後か。
「フウセンカズラ」は下部が枯れつつも、新たに ふうせんと花を結ぶ。
■ 9月中旬
3期作目が育つ「ラディッシュ」。
種を採るため残した1期作目が、いまだに花期。
「ヤグルマギク」のプランター第2陣が、青い花をいくつも咲かせた。
プランター第3陣が、ポリポットから遅れて発芽。
「ヒマワリ」はプランターの残り1株が開花。
ポリポットにも小さな花が咲いた。
「ラッカセイ」が育ちすぎ、子房柄がプランターからはみ出し始めた。
「フウセンカズラ」はネットの頂上近くまで伸びた。
■ 9月下旬
「ラディッシュ」の3期作目「紅白はつか大根」が、ほとんど枯れた。
「ヤグルマギク」の「石の輪のゾーン2」は、いまだ花期。
「石の輪のゾーン」は種の収穫待ち。
ポリポットの第3陣は ひょろひょろ伸びる。
「ヒマワリ」は花期終了。
プランターの「ラッカセイ」は、まだ元気。
「石の輪のゾーン」は枯れつつあり、どうやら収穫できそうにない。
■ 10月『意外と しぶとい』
■ 10月上旬
「ラディッシュ」は残した1期作目が、続々と種を結ぶ。
「ヤグルマギク」はプランター第2陣の青い花が、なかなか枯れない。
寂しく枯れゆく「ヒマワリ」たち。
「ラッカセイ」は現状維持。
「フウセンカズラ」は全体的に枯れてきた。
■ 10月中旬
「ラディッシュ」は、父が「石の輪のゾーン」に残した1期作目を勝手に抜き、強制終了。
「石の輪のゾーン2」は意外に元気。
同じく「ヤグルマギク」も、「石の輪のゾーン」を父に抜かれ終了。
第3陣は伸びたため、5つのポリポットに植え替え。
「ヒマワリ」の「石の輪のゾーン」は種の収穫待ち。
「ラッカセイ」のプランターを風除室内へ退避。
「フウセンカズラ」のポリポットは、もう種を収穫できそう。
■ 10月下旬
「ラディッシュ」が冬間近にしては元気。
「ヤグルマギク」の「石の輪のゾーン2」には、まだ蕾の姿が。
「ヒマワリ」は鳥による食害対策として、ネットで種を保護。
「ラッカセイ」は「石の輪のゾーン2」の1株が枯死。
「フウセンカズラ」はプランターと「石の輪のゾーン2」ともに ほぼ枯れ。
■ 11月『収穫開始』
■ 11月上旬
「ラディッシュ」が驚くべき生命力を発揮。
ただ3期作目は成長が止まり、すでに枯れ始めている。
「ヤグルマギク」も先月より風除室内へ退避中。
プランター第3陣は成長していない。
ポリポット第3陣は伸び盛り。
「ヒマワリ」は支柱でサポートしないと倒れてしまう。
ポリポットは枯れ切った。
種はまったく育たなかった。
「ラッカセイ」は種の収穫を待つばかり。
「フウセンカズラ」は種を採り尽くした。
■ 11月中旬
「ラディッシュ」の「石の輪のゾーン2」が積雪により終了。
「ヤグルマギク」も同様。
「ヒマワリ」も潮時に。
いよいよ種を収穫。
今年で5年目の「ヒマワリ」栽培も、これにて終了。
「ラッカセイ」も「石の輪のゾーン2」は終了。
やはり種は収穫できず。
プランターは風除室から空き部屋へと移動。
数日後、種を収穫。
だが収量が少なすぎる。
とても調理する量ではない。
私 初挑戦の「ラッカセイ」栽培は、収穫の失敗で幕を閉じた。
「フウセンカズラ」もあとは種を開くだけ。
■ 11月下旬
しばらく雪に埋もれていた「ラディッシュ」の「石の輪のゾーン2」が、驚くべき耐寒性と生命力を発揮。
「ヤグルマギク」もプランター第2陣が、いまだに花を咲かせている。
これが「フウセンカズラ」より収穫した ふうせん。
ほぼプランター4株からの収穫。
私 初挑戦の「フウセンカズラ」栽培は、大成功で終了した。
■ 12月『2013年栽培終了』
■ 12月上旬
「ラディッシュ」のプランターは風除室内へ退避中。
未収穫の種も、まだ たくさんある。
とはいえ、これ以上は成熟しなそう。
「ヤグルマギク」のプランター第2陣が、師走にはいっても花を開いた。
ポリポットの第3陣も、暖かな室内で伸び放題。
■ 12月下旬
プランターの「ラディッシュ」は枯れかけで停滞。
室内栽培のポリポット3期作目は、一応元気。
その後、これ以上は育たずに、春を迎えて枯れてきている。
種の房を開き収穫終了。
2年目の「ラディッシュ」栽培も、つつがなく終了した。
プランターの「ヤグルマギク」も、さすがに枯れた。
第3陣の苗もご覧のとおり。
さすが室内栽培、ポリポットの第3陣は絶好調。
これが、いままで少しずつ収穫してきた花床。
ついに種を収穫。
2年目の「ヤグルマギク」栽培も、これでほぼ終了。
■ 2014年『「ヤグルマギク」ポリポット第3陣、咲く』
ポリポットの「ヤグルマギク」第3陣が、年を越して花を咲かせた。
正直こんな真冬に、美しい花を楽しめるとは思わなかった。
その後は、春までにすべて枯れそうだ。
これで完全に、2013年分の栽培は終了となる。
●2013年まとめ
○以上、合計192枚の写真を再掲載し、2013年の栽培を振り返りました。
○ご覧のとおり内容は、テキトー栽培記 5種類分の「総集編の総集編」。
○つまり、コンテンツの使い回し記事だったのです。
○でも正直、新規で記事を制作したほうが楽でした。
○まぁいいや。
↓以下、2013年の反省点と次シーズンへ向けての注意点。
○振り返ると、私もだんだん植物栽培に慣れてきた。
○適切に間引いたり摘心したりすることが、いかに重要かがわかった。
○ただ、もったいなかったり可哀想だったりして、ちゃんと実行しきれていない。
○なので捨てられずに、あちらこちらに植え替えしてしまった。
○その結果、メインのプランターに加えて「石の輪のゾーン」にポリポットと、栽培ヵ所が増えてしまった。
○しかも1〜3期作目・第1〜3陣と、種蒔き時期により新たにグループを追加した。
○さらに「市販の種」と「収穫した種」など、種の違いを比較する要素もあった。
○あと種を採るためといって、作物の収穫後も株を残し、後々まで観察する必要性も生まれた。
○結果として、もの凄く複雑な栽培記となってしまった。
○「テキトー栽培記」とは言い難い感じに。
○読者的には、細かすぎてわかりにくく、そもそもどうでもいい違いなのに。
○もっとあらかじめ、栽培記として皆様にご覧いただくことを考慮すべきだった。
○思い切って間引いたり、あちこちに植えなかったり、x期作目・第x陣などと増やしすぎなかったり。
○私自身の栽培および記事制作の手間を減らすべきだった。
○いい加減に、作業量を減らすことを覚える時期だ。
○きっと農家は、より効率的な栽培ができるよう、日々研究しているのだろうな。
○私としては、適切に間引く(捨てる)ことの重要性を再認識した次第。
○次シーズンには、それをなんとか実行したい。
○前シーズン(2012年)とくらべ、あまり害虫には集られなかった。
○一時カメムシが増えたくらい。
○以前苦しめられたアブラムシとハムシの大発生がなかった。
○せっかく駆除剤を用意していたのに。
○いいんだけどさ。
○そういえばこの2013年から、肥料や石灰などの園芸用品を買うようになった。
○ほとんどダイソー商品だけど。
○でもそれまでは、まったくお金をかけていなかった。
○それが「テキトー栽培記」である所以であった。
○私の園芸熱が高まり「趣味」の域に達した証であろう。
○そういえば「園芸男子」って流行ってるんだって。
○ほんとかよ。
○アラフォーのおっさんである私も、園芸男子を名乗っていいのかな。
○やっぱ恥ずかしいな。
○特に日が短くなる秋以降、薄暗い写真が増えてしまった。
○夕方以降の撮影が多いためだ。
○私が昼夜逆転生活者のためだ。
○これを正そうと、毎年のようにいっている。
○が、むしろ悪化の一途だ。
○諦めるか。
○いいのかそれで。
○栽培対象が5種類に増えたことで、それぞれへの注意が散漫になった。
○どうしても、目がゆき届かなくなりがちだった。
○1クラスに生徒50人みたいな。
○先生大忙しだよ。
○そのために、例えばラディッシュは水を多めに与える予定が、だんだん他と同じになってしまった。
○ラッカセイの花や子房柄の発見なども遅れた。
○観察が疎かになっていたと。
○やっぱ農家って凄いわ。
○2014年は「栽培品種を絞り込む」「間引き・摘心の徹底」「x期作目などと観察対象を増やさない」「日の出ているうちに撮影する」といった点に注意したい。
↑以上、2013年の栽培の総括でした。
○ではまた次シーズンも、当サイトの「テキトー栽培記」をよろしくお願いいたします!
○皆様にご覧いただけるのが、とても励みになっていますので。
○なにか手伝って欲しいだなんて、いわないからさ……。
- 『テキトー栽培記2013』より総集編のみ抜粋
- ■ 種蒔き・葉と根の収穫・花期・種の収穫・枯死!「ラディッシュ(赤丸20日大根)」テキトー栽培記2013 その12(総集編)
- ■ 種蒔き・花期・種収穫・枯死!「ヤグルマギク(矢車菊・矢車草)」テキトー栽培記2013 その11(総集編)
- ■ 種蒔きから収穫まで振り返る!「ヒマワリ(向日葵)」テキトー栽培記2013 その9(総集編)
- ■ 種蒔きから収穫失敗まで!「ラッカセイ(千葉半立落花生・ピーナッツ)」テキトー栽培記 その7(総集編)
- ■ 種蒔きから収穫まで!「フウセンカズラ(風船蔓)」テキトー栽培記 その8(総集編)
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