TURTLE MOON の Web雑記
苦戦の3年目!「ヤグルマギク(矢車菊・矢車草)」テキトー栽培記2014(その1|5月〜6月):2014年7月3日
北海道某所(札幌圏)からお届けする「ヤグルマギク(矢車菊・矢車草)」のテキトー栽培記。
一昨年(総集編2012はこちら)・昨年(総集編2013はこちら)と続け、今年で3年目の栽培となる。
すでに新鮮味はないが、私がもっとも好きな花なので、今年も続けてみたいと思う。
ぜひお付き合い願いたい。
■ 2014年5月11日
今年蒔くのは3ヵ所。
メインとなるのは、このプランター。
昨年使い切れず余った種、株式会社トーホクの「切花用 矢車草」。
これをプランターの左半分に蒔く。
こちらは一昨年の余り、株式会社サカタのタネ「平山寒咲き八重混合 矢車菊」。
これをプランターの右半分に蒔く。
2ヵ所目は、この「ミニプランター」。
こちらには、昨年の栽培で「収穫した種(青い花のみ)」を蒔く。
最後は、庭の「石の輪のゾーン」。
その中央部分にも、昨年「収穫した種(ミックス)」を蒔く。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
こちらはまだ桜の季節だ。
なので肌寒い。
ちゃんと発芽するだろうか。
地温確保のため「メインのプランター」と「石の輪のゾーン」を、ダイソーの「多用途不織布シート」で覆ってみた。
「ミニプランター」は、玄関の風除室内に置いておく。
●3年目の「ヤグルマギク(矢車菊・矢車草)」栽培
○今年で3年連続となる「ヤグルマギク」栽培。
○やや飽きてはいるが、私がもっとも好きな花なので、引き続き栽培してみたい。
○「ヤグルマギクについての基本情報」や「なぜヤグルマギクが好きなのか」などについては、一昨年の記事をご参照ください。
○いきなり手抜き。
○今年蒔くのは3ヵ所。
○まずは屋外栽培の「メインのプランター」。
○そのプランター内を4分割し、2種類の種を蒔く予定。
○左半分に蒔く種は、昨年使い切れず余った、株式会社トーホクの「切花用 矢車草」。
○右半分に蒔く種は、一昨年からの余り、株式会社サカタのタネ「平山寒咲き八重混合 矢車菊」。
○それらをプランターの奥側に蒔いた。
○1ヶ月後、手前側にも蒔く予定。
○時間差栽培することで、花期を延長する計画だ。
○例年どおりだが。
○2ヵ所目は「ミニプランター」。
○こちらには、昨年の栽培で「収穫した種(青い花のみ)」を蒔く。
○青い花からの収穫なので、この「ミニプランター」は青い花のみが咲くだろう。
○たぶん。
○青いヤグルマギクが、私がもっとも好きな花なのだ。
○これが成功したら、私理想のプランターになるのだ。
○うっとり。
○最後は、庭の「石の輪のゾーン」。
○こちらにも昨年「収穫した種(ミックス)」を蒔く。
○「ミニプランター」とは違い、桃・白・青い花のミックス種だ。
○でもヤグルマギクの花色を、「桃」という他の花で呼称するのはどうなのか。
○理屈っぽい。
○ちなみに白い花は「トーホクの種」のみから咲く。
○トーホクとサカタの違いは、これだけ。
○ただ「サカタの種」は2年前のものなので、ちゃんと発芽するかが心配。
○栽培地は北海道某所(札幌圏)。
○種蒔き日が、昨年よりも5日ほど早い。
○今年は栽培品種が多く、少し早めにスタートした。
○待ちきれなかったというのもある。
○寒さ対策として、ダイソーの「多用途不織布シート」で、「メインのプランター」と「石の輪のゾーン」を覆った。
○「ミニプランター」は、玄関の風除室内に置いた。
○とりあえず、心配なのはこの寒さだ。
○それでは、今年も「ヤグルマギク(矢車菊・矢車草)」のテキトー栽培記に、どうかお付き合いください。
○っていうか、いきなり文章が長すぎた。
○状況説明ばかりで、肝心のヤグルマギクの情報がない。
○いいのかこれで。
○ま、そのへんがテキトー栽培記なのですよ。
○いきなり読者減らしたな。
■ 5月17日
6日後。
風除室内の「ミニプランター」で……
いよいよ発芽。
外より暖かいため、他の2ヵ所より早く芽吹いたようだ。
●発芽・用土・種蒔き・蒔き時・その他 栽培の基本情報
○季節が戻ったかのように肌寒い。
○「ミニプランター」では、昨日辺りから発芽を開始。
○種蒔きから5,6日かかった。
○昨年は、外のプランターでも6日で発芽していた。
○不織布で覆わずに。
○今年は種蒔き日が早く天気も悪く肌寒い。
○しかも市販の種は有効期限切れだ。
○大丈夫か今年。
○各ヵ所の用土は、使い古しの市販の元肥入り用土に、苦土石灰を混ぜたもの。
○徒長を防ぐため、あまり肥料は与えていない。
○追肥するとしても、開花期に少量の予定。
○種は2cmほどの深さに埋めた。
○すじ蒔きしているが、あまり芽が重ならないよう心掛けた。
○根がからむと、あとで間引きするとき面倒なので。
○根も茎も弱々しいので。
○正直、さほど掲載すべき情報はない。
○有効期限内の市販の種を、ヤエザクラが散る頃合いに蒔き、肥料を控えめにして育てたら、勝手に花を咲かすだろう。
○ちなみに現時点は「春蒔き」の栽培だ。
○北海道のような、寒い地域に適した栽培スケジュールだ。
○暖かい地域では、秋に種を蒔き、春に開花させるのが一般的らしい。
○水は用土の表面が乾いたら適宜。
○茎は折れやすいので支柱等でサポートすべし。
○これだけ知っていれば事足りる。
○また読者が減った気がする。
■ 5月19日
2日後。
肌寒い日が続くが、外の「メインのプランター」で……
ついに発芽。
「ミニプランター」は……
やや伸びた。
「石の輪のゾーン」でも……
やっと発芽。
屋外とはいえ、発芽に8日もかかるとは思わなかった。
■ 5月22日
3日後。
まだ肌寒いが……
「石の輪のゾーン」から不織布を取り除いた。
不織布で覆うと、観察や管理が面倒だからだ。
「メインのプランター」は、「ラディッシュ」や「パクチー」と一緒に、再び不織布で覆った。
■ 5月27日
5日後。
「メインのプランター」は……
左半分の「トーホクの種」の、わずかに発芽した貴重な芽が、すでに枯れかけている。
右半分の「サカタの種」も、発芽率が低い。
「ミニプランター」は……
順調そうだ。
「石の輪のゾーン」も……
寒さのせいか、発芽率が低く発育不良。
●発育不良
○「メインのプランター」も「石の輪のゾーン」も、新たな発芽はないようだ。
○そしてどちらも発育不良。
○「ラディッシュ」は伸び盛りなのに。
○同日に蒔き、ほぼ同じ環境で育てているのに。
○「メインのプランター」は有効期限切れの市販の種、「石の輪のゾーン」は昨年その種を育てて「収穫した種」だ。
○そのどちらも発芽率が低いのは、やはり寒さが問題なのか。
○風除室内の「ミニプランター」は順調なので。
○昨年購入した「トーホクの種」より、一昨年購入の「サカタの種」のほうが、いくぶん発芽率が高い。
○しかも「トーホクの種」の芽は、育たずすぐに枯れてしまう。
○「サカタの種」のほうが、生命力が強いのかもしれない。
○しかし「トーホクの種」は白い花が咲く。
○種苗メーカーによって、いろいろ違いがあるのだな。
○次は「アタリヤ農園の種」を買ってみるか。
○そうだ、来年は各メーカーの種を比較してみよう。
○もう来年の話かよ。
■ 5月30日
3日後。
急に夏の暑さに。
ちなみに昨日は、5月としては47年ぶりの真夏日だった。
だが「メインのプランター」は、「トーホクの種」も……
「サカタの種」も、あまり成長していない。
「ミニプランター」は……
順調そうだ。
しかし右側とくらべ……
左側の成長が遅い。
「石の輪のゾーン」も……
さほど育っていない。
フレッシュなはずの「収穫した種」だが、発芽率が低すぎる。
やはり種蒔きが早すぎたようだ。
月末近くまで寒さが続いた、今年の5月であった。
■ 6月1日
2日後。
真夏のような暑さ。
ちなみに不織布は、適宜 取り外している。
「メインのプランター」は「トーホクの種」も……
「サカタの種」も、新たな発芽はみられない。
なので、植え替え(移植)することに。
小さすぎる芽を除き……
「石の輪のゾーン」の空きスペースで育てる。
空いたプランターには、スタート時と同様に2種類の種を蒔く。
「ミニプランター」は……
暑さのため急成長。
「石の輪のゾーン」は……
既存の芽が……
あまり伸びてこない。
●リスタート(蒔き直し)
○真夏のような暑さ。
○なのに「メインのプランター」と「石の輪のゾーン」が、あまり育たない。
○今年は種蒔きが早すぎたうえ、肌寒い日が2週間ほど続いてしまった。
○不織布でなんとかなる感じじゃなかった。
○その代わり、風除室内で栽培中の「ミニプランター」が、順調に育っている。
○種が若いせいもあるのか。
○「石の輪のゾーン」は若くても育っていないが。
○「メインのプランター」が、あまりに発芽率と成長具合が悪いため、抜いてリスタートすることに。
○抜いた苗は「石の輪のゾーン」へと植え替え。
○これで「石の輪のゾーン」の種は混合した。
○これからどう扱おう。
○スタート時と同じく、奥側の左半分に「トーホクの種」・奥側の右半分に「サカタの種」を蒔く。
○これで「サカタの種」は使い切った。
○この「蒔き直し」が功を奏するか。
○時間差栽培のスケジュールも狂った。
○ちなみにスタートの5月11日に蒔いた種は、「トーホクの種」が1苗・「サカタの種」が3苗の、計4苗しか育たなかった。
○なんだかんだで、今年のヤグルマギク栽培は手こずっている。
○3年目なのに、これまででもっとも上手くいっていない。
○まぁいいか。
○順調すぎると退屈だし。
○私の人生も、順調じゃないから楽しいんだ。
○ハーフニートの人生が楽しいとでも。
○それが楽しいんだよね……。
■ 6月14日
13日後。
蝦夷梅雨と呼ばれる長雨が続く。
「メインのプランター」では、「トーホクの種」も……
「サカタの種」も、蒔き直しから2週間近く経ったのに、これだけしか発芽せず伸びてもこない。
「ミニプランター」は……
風除室内で……
ぐんぐん伸びた。
どんどん茂るため、適宜に苗を間引き、「石の輪のゾーン」へと植え替えしている。
その「石の輪のゾーン」は……
なんとか軌道に乗ったようだ。
■ 6月24日
10日後。
「ミニプランター」が……
すいぶんと伸びた。
これだけ育つと、玄関の風除室内では狭く、外に持ち出して撮影した。
いよいよ蕾も脹らんできた。
よくみると……
アブラムシが集っている。
■ 6月26日
2日後。
久々に夏らしい暑さ。
「メインのプランター」では、この「サカタの種」の1苗を除き、ほぼ枯れた。
これを抜き、父が管理する「石の輪のゾーン」の空きスペースへと植え替え(基本観察対象外)。
プランターの空いたところに、今度は「収穫した種(ミックス)」のみを蒔く。
「ミニプランター」は……
もうすぐ花が咲きそう。
やはり青い花のようだ。
「石の輪のゾーン」は……
順調に成長中。
●5,6月の栽培を振り返り
○今年で3年目でありながら、これまでにないほど栽培に手こずった。
○どうやら種蒔きが早すぎたようだ。
○やたらと寒かったし。
○種蒔きが早すぎると、発芽しないだけではなく、発芽したあとも育ちも悪いのだ。
○栽培スケジュールを組むときは、単に日付ではなく、そのときの気候も考慮する必要があるのだな。
○例えば、桜の花が咲いたとか散ったとかを参考にするとか。とか。
○3年目の栽培で、やっと知った。
○いまさらすぎ。
○しかも、これまで蒔いてきた市販の種が有効期限切れで、発芽率が著しく下がっていた。
○なので「メインのプランター」は、暖かくなってきた6月1日に蒔き直したのに、またほとんど発芽しなかった。
○「寒さ+種の古さ」のダブルパンチと。
○まぁ私が悪いのだが。
○5,6月の失敗を、これからリカバリーできるだろうか。
○ちょっと心配。
○それでは、ヤグルマギクのテキトー栽培記は「その2(7月前半)」へと続きます。
○きっと花が咲くでしょう。
○楽しみですね!
○若いころは、さほど花には興味がなかった。
○それがいまでは、立派な園芸男子に。
○男子って。
○アラフォーなのに。
○アラフォーになっても、自分を男子といっていいと思う人は、次回もぜひご覧ください!
○読者様を限定するサイトも珍しい。
>「ヤグルマギク(矢車菊・矢車草)」テキトー栽培記2014(その2|7月前半)へ続く!
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