TURTLE MOON の Web雑記
栽培も食べるのも見るのも初めて!「パクチー(コリアンダー)」テキトー栽培記(その1|5月〜6月):2014年7月9日
当サイトの主力コンテンツとなった「テキトー栽培記」。
ここでは、初挑戦となる「パクチー(コリアンダー)」の栽培記をお届けする。
南国を思わせるこのハーブ(野菜?)を、北海道の地で育てるのは難しそうだが、ぜひお付き合い願いたい。
■ 2014年5月21日
蒔く種は、株式会社サカタのタネ「パクチー(コリアンダー)」。
中身はこんな感じ。
種はスパイスの「コリアンダー」。
確かに、カレー用のスパイス売り場でみたことがある。
この種1つから、2本の芽がでるという。
なので、殻を2つに割ってから蒔くものらしい。
まずは発芽促進のため、ひと晩水に浸しておいた。
割った種は沈むが……
割らない種は浮かんでいる。
ちなみに今回、割った種が ちゃんと芽吹くか不安だったので、割らない種も蒔くことにした。
浸した種を、60cmのプランターに蒔く。
寒さ対策として、プランターを「多用途不織布シート」で覆った(手前のプランター。他は「ラディッシュ」と「ヤグルマギク」)。
無事発芽しますように。
●初挑戦「パクチー(コリアンダー)」栽培
○私 初挑戦となるパクチー栽培。
○初めてなので不安はあるが、そのぶん楽しみも大きい。
○栽培地は北海道某所(札幌圏)。
○パクチーといえば南国のイメージだが、寒い北海道の地で育つだろうか。
○しかも私は、生のパクチーなんて食べたことも見たこともない。
○スパイスの「コリアンダー」としてしか知らない。
○パクチーの葉は、非常に癖のある味だと聞くが、食べたことがないので正解がわからない。
○なので上手く作れたか判定できない。
○不安だ。
○今回蒔く種は、株式会社サカタのタネ「パクチー(コリアンダー)」。
○種は当然、スパイスのコリアンダーだ。
○ツンとした匂いがする。
○「爽やかな刺激臭」といった感じ。
○スパイスって大抵そうか。
○この種1つから、2本の芽がでるのだという。
○なので殻は、2つに割ってから蒔くものらしい。
○ハサミの軸側に種を挟み、じわじわ力を入れて割った。
○力加減と割る位置の判断が難しいので、ヤスリで削り割るほうがお勧めだ。
○面倒な作業だが、スパイスの香りでスースーするのが楽しい。
○でもこんなことをして、ちゃんと芽吹くのだろうか。
○不安だ。
○なので一応、割った種と割っていない種を蒔くことにした。
○まずは発芽促進のため、ひと晩水に浸す。
○その種を、60cmのプランターへ「すじ蒔き」した。
○しかしまだ肌寒い。
○対策として、ダイソーの「多用途不織布シート」でプランターを覆った。
○これで多少は、地温の確保ができるだろう。
○それでは「パクチー(コリアンダー)」のテキトー栽培記に、どうかお付き合いください。
○蒔き方や用土などの基本的な情報は、この後に記します。
○なのでここでタブを閉じないでください。
○下にスクロールするだけですから。
○スクロールってわかるお爺ちゃん?
○お爺ちゃんがこのサイト観てるとか想像つかんな。
■ 5月30日
9日後。
みると……
芽を発見。
ちなみに用土には、苦土石灰を多めに混ぜた。
水はけ確保のため、パーライトも混ぜ込んだ。
●発芽(?)・用土・種蒔き
○種蒔きから9日で発芽。
○数日前までは、春先のような肌寒さだった。
○9日かかるのも無理はない。
○でもこれ、本当にパクチーの芽か?
○写真でみるのと違う気がする。
○まぁいい。
○いずれわかる。
○用土は、市販の元肥入り用土の「使い古し」。
○多肥は避けたほうがいいらしいので。
○それにダイソーの「苦土石灰」を多めに混ぜた。
○酸性土はNGらしいので。
○水はけ確保のため、ダイソーの「パーライト」も混ぜた。
○相変わらず私の園芸は、ダイソー依存度が高すぎる。
○種の覆土は5〜10mmほど。
○種を埋めるというよりは、薄く覆う感じ。
○水やりは、土の表面が乾けば たっぷり。
○ドライすぎもウェットすぎもよくないとのこと。
○乾かしすぎも湿らしすぎもよくないとのこと。
○なぜ言い直す。
○なぜ井伊直弼。
○なぜオヤジギャグ。
■ 6月1日
2日後。
真夏のような暑さ。
種蒔きから11日目で……
たくさんの芽が……
発芽した。
これはやはり雑草か。
5月21日、床に落ちていた種を割り、「ポリポット(種苗育成ポット・ビニールポット・プラスチックポットなどとも呼称)」に蒔いていた。
それが昨日、発芽を開始。
ただ、プランターの芽とは背丈が違う。
不安になり、また水に浸して……
9つの種(18苗分)を、3つのポリポットに蒔いた。
本当に、どの芽がパクチーなのだろう。
●パクチーの芽
○ご覧のように、プランターの2種類とポリポットで、芽の姿が異なっている。
○恐らくプランターで最初に芽吹いたのは雑草だ。
○ただ、本日芽吹いたプランターと昨日からのポリポットでも、背丈や葉の付き方が違う。
○不安だ。
○ポリポットの2苗は、床に落ちていた1つの種を、2つに割って蒔いたもの。
○なにか別の種だったか。
○いや有り得ない。
○不安なので、新たに9つの種(18苗分)を、3つのポリポットに蒔いた。
○各ポリポットには、4隅に割った種を蒔き(4苗分)、中央に割らずに1つ蒔いた(2苗分)。
○なので1つのポリポットに6苗分。
○こうやって、あちらこちらに蒔いてゆき、記事が煩雑になってゆく。
○私の悪い癖だ。
○悪癖だ。
○私には、他にもたくさん悪癖がある。
○ただ、ここでそれを記すのは控えたい。
○元より誰も興味ないな。
■ 6月8日
1週間後。
久々の雨降り。
不織布シートは、天候により適宜取り外している。
芽が増えてきた。
よくみると、種の殻が付いている。
かわいい。
きっと割らなかった種からの芽だ。
もうしばらく様子をみて、間引き作業を開始予定。
雑草も紛れて伸びる。
ポリポット(5月21日開始)は、順調に成長中。
6月1日開始のポリポットも……
1週間で無事発芽。
■ 6月11日
3日後。
室内栽培中のポリポット。
5月21日開始分は……
本葉を開いた。
6月1日開始分も……
やはり ひょろ長い。
■ 6月17日
6日後。
蝦夷梅雨のような長雨が続く。
湿らしすぎを避けるため適宜、不織布シートで覆っている。
そんな環境でも、どんどん本葉が増えている。
雑草が育ちすぎたので……
抜いた。
パクチーも間引きがてら、いくらか抜いて食べてみる。
室内栽培のポリポットは……
相変わらず ひょろ長い。
5月21日開始分は、自立するのも難しいようだ。
同じく ひょろ長い 6月1日開始分。
ポリポット中央に……
割らずに蒔いた種が……
2本分の苗を生やしている。
やはり1つの種で2苗分なのだ。
片方は間引く必要がありそうだ。
ちなみに6月1日開始分は、18苗分蒔いて15苗も発芽した。
●激不味い
○プランターで最初に芽吹いたのは、やはりパクチーではなかった。
○いままで育ててきたのに。
○このまま育てようかと思ったが、それは悪癖であると思い直した。
○なので抜いた。
○パクチーは本葉の時期に。
○間引きがてら、生で もしゃもしゃ食べてみた。
○不味い。
○激不味い。
○香りが強烈だ。
○食べた後、胃から戻ってくる。
○本当にカメムシのような臭いだ。
○ヤバい。
○慣れれば病みつきになるというが。
○そもそも、パクチーの味ってこれで正解?
○そもそも本当にパクチー?
○喰っても大丈夫なヤツ?
○不安だ。
○パクチー初体験が、自分による作物なのだ。
○昔彼女に、食べたことのないビーフストロガノフを ふるまわれ、ふたりともその味が正解だかわからず もやもやした、という経験を思い出した(そのときの記事はこちら→Page1・Page2)。
○ポリポット中央から、2本の苗が密着状態で生えている。
○そもそも1つの種が、2苗分なのはなぜなのだろう。
○繁殖の戦略上、有利な点があるのだろうな。
○分析はしないが。
○馬鹿なので。
○それにしても不味いよなぁ……。
■ 6月21日
4日後。
本日は夏至。
プランターは……
少し育った。
ポリポットでは……
さらに背が伸びた、5月21日開始分。
6月1日開始分も……
ずいぶんと伸びた。
ポリポットは室内栽培なので、ひょろ長く育つのだろうか。
■ 6月23日
2日後。
ポリポットの苗を……
ミニプランターへと定植。
6月1日開始分のポリポット2つから、各6苗・計12苗を定植。
残り2つのポリポットは、もう定植先もないので、このまま育てる予定。
■ 6月26日
3日後。
久々の夏らしい暑さ。
プランターは……
かなり育ってきた。
適宜、間引きながら摘み食いしているが、やはり口に合わない。
先日定植した……
ミニプランターは……
数苗残して……
倒れてしまった。
●栽培1,2ヶ月目を振り返って
○開始2ヶ月のパクチー栽培。
○振り返ると「不安」の文字が多かった。
○初栽培のうえに、そもそもよく知らない植物なのが、不安を大きくした。
○この6月の道内は、各地で連続降雨日数記録を更新。
○釧路では28日間・札幌でも18日間連続で雨が降った。
○これぞ蝦夷梅雨。
○湿らせすぎを嫌うパクチーには、適さない気候だったようだ。
○日照りも極端に少なかったし。
○農家にも被害があったようだし。
○ポリポットからミニプランターへ定植した苗は、多くが枯れかけている。
○あるWebサイトには「移植を嫌うので鉢や花壇に直に蒔きます」とあった。
○どうやらその情報は真実だった。
○どうしようもないので、このまま様子見。
○それより1番の問題は、パクチーが不味いということだ。
○生食だからか。
○パセリみたいに、メインの食材の付け合わせとして、軽く添えるものなのだろうか。
○肉や魚の臭い消しや、彩り用に。
○なら喰えそうだが。
○それにしては量が多すぎる。
○パセリもあの量だから喰えるのだ。
○とにかく由々しき問題だ。
○ここまで何度も「不味い」と述べたが、「口に合わない」が正解なのだろう。
○でも苦手な人が多数派だと思う。
○だってカメムシみたいな臭いだよ?
○どちらにしろ、育てているハーブ(野菜?)が、口に合わないのはどうなんだ。
○根本的に間違っている。
○モチベーションなど上がろうはずもない。
○それでも、アクセスが多ければやる気でるけど(笑)。
○いま嫌らしい顔した!
○それでは、パクチーのテキトー栽培記は「その2(7月)」へと続きます。
○初栽培のため、7月がどうなっているか予想できません。
○成長して花が咲いたり?
○枯れてるかも。
○あり得る。
○その顛末を、ぜひご覧あれ!
○見返りなんて、望まないからさ……。
>「パクチー(コリアンダー)」テキトー栽培記(その2|7月)へ続く!
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