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TURTLE MOON の Web雑記

冬の風物詩!雪虫が舞う初雪のころ:06年10月23日

ゆきぃぃぃむしぃぃぃ舞う♪←いきなり唄うなw

そんなワケで、私の住む町は、そろそろ初雪の季節らしいです。
なにせ「雪虫」が、そこいらじゅうを飛び回っておりますから……。

白い綿を体にまとった雪虫1

雪虫とは、道内では初雪が降る前ごろに大量発生する、ひ弱なショウジョウバエといった感じの羽虫のことです。
地方によっては、「ユキホタル」「オオワタ」「シーラッコ」「シロバンバ・シロコバンバ・シロコババ」「オナツコジョロ」「オユキコジョロ」「ユキンコ」などと、様々に呼ばれているようです。

これらの呼び名は俗称で、その正体は、アブラムシの仲間である「トドノネオオワタムシ」です。
正確には、これ以外にもたくさんの種類のアブラムシの仲間が、まとめて雪虫などと呼ばれているのだそうです。

トドノネオオワタムシは、季節によって住み処を変えます。
春はヤチダモ、夏はトドマツ、冬にはまたヤチダモというように、引っ越しを繰り返しながら生活するのです。
北海道では、トドマツからヤチダモへと一斉に引っ越しをする時期が、初雪前のちょうど今ころに当たるのです。

白い綿を体にまとった雪虫2

小さな小さな羽虫です。
この小さな体に、白い綿のような白腺物質が、付着している種類がいます。
そんな小さな白い羽虫が、この時期、そこいらじゅうに舞い踊っている姿が、「雪」を思わせるのです。

まるで雪のようだというと、とても美しいもののような印象を持たれるでしょうか?
しかしながら、空中を飛び回る大量の羽虫は、地元民にとっては「害虫」に他なりません。

雪虫が舞う時期には、外を歩いているだけで、体中が雪虫だらけになってしまうのです。
髪の毛に絡まってくるどころか、服の中、口や鼻の穴、目の中にまで入り込んでくることさえあるのですから……。

特に、自転車やバイクを利用して、自然が多い郊外などを移動している人には、迷惑な害虫といえるでしょうね。
関連リンク:「2006年11月5日:体中が雪虫まみれ!大量発生した雪虫の群れに突っ込む」

先日、道行く女子高生たちが「キモ〜い」を連発しておりました。
雪虫たちが、容赦なく女子高生たちの体にまとわりついていたようです。私も雪虫になりたい!←アホw

初雪を直前にひかえたこの時期には、それくらい大量に、雪虫がそこいらじゅうを飛び回っているのです。

それでも、冬の訪れをしらせる、季節の風物詩としての一面もあります。
それに害虫といっても、不快害虫という程度。
なので、雪虫を「初雪の使者」ととらえ、しみじみ季節の移ろいを味わうのも一興かと思います。

白い綿を体にまとった雪虫3

とても小さな羽虫ですので、私のしょぼいデジカメでは、ズームやマクロ撮影モードを駆使しても、なかなか上手く撮影できませんでした。うん、今日の写真のしょぼさはカメラのせい!←オマエの腕が悪いんだろw

まぁ、そんな感じです。
本格的な冬の訪れを阻止するために、殺虫スプレーを携えて雪虫の大量虐殺を企てる、今日この頃の私です!←ちょwやめとけww

それではまた〜。


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