TURTLE MOON の Web雑記
雪虫(ユキムシ)もよくみると美しい? トドノネオオワタムシの写真:09年10月20日
おやっ?
雪虫ですね。
もう肌寒くなってきたからな……。←いつもみたいに大げさに驚かないのかw
我が北海道では、毎年 初雪が近くなってくると、この小さな羽虫が大発生いたします。
それが、体中にまとわりついてウンザリするのが、この時期の風物詩となっているのです。
とりあえず、雪虫についての詳しい説明は、以下の過去ログアレンジ文をお読みください!←微妙に手抜きしてないかw
雪虫(ユキムシ)は、道内では初雪が近くなると大量発生する、ひ弱なショウジョウバエといった感じの羽虫です。
発生時期と、体に白い綿状物質を付着させて ちらほらと舞う姿が、この名前の由来となっております。
地方によっては「ユキホタル」「オオワタ」「シーラッコ」「シロバンバ・シロコバンバ・シロコババ」「オナツコジョロ」「オユキコジョロ」「ユキンコ」などと、様々に呼ばれているようです。
これらの呼び名は俗称で、正式名称は「トドノネオオワタムシ」。
正確には、これ以外にも「リンゴワタムシ」などのアブラムシの仲間をまとめて、「雪虫」などと呼んでいるのだそうです。
雪虫は、季節によって住み処を変えます。
春はヤチダモ、夏はトドマツ、冬にはまたヤチダモというように、引っ越しを繰り返しながら暮らしているのです。
北海道では、トドマツからヤチダモへと一斉に引っ越しをする時期が、初雪前の今ころに当たります。
雪虫も一匹だと、白いフワフワがおしゃれで、綺麗な虫にみえるかもしれませんね。
しかし、これが視界不良になるほど大量発生すると、公害以外の何者でもなくなります……。
上の4枚の写真は、2006年の記事からの再掲載です。
なんとなく今年は、例年よりも雪虫の数が少ないような気がします。
私の目につく範囲では、ですが……。
雪虫の体長は、せいぜい5mm程度。
なので、ご覧いただいているような どアップ写真だと、実物よりもはるかに大きくなってしまいます。
もし雪虫がこのサイズだったら、この時期は外出できそうもありませんね(笑)。
バタバタバタ……
パッ!
飛んでった……。
あらよっと。
私は今回の撮影で、雪虫を潰さずにキャッチ&シュート&リリースする技術を身につけました(笑)。
まぁ数匹には、致命的なダメージを与えてしまいましたが……。
これからは、いくら体中が雪虫まみれになっても、腹を立てずにやり過ごすようにしたいと思います。
どうせ毎年、いくら殺虫剤をまいても追いつかないほど、大量に発生しますからね……。
以上、こんな虫けらにも温かい目を向ける、心優しい私がお届けいたしました!←コロスw
- 「雪虫」記事一覧
- >■ 2006年10月23日:冬の風物詩!雪虫が舞う初雪のころ
- >■ 2006年11月5日:体中が雪虫まみれ!大量発生した雪虫の群れに突っ込む
- >■ 2007年10月23日:雪虫の大群舞! トドノネオオワタムシのお引っ越し
- >■ 2008年10月12日:冬の便り……今年もまた雪虫の季節がやってまいりました
- >■ 2009年10月20日:雪虫(ユキムシ)もよくみると美しい? トドノネオオワタムシの写真(このページです)
- >■ 2010年11月1日:秋の終わりを告げる使者! 雪虫の写真 1of2
- >■ 2010年11月4日:もはやユキムシ捕獲名人? 雪虫の写真 2of2
- >■ 2011年10月21日:今年も大量発生! 空を埋め尽くす冬の使者「雪虫」の写真2011 1of3
- >■ 2011年10月23日:今年も大量発生! 空を埋め尽くす冬の使者「雪虫」の写真2011 2of3
- >■ 2011年11月14日:今年も大量発生! 空を埋め尽くす冬の使者「雪虫」の写真2011 3of3