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TURTLE MOON の Web雑記

ハイスコアブックを発掘!懐かしのTVゲーム機「スーパーカセットビジョン」3of3:07年4月30日

前々回前回と続いた、懐かしのTVゲーム機「スーパーカセットビジョン」の記事も、今回がファイナルです。

まぁ今回の記事は、おまけみたいなものなんですが(笑)。

で、まずは皆様、こちらの写真をご覧ください……

押し入れからでてきた「スーパーカセットビジョン」のハイスコアブック!表紙

さぁ!ヤバそうな匂いがプンプンしてきましたね!

自分の痛い過去がさらけだされるという、確信に近い予感があります(笑)。

では恐る恐る、ページをめくってみることにいたしましょう……

「スーパーカセットビジョン」のハイスコアブック!パンチボーイのページ1
「スーパーカセットビジョン」のハイスコアブック!パンチボーイのページ2

やったぁ!ハイスコアだぞ!!

……ご覧のように、少年時代の私は「ハイスコアブック」と称するノートを制作して、スーパーカセットビジョンのあれこれをせっせと記録していたようです。
なぜそこまでするんだ自分!←こっちがききたいよw

でもまぁ、当時はデータのバックアップ機能なんて基本的にありませんでしたし、会心のプレイで叩き出したスコアを記録しておきたくなる気持ちもわかりますけどね(笑)。励みにもなりますし。

それに、マンガ「ゲームセンターあらし」の影響も、多少はありそうです。
そう、高得点を記録することが、当時のゲームプレイヤーたちの、当たり前の目標だったのですから……。←遠い目w

TVゲームのジャンルといえば、アクション・シューティング系がほとんどで、エンディングなしのエンドレスプレイが基本だった時代の話ですしね。

ホント、今とはえらい違いです。
軟弱なゲーマーは去れ!←オマエがなw

「スーパーカセットビジョン」のハイスコアブック!ウィリーレーサーのページ1
「スーパーカセットビジョン」のハイスコアブック!ウィリーレーサーのページ2
ロゴを妙に工夫して書いているのが痛々しい……
「スーパーカセットビジョン」のハイスコアブック!ネビュラのページ
ネビュラの「Challengerlist」

わざわざつくった「Challengerlist」ですが、あまり書き込まれておりませんでした。
当時の私の、友人の少なさが垣間見られ、液晶モニタが滲んでみえます……。←オマエのパソコンは安CRTだろwどさくさで半端な見栄を張るなw

しっかし今考えたら、遊びにきてくれた友人のプレイスコアを、いちいちノートに記入するという行為はどうなんでしょうかね?
私が友人の立場だったら、ちょっとウザったく感じていたかも……。

そんなことだから(以下略)
液晶モニタが(以下略)
↑ナイス手抜きw

「スーパーカセットビジョン」のハイスコアブック!スーパーゴルフのページ
「hame」

よくみると、「name」の部分が「hame」と読めそうになっている箇所が散見されました。

当時すでに中1くらいだったはずなのに、アルファベットさえおぼつかなかったようです……。

「スーパーカセットビジョン」のハイスコアブック!バルダーダッシュのページ
「スーパーカセットビジョン」のハイスコアブック!コミックサーカスのページ

こんなノートをつくってしまうくらい、私はスーパーカセットビジョンに入れ込んでおりました。

でもそのわりには、意外とやり込み度が少ないのでは?と、お思いのかたもいらっしゃるでしょうね。
私もそう思います。

それは、当時の我が家の環境に理由があります。
我が家には、私個人の部屋がないばかりか、そもそもTVが1台しかなかったのです。
そんな環境ですので、自由にTVゲームをすることなんて、当然無理……。

親が家にいたら、ゲームなんてプレイできません。
なので、親が家にいないときを見計らって、やっとプレイできるという感じ。

であるがゆえに、私の頭の中は、ゲームをしていないときまでゲームのことだらけ!
家にいようが学校にいようが、「心はいつもゲーム一色!」といった勢いです。←アホすぎw

私のゲームへの情熱に比べ、プレイ時間の制限がきつすぎたがゆえに、かえってゲームへの情熱が強化されてしまっていたようです(笑)。

逆の例で、何かの依存症の人が、一度その欲求を超えて嫌というほど依存対象を与えられると、その後は依存状態が落ち着くようになるといいますからね。

人間、欲求不満が膨らむと、その解消のために様々な行動を示すことがあるといいます。
私がこのようなハイスコアブックを制作したのは、実際にゲームをプレイできる時間が少なかったための、代償行為だったのでしょうね。

なので、今回ご覧いただいているノートは、「私のフラストレーションの塊」なんですね!←そんなもの世間様にさらけだすなw

私の場合は、ゲームを飽きるまでやりたくても出来なかった環境が、フラストレーションから私をゲーム中毒状態へといざなってしまい、気づくとこんなアホノートが一丁上がり!ということのようです(笑)。

例えばこのページですが……

「スーパーカセットビジョン」のハイスコアブック!クロスレビューのページ
細かな項目をつくって各ゲームを評価!

ゲームをやれない時間をつぶすため、このように意味不明なファミ通の「クロスレビュー」ごっこを、ひとりでせっせとおこなっておりました……。←当時はまだ「ファミコン通信」ですら創刊前だよw

※ちなみにこの「クロスレビュー」というのは、ファミ通の発行元である「株式会社エンターブレイン」の登録商標なんだそうです。
“クロス”の意味は、公平でしかも関係各所からのクレームが来ないレビューをするのは「クロウスル(苦労する)」から……ではないと思われます(笑)。←おやじギャグw殴るぞww

このように、エブリデイ&エブリナイ、TVゲームにばかり うつつを抜かしていた当時の私。

その日もいつものように、このノートになにやら書き込んで、ひとりでニヤニヤいたしておりました。
それをみかねた兄が、私から大切なハイスコアブックを取り上げ、そこに問題を書き始めたのです!

ゲームに関するあれこれに、うっとり思いを巡らせていた私に、突如訪れたお勉強の時間。
これはまさに、青天の霹靂といえましょう!

「スーパーカセットビジョン」のハイスコアブック!お勉強のページ
突然登場した「お勉強のページ」

バリバリ理系の兄は、理系と文系の違いすら おぼつかないこの私に、理科を中心とした問題を出題しました。

これでは、抜き打ちテストと同じじゃないですか!
なんて酷いことをするのでしょうか、ウチの兄は!←オマエのことを心配してくれてるんだぞw

「スーパーカセットビジョン」のハイスコアブック!お勉強のページ(アップ1)
「スーパーカセットビジョン」のハイスコアブック!お勉強のページ(アップ2)

ご覧のような問題ですが、当然のように まったくといっていいほど分からない、スパカセ狂いの私(涙)。

いつも頭の中がゲームセンター状態の私なので、勉強のことなんて、頭の隅っこにもまるっきりございません!ナァッシィーーング!!←そんな勢いつけていうことかw

まぁ、さすがに兄も、私に理科の問題が解けるとは思っていなかったようです(笑)。
ちょっとばかり気を遣って、私にもできそうな、国語の問題も出題してくれておりました……。

「スーパーカセットビジョン」のハイスコアブック!お勉強のページ(アップ3)

しかしその、多少はできるかと思われた漢字の書き取り問題ですら、正答率1/3という体たらく……。

しかも、丸をもらえたのが「雪」と「雲」という、小学2年生くらいで習う漢字のふたつだけ(笑)。
当時の私は、すでに中学1年生前後だったはずなので、だいたい5歳分くらい、知能がノンビリToo Late!←ルー大柴かw

おまけに、文字の汚さにも閉口させられます……。

それにしても、当時の私のバカさ加減には、今の自分自身までもが不安に思えてきて怖いです。
実際のところ、今でも ほとんどの問題を解けませんし……。←……

自分自身、ちょっとどうかと思いつつの公開だった、今回のアホノート。

しまいには死にたくなってきましたが、このノートの件は、このへんで忘れてしまうことにいたしましょう!←いいのかそれでw

思いがけず今回の記事で、私がダメダメ人間への道を突っ走る、その原点をみたような気がいたします……。

「スーパーカセットビジョン」のカセット1
「スーパーカセットビジョン」のカセット2

エポック社の「カセットビジョンJr.」から始まった、この私のTVゲーム人生。

その後、ファミコンが大人気を博していたのにも関わらず、スーパーカセットビジョンを選択したあのときの私。
今にして思えば、ファミコンではなくて、エポック社陣営のマシンに固執したのが痛かった……。

私が、うっかり王道から外れた道へと進みがちな「マイナー路線主義」の人間になってしまったのは、そのころの影響なのかもしれません(笑)。

そういえば、ファミコンを買った後もあっさりPCエンジンに乗り換えましたし、ドリキャス好きでPS2は持っていないし、パソコンはMacユーザーで、ペットはカメです……。
あまのじゃくな人間ではないと思うので、望んでマイノリティへの道を選択しているつもりはないのですが、どうしてこうなっちゃうの??

でも一番の問題は、今や私の人生自体が人の道から外れてしまい、ニート風味な生活を余儀なくされていることですね(涙)。

これもみんなエポック社が悪いんだ!←責任転嫁すぎw

……まぁ、それは冗談ってことでいいや(笑)。

どんなにバカまるだしで、どんなにグダグダな日々であったとしても、あのころスーパーカセットビジョンに熱中していたのは、間違いなく私の大切な思い出です。

スーパーカセットビジョンの短所のひとつだった、単音出力のみのサウンド機能。
そのPSGの単音(※厳密にはPSGとはいえないらしいです)を、トリルのような感じに高速で切り替えて和音っぽく聴こえるようにした、涙ぐましい努力がみられる独特のサウンドが、郷愁とも表現できそうなほどに懐かしい……。

では最後に、この言葉を贈ります。

よい青春をありがとう!スーパーカセットビジョン!!←そう思わなきゃやってられないもんなw

「スーパーカセットビジョン」本体

そして皆様も、アホ長い自分語りだらけの自己満足記事を最後までお読みくださって、本当にありがとうございました!


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