TURTLE MOON の Web雑記
花のスターマイン!「ヤグルマギク(平山寒咲き八重混合 矢車菊)」テキトー栽培記 その4(7月後半):2012年8月25日
■ 7月14日
その3(7月前半)に続いて、「ヤグルマギク(平山寒咲き八重混合 矢車菊)」のテキトー栽培記をお届けする。
草丈が高い株は、針金で洋ラン用支柱に固定しておいた。
植え替え組を集めた こげ茶色のプランターも、そろそろ花盛りに。
「ヒマワリ」と競うように成長中。
気高いブルー……。
かわいいピンク……。
●もたれ合い
○順調に成長中。
○草丈が伸びすぎて、洋ラン用支柱でサポートしないと倒れるほどだ。
○過密状態のため、放置していると もたれ合ってしまう。
○絡まっちゃって。
○絡まっちゃって。
○なぜ2回。
○ヤグルマギク栽培では、こうやって支柱により倒れを防止するのが基本のようだ。
○野性ではどうなっているのか気になる。
○栽培品種とは違うのだろうか。
○愛し合うかのように、もたれ合い絡まり合う、見目麗しきお花たち……。
■ 7月16日
引き続き、花は見頃だ。
しかし最近……
非常に多くの害虫をみかける。
なんとかしなくては。
●害虫大量発生
○暑いせいか、害虫が大量に発生している。
○特にアブラムシと、ハムシの仲間とおぼしき虫が、絶え間なく集ってくる。
○いくら潰しても減らない。
○本当に やっかいだ。
○「ラディッシュ」同様、最近は暑いなか害虫対策に追われ、少々うんざりしている。
○というか、野菜であるラディッシュが、害虫を呼び寄せているように感じる。
○だって美味いだろうし。
○一寸の虫にも五分の魂。
○でもコロス。
○苗を間引くのには躊躇しても、害虫を潰すのには抵抗がなくなった。
○偽りの優しさアピールも無駄に。
■ 7月19日
3日後。
見事な花付きだ。
●ワラジキラー
○害虫対策として、周辺に「ワラジキラー」を散布した。
○ラディッシュが食用なので、プランター内に撒くのは控えたい。
○って皆様、ワラジキラーはご存じですよね?
○検索したら、どうやら北海道限定の商品らしい。
○知らなんだ。
○ワラジムシ対策の定番として、こちらでは常備している家庭も多い、粉末の殺虫剤です。
○ついでに、ワラジキラーに関する正しい情報を募集します。
○なんのために。
■ 7月22日
3日後。
めくるめく、花の大スターマイン……。
白っぽい花も増えてきた。
枯れては咲きを繰り返している。
枯れた花は、種を結んでいるようだ。
色が抜けている花を発見。
●枯れては咲く花のスターマイン
○古い花が枯れては、また新しい花が開き始める。
○まるで、花火のスターマインのようだ。
○花の大スターマインだ。
○花の大スターマインだ。
○2回いうほど上手くもないな。
○1本の株には、同じ色の花が付くようだ。
○たぶん。
○ワラジキラーの効き目が、予想以上で驚いた。
○周辺の地面に撒いただけなのに、プランター内の害虫も激減した。
○こりゃ、農薬は止められないわ。
○だからこそ、無農薬は価値があると。
○期せずして、農業の断片を理解できた。
○気がする。
■ 7月25日
根元はこんな感じ。
プランターは順調に花開いている。
しかし……
植木鉢のエリート2株は……
完全に枯れた。
●教育論争に決着
○「多数との競争栽培」と「のびのび栽培」の教育論争は、前者で育つプランターが勝利した。
○植木鉢のエリート2株は、見事に枯れた。
○植え替え(移植)自体は成功したはずなのに、なにが問題だったのか。
○土が深いぶん、水はけが悪くなり、根腐れでもおこしたのだろうか。
○エリートは、テキトーでは育たない。手間暇かけて育てるべし、という査証か。
○よくわからん。
○「オジギソウ」に続き、また植木鉢を枯らしてしまった。
○なにかあるのか、この植木鉢に。
○御祓いでもしにいくか。
○神主さん、驚くだろうな。
■ 7月28日
2日連続の真夏日。
やはり、ヤグルマギクといえばブルーの花だろう。
●麗しのコーンフラワーブルー
○特にブルーの花には、高貴ささえも感じる。
○さすが、宝石サファイアの最上色とされているだけはある。
○マリー・アントワネットも愛した花だし。
○パンがなければヤグルマギクを食べればいいjy
○もういいよ。
■ 7月31日
3日後。
真夏日のなか、枯れた花と新しい花が……
競うように混在中。
こげ茶色のプランターでは、「ヒマワリ」がヤグルマギクの草丈を完全に超えた。
気づくと、枯れている花の下に……
短く貧弱な1株が、重たそうに花を もたげていた。
●1輪の見頃は4日間
○ひとつひとつの花は、花開いてから4日間ほどが見頃で、その後枯れる。
○1輪だけでいうと、短い花期だといえるかもしれない。
○しかし。
○咲いては枯れ、また別の花が、咲いては枯れる。
○それが、花火のスターマインのように続くのだ。
○これが、ヤグルマギクの特徴といえそうだ。
○すぐ枯れるので、切り花にするのは、ややもったいない気もする。
○やはりヤグルマギクは、群生させるのがベストだろう。
○来年は、もっと大きなプランターで育てよう。
○ロクな収入もないのに、来年の話とは気楽なものだ。
○8月以降は、ボロボロ枯れゆくヤグルマギクを、ひたすらご覧いただく栽培記となりそうだ。
○淋しすぎ。
○そんなの誰も観てくれそうもない。
○どうしよう。
○不安だ。
○自分の人生にこそ、もっと不安を感じるべきでは。
○我が人生のあらゆる不安を、ヤグルマギクに癒されて忘れます。
> ヤグルマギク(矢車菊)テキトー栽培記「その5(8月)」へ続く……。