TURTLE MOON の Web雑記
野良ヒマワリを発見!「ヒマワリ(ひまわり・向日葵)」テキトー栽培記2012 その1(5月末・6月):2012年7月27日
一昨年(Page1・Page2・Page3・Page4)・昨年(Page1・Page2・Page3・Page4・Page5・Page6)に続き、今年2012年も「ヒマワリ」の栽培記をお届けする。
回を重ねるごとに、テキトーが「適当」というより「でたらめ」の意味を強くするが、なんとかお付き合い願いたい。
■ 5月30日
この こげ茶色のプランター中央一列に、過去の栽培で収穫した種を蒔く。
上が2011年で、左下が2009年・右下が2010年に収穫した種。
累代栽培のためか、どんどん小ぶりになっている。
この時点では、ラディッシュの植え替え組が、一足先に根を張っている。
さぁ、成長競争の始まりだ。
●4年目のヒマワリ栽培
○今年もまた、ヒマワリの季節がやってきた。
○1年目は記事にしなかったので、ヒマワリの栽培自体は、今年でもう4年目となる。
○なので、すっかり飽きた。
○何年目に収穫した種を蒔いたのかも、見事に失念したほどだ。
○そのため、今年は他にも「ラディッシュ」「ヤグルマギク」「オジギソウ」といった植物を育てている。
○こげ茶色のプランターには、植え替え組のラディッシュとヤグルマギクを同居させる予定。
○どんな組み合わせだ。
○はっきりいって、今年のヒマワリは脇役である。
○まぁ、どうでもいいだろう。
○それぞれの植物にフォーカスを当てた場合、どのみち主役も脇役もないのだから。
○そんなわけで、北海道某所からお届けする「ヒマワリ テキトー栽培記」に、どうかお付き合いください。
■ 6月2日
種蒔きから3日後。
テキトーに ばら蒔いた種から、テキトーに芽が出始めた。
●テキトー発芽
○テキトーに芽が出始めた訳ではないだろうが。
○ヒマワリだって、懸命に生きているのだ、きっと。
○テキトーがコンセプトとはいえ、もう少しちゃんと種を埋めるべきだった。
○こんな不誠実な態度で植物を育てていいのだろうか。
○夏休みの宿題などの参考として、この記事を読んでいる子どもらは、こんな悪い大人の真似をしちゃダメだぞ。
○アラフォーになってもニート風味な人生を送ることになるぞ。
○クソ暑いのに、寒気がする話ねぇ……。
■ 6月5日
また3日後。
大量に ばら蒔いた種から、次々芽が出ている。
明らかに密集しすぎだ。
●テキトー種蒔き
○昨年も、たくさんの種を蒔いた。
○それは、間引きした芽を、愛亀のエサにする目的があったからだ。
○しかし、愛亀はそれを喰わなかった。
○なので今年は、たくさん蒔く必要はないはずだった。
○だが都合により、今年も たくさん蒔くことに。
○実をいうと、過去に収穫した種が、いいかげん邪魔になっていたのだ。
○在庫一掃、無駄種蒔き。
○広い土地があるでなし。
○大丈夫なのか、この栽培記は。
■ 6月7日
2日後。
競い合うように重なる双葉たち。
■ 6月11日
ラディッシュやヤグルマギクに紛れつつ、成長するヒマワリたち。
負けずに育て。
●テキトー間引き
○私苦手の間引き作業も、今回は難なくこなせた。
○普通だと、間引かれる苗に感情移入し、引っこ抜くのを躊躇ってしまうのだが。
○しかし、間引くのがヒマワリだと思うと、容赦なく引っこ抜ける。
○私のなかで、ヒマワリという植物は、どういう扱いなのだろうか。
○ぞんざいに扱える存在か。
○「ぞんざい」が漢字変換できないことに驚く(「存在」は借字とか)。
○一応、一番好きな花、ということにしているのだが。
○どんなに愛した恋人も、いつかは飽きるということか。
○あ〜あ、独り身でよかったなぁ……。
■ 6月13日
種蒔きから2週間が経過。
こげ茶色のプランターは、ヒマワリ・ラディッシュ・ヤグルマギクで盛り沢山。
埋もれながらも、力強く育つヒマワリ。
●肥料入り用土に期待
○昨年までは、まったく耕されていない、痩せきった庭の地面で栽培していた。
○だが今年は、ちゃんと肥料入り用土を引いた、プランターでの栽培だ。
○この栽培環境の改善は、ヒマワリにとってプラスに働くだろう。
○それ以外は、例年以上のテキトーさだが。
○肥料だけで大物に育つほど、ヒマワリの栽培は単純だろうか?
■ 6月17日
葉が徐々に広がっている。
■ 6月21日
どんどん繁る、こげ茶色のプランター内。
よくみると、それぞれ微妙に個性があるようだ。
●多種多様
○過去3年で収穫した種の、どれかをテキトーに混ぜて蒔いている。
○なので、最終的な成長サイズは、ばらつくと思われる。
○累代栽培なので、世代が進んだ種ほど、小ぶりで弱々しく育つはず。
○そもそもヒマワリには、八重咲き種・赤花種・ミニヒマワリ・ヒメヒマワリなど、様々な品種があるのだ。
○そういえば、八重咲きの花が、毎年混ざって咲いていた。
○世の中、玉石混淆だから面白い。
○なぜに私は、玉になれぬのか。
○産まれたときは、玉のような赤ん坊だったはずなのに。
■ 6月26日
5日後。
ヒマワリ、急成長。
背がずいぶんと高くなった。
■ 6月27日
驚く発見があった。
昨年まで植えていた庭の隅に、3株のヒマワリが自生していたのだ。
昨年、収穫漏れした種が、自然に育ったのであろう。
この3株を「野良ヒマワリ」と呼ぶことにしよう。
●予想外の野良ヒマワリ登場
○いつの間に育っていたのか。
○こげ茶色のプランターよりも、若干成長が進んでいるようだ。
○小石だらけの痩せた土地で、よくぞここまで育ったものだ。
○テキトーどころか、放置していても育つのか、ヒマワリという植物は。
○やる気のない私には、ぴったりの植物であるということを再認識。
■ 6月29日
種蒔きから1ヶ月。
こげ茶色のプランター内では、ヤグルマギクに次ぐ高さに育った。
もう少し間引かないと。
いっぽう、野良ヒマワリはというと。
逞しく育っていた。
昨年もご紹介した(Page1・Page2)、「となりのクロネコちゃん」に見守られながら……。
●1ヶ月での成長ぶり
○たった1ヶ月で、あの小さな種が、ここまで大きく育つのだ。
○植物の成長に、あらためて目を見張る。
○ひるがえって私は、この1ヶ月でなにか成長しただろうか。
○いいえ、まったく。
○金欠のあまり、小銭が下ろせるATMを探して、街を彷徨ったことだけが思い出だ。
○せめて今年の夏は、数種類の植物を栽培したことだけでも、思い出として残したいものだ。
○いいのか、それで。
○同じく栽培中の皆様におかれましては、いま植物なんて育てている場合かと、自問してみることをお勧めいたします。
○植物を育てる余裕もない人生なんて。
○意外なことで、幸せを噛みしめる私であった。
> ヒマワリ(ひまわり・向日葵)テキトー栽培記「その2(7月前半)」へ続く……。