TURTLE MOON の Web雑記
2年目は3種類の種!「ヤグルマギク(矢車菊・矢車草)」テキトー栽培記2013 その1(5月):2013年7月9日
昨年(その1・その2・その3・その4・その5・その6・その7・その8・その9・その10)に引き続き、「ヤグルマギク(矢車菊・矢車草)」のテキトー栽培記をお届けする。
■ 2013年5月14日
これが今年蒔く市販の種、株式会社トーホクの「切花用 矢車草」。
何度みてもユニークなフォルムだ。
この「トーホクの種」を、今年のメインとして育てたい。
こちらは昨年も蒔いた、株式会社サカタのタネ「平山寒咲き八重混合 矢車菊」。
この余りがあるので、併せて蒔いてみよう。
上が「トーホクの種」で、下が「サカタの種」。
見た目は変わらないようだ。
上の写真は、昨年「サカタの種」を育てて「収穫した種」。
市販品とくらべる不揃いで、黒ずんだ種も散見される。
上が「トーホクの種」、 左下が「サカタの種」、 右下が「収穫した種」。
2013年は、この3種類を蒔くことにしよう。
●2年目は3種類の種
○今年もまた、私憧れの名花「ヤグルマギク」を育てたい。
○育てるのは「トーホクの種」「サカタの種」「収穫した種」の3種類。
○「3種類の種」って、種という字が2つあるのね。
○いきなりどうでもよすぎ。
○「トーホクの種」のパッケージには、「矢車菊」ではなく「矢車草」と記されている。
○キク科の「矢車菊」を、流通上の通称として「矢車草」と呼ぶことも多いのだ。
○ここで扱うのは、ユキノシタ科の多年草の「矢車草」ではありません。
○園芸業界ってこういうの多い印象。
○「サカタの種」は、昨年10月で有効期限切れだ。
○これが発芽率や成育に影響が出るのかに注目したい。
○「ラディッシュの栽培記」と同じパターンだ。
○パッケージ写真では、両社ともに花が密集しているが、こんな咲き方はしないはず。
○サギだ!
○またどうでもよすぎ。
○昨年「収穫した種」も、ちゃんと育つのだろうか。
○同一の市販の種から累代栽培することは、果たして可能なのだろうか。
○弱体化しそうだが。
○ここら辺りも、今年の観察ポイントとしたい。
○「ヤグルマギクについての基本情報」や「なぜヤグルマギクが憧れなのか」などについては、昨年の記事をご参照ください。
○いきなり手抜きかよ。
○先行き不安である(読者様的に)。
■ 5月16日
新調したプランターと用土に、3種類の種を蒔いた。
●種蒔き
○おおむね5cm間隔で蒔いた。
○2,3cmほどの深さに埋めた。
○1箇所につき、最低でも5つは蒔いた。
○昨年は種を3日間、水に浸してから蒔いた。
○しかし、特に変化はみられなかった。
○試しに何粒かは、1週間以上浸しておいたのだが。
○なので今年は、水に浸さず直接蒔いた。
○けっして手抜きではありません。
○昨年は小さなプランターに蒔いたが、今年は65cmのプランターを新調した。
○ヤグルマギクは、群生するのが美しいと思うので。
○水はけをよくするため、軽く鉢底石を敷いておいた。
○そのうえに、ホームセンターで最安値の元肥入り用土を敷いた。
○痩せ地でも育つらしいので、追加の施肥はしなかった。
○石灰なども特に加えず。
○さほど栽培が難しい種類ではない。
○テキトーで大丈夫。
○そう思っての失敗が、我が人生では幾度となくある。
○これは失敗フラグか。
■ 5月23日
1週間後。
昨日から、芽が出始めた。
プランター左は、今年買ってきた「トーホクの種」のスペース。
無事発芽。
プランター中央は、昨年の余り「サカタの種」のスペース。
こちらも発芽。
プランター右は、昨年サカタの種を育て「収穫した種」のスペース。
芽が少なくみえるのは、若干蒔いた数が少ないからだろう。
●発芽日数
○種蒔き後6日で無事発芽。
○ラディッシュと同じだ。
○昨年も1週間ほどで発芽していた。
○やはり水に浸す意味はないのだろう。
○今年は例年より寒いが、さほど影響はなかったか。
○「収穫した種」の蒔き数が少ないのは、単に市販品ほど数がないため。
○プランター栽培メインだと、市販品の種は余るよね。
○しかも有効期限あるし。
○ああ、いつか庭一面を、ヤグルマギク畑にしたいなぁ。
○そんなことしてる場合か。
○この栽培記は、私が真面目に働かないことで成り立っております。
○それもこれも、みな読者様のためです。
○恩着せがましすぎ。
■ 5月26日
3日後。
「トーホクの種」のスペースが……
順調に成長中。
「サカタの種」のスペースも……
同様に育っている。
ただ昨年「収穫した種」のスペースは……
発芽数が少ない。
これは、発芽率が低さが主因かもしれない。
●時間差栽培
○プランターの手前側が空いているのには訳がある。
○プランター全体での花期を長引かせるため、今年は「時間差栽培」をすることにしたのだ。
○なので手前側は、ひと月後の6月15日前後に蒔く予定。
○昨年栽培を終えたとき、次はこうすると決めていた。
○よく忘れなかったな。
○すげぇじゃん。
○まぁ昨年の まとめ記事に、そう記してあったのだが。
○これが今年の栽培の目玉である。
○そんな大げさな。
○遅れて育つ側の日当たりを考え、奥側から蒔いている。
○手前側を先に蒔くと、伸びたとき奥が日陰になるので。
○手前が伸びてると奥がみえないし。作業もしづらいので。
○枯れた奥側を手前側で隠すこともできるしな。
○まぁ当然だが。
○あれっ、でもこの栽培記って、意外とテキトーじゃなくない??
○テキトーなのは、私の人間性である。
○テキトーな人間がするから「テキトー栽培記」なのだ。
○いま考えたんだけど。
■ 5月28日
2日後。
「トーホクの種」のスペースが……
若干育った。
「サカタの種」のスペースも……
元気だ。
昨年「収穫した種」のスペースは……
なんだか弱々しい。
■ 5月31日
3日後。
「トーホクの種」のスペースと……
「サカタの種」のスペースは……
着実に育っている。
「収穫した種」のスペースは……
右側は元気だが……
左側からは勢いが感じられない。
●間引き
○たくさん芽が出たので、ぼちぼち間引いている。
○ラディッシュとは違い、食べたり愛亀「スッポンモドキ」のエサにできないのが辛い。
○もったいないので、どこかに植え替え(移植)できないだろうか。
○まぁいい。
○管理が面倒だしな。
○というか、この栽培記で扱うのが面倒だ。
○あっちこっちだと混乱しそうだし。
○主に私が。
○「収穫した種」のスペースは、いまから間引きが必要なほどには、芽が出ていない。
○なんか左側は枯れそうだし。
○発芽率・成長度合いともに、かなり劣っているようだ。
○この様子では、累代栽培は難しいのかもしれない。
○「サカタの種」は、有効期限切れの影響はなさそうだ。
○どちらにしろ、まだ種蒔きから半月だ。
○これからこれから。
○来月中には咲くだろうか。
○楽しみである。
○ただここ北海道では、寒さと曇天が続いている。
○心配だ。
○しかしヤグルマギクは、耐寒性の植物である。
○なので、暑すぎるよりはいいかもしれない。
○ちなみに、北海道のような寒い地域では春に、暖かい地域では秋に種を蒔くのが、基本的な栽培スケジュールらしい。
○そういえば、昨年北海道での秋蒔きに挑戦した。
○そして、みごとに枯らした。
○今年も流れによっては、北海道での秋蒔きに挑戦したい。
○まぁリベンジってやつです。
○ではこのような感じで、2年目となる「ヤグルマギク(矢車菊・矢車草)」のテキトー栽培記をお届けしよう。
○引き続き、6月の栽培記をご覧あれ。
○花が咲くかもしれないですよ。
○楽しみですね!
○そういえば、昨年は「その10」まで続けた。
○なので、まだ咲いてもらっては困る。
○そんな理由でか。
○植物の栽培は、ままならないところが面白いのだ。
○我が人生も、ままならないがゆえに面白い。
○……面白い?
○ちなみに私は、独身でニート風味なアラフォーのおっさんです。
○ままならなさすぎ。
> ヤグルマギク(矢車菊・矢車草)テキトー栽培記「その2(6月)」へ続く!
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