累代栽培7年目!「ヒマワリ(向日葵)」テキトー栽培記2015(その1|5月)
今年で7年連続となる、我が「ヒマワリ(向日葵)」栽培。
その模様を伝える栽培記は、これで6年目を迎える。
さほどテーマもなく、まさに「テキトー」な栽培を続けているが、今年も同様にやってゆきたい。
ぜひ皆様も、気楽にお付き合いください。
2015年5月1日
左から、2012年・2013年・2014年の栽培で収穫した種。
これらを各年2つずつ、計6つのポリポット(種苗育成ポット・ビニールポット・プラスチックポットなどとも呼称)に蒔く。
種が余っているため、1つのポリポットに15ずつ蒔いた。
さぁ、2015年の栽培シーズンの始まりだ。
7年目の「ヒマワリ(向日葵)」栽培
今年で7年連続となるヒマワリ栽培。
当サイトの栽培記としてご覧いただくのは、2010年から6年目となった。
惰性といえば惰性だが、それでもよく続けていると、我ながら思う。
続ける意味ないのに。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
今年は、2012年・2013年・2014年に収穫した種を蒔く。
各年ごとに、それぞれ特徴がみられる。
「2012年分」の種は、やや大ぶりで白っぽい。
「2013年分」は、真っ黒。
「2014年分」は、かなり貧弱。
累代栽培のため、年々小ぶりになっていたが、「2012年分」「2013年分」と持ち直した。
しかし「2014年分」では、また小ぶりに。
昨年は多めに肥料を与えたのだが。
盛夏が短かったせいか。
これらを各年2つずつ、計6つのポリポット(種苗育成ポット・ビニールポット・プラスチックポットなどとも呼称)に蒔く。
種が余っているため、1つのポリポットに15ずつ蒔いた。
つまり、各年30の種を3年分で、計90も蒔いたのだ。
さすがに疲れた。
ポリポットは小さいのに。
ポリポットの用土はテキトー(使い古し)。
覆土もテキトー。
水やりもテキトー。
しばらくこのまま、玄関の風除室内にて栽培する予定。
この時季は、ときおり急に寒くなるので。
それでは、2015年度版「ヒマワリ(向日葵)」テキトー栽培記に、どうぞお付き合いください。
まぁヒマワリなんて、元々テキトーでも育ちますが。
日当たりと肥えた土地があれば、それで十分です。
ちなみに私の栽培環境は、日当たりは悪いほうで、用土も十分とはいえません。
それでも育つということを、これから証明してみせます。
大げさ。
皆様も私とともに、ぼんやり眺めていてください。
オマエは ぼんやりするな。
5月6日
5日後。
いよいよ発芽。
「2013年分」の種から……
2苗発芽。
「2014年分」は……
いくつも発芽。
「2012年分」は、まだ発芽していない。
やはり新しい種のほうが、発芽率が高い。
だが必ずしも、新しい種のほうが大きく育つとは限らない。
5月8日
2日後。
引き続き、玄関の風除室内で栽培中。
「2012年分」も……
発芽を開始。
こちらは「2013年分」。
たくさん芽吹いた「2014年分」。
写真のように芽が殻を被っているのは、覆土が浅すぎるせいらしい(3cm程度が良)。
ところで、後日「ラディッシュ」を育てる予定のプランターに、いくつもの芽がでていた。
昨年の「こぼれ種」が発芽したようだ。
せっかくなので、よい芽を残して整列させた。
しばらくは、このまま育てる予定。
5月11日
3日後。
ポリポットは……
「2012年分」も……
「2013年分」も……
「2014年分」も、たくさんの芽を伸ばしている。
多すぎるので、間引きを開始。
可哀想だが、栽培には必要な処置だ。
5月21日
10日後。
ラディッシュのプランターで……
こぼれ種の苗が育ってきた。
そろそろ本当に、ラディッシュ栽培の邪魔だ。
5月25日
4日後。
ポリポットの苗が……
徐々に伸びてきた。
しばらく肌寒いせいか、成長は ややスローペース。
ラディッシュのプランターは……
5本の苗が……
大きく育った。
いよいよ植え替えを実施。
こちらが根。
誤って、1番大きな苗の根を、ぽっきり折ってしまった。
この「石の輪のゾーン2」が定植先。
こちらが根が折れた、1番大きな苗。
せっかくなので、なんとか生き続けて欲しい。
2番目に大きな苗。
残る3苗は、母の管理する(年老いてここ数年は放置)花壇へ。
この3苗は基本的に、観察対象外となる。
5月30日
5日後。
にわかに夏の暑さに。
ポリポットの苗は……
「2012年分」も……
「2013年分」も……
「2014年分」も、ひょろりと伸びてきた。
なのでいよいよ、この「60cmプランター」へと植え替え。
「2012年分」と……
「2013年分」と……
「2014年分」の、それぞれ1番大きな苗を、より抜いて植え付けた。
左が「2012年分」・中央が「2013年分」・右が「2014年分」。
いまのところ、種が新しい順に背が高い。
ちなみに用土は、昨年からの使い古しに……
ダイソーの「古い土の再生材」と……
「苦土石灰」を混ぜたもの。
残りは「石の輪のゾーン」へ定植。
この「石の輪のゾーン2」には……
こぼれ種と同じく「2014年分」を植え付けしてゆく。
これら……
3苗を定植。
こちらは先住の、こぼれ種で1番大きく育った苗。
根を折ってしまったが、小まめに水やりした成果か、無事定着したようだ。
こぼれ種のもう1苗。
この「石の輪のゾーン2」には、こぼれ種とポリポットの「2014年分」のみを、計5苗植え付けた。
こちらが「石の輪のゾーン1」。
「2013年分」を……
3苗定植。
「2012年分」は、どれも小さいので1苗だけ。
これでポリポットでの育苗は終了。
本格的な屋外栽培が始まる。
定植完了、育苗終了
ポリポットとラディッシュのプランターから、すべての苗を植え替え完了。
定植先は「60cmプランター」「石の輪のゾーン1」「石の輪のゾーン2」。
「60cmプランター」には、ポリポットの「2012年分」「2013年分」「2014年分」から、もっとも大きく育った苗を定植。
ちなみに用土は、昨年からの使い古しに、ダイソーの「古い土の再生材」と「苦土石灰」を混ぜたもの。
「石の輪のゾーン1」には、「2012年分」を1苗・「2013年分」を3苗定植。
「石の輪のゾーン2」には、「2014年分」を5苗定植。
そのうち2苗は、ラディッシュのプランターで育った、こぼれ種由来の苗。
ややこしいが、別に把握しなくて結構です。
私もテキトーなので。
「石の輪のゾーン」の用土は、これまでの使い古しに、新たに有機培養土と苦土石灰を混ぜたもの。
ポリポットの余った苗は、思い切って捨てた。
毎年この苗を残すから、把握しきれなくなるのだ。
暖かくなったせいか、ポリポットの「2012年分」が いまごろになり、いくつも発芽し始めた。
すべて捨てたが。
これで育苗期間は終わり。
これからは屋外栽培が始まる。
それでは、2015年度版ヒマワリのテキトー栽培記は「その2(6月〜7月)」へと続きます。
ヒマワリ栽培は、まだまだこれからという感じ。
例年6月は、さほど変化がみられない。
いくらか伸びるくらい。
なので栽培記としては、トラブル待ちの ひと月だ。
いいのかそれで。
なにもないと、皆様が退屈でしょう?
でも栽培というものは、退屈を超えた先にあるのですよ。
いまそれっぽいこといった!