異常な株、例年どおり現る!「ヒマワリ(向日葵)」テキトー栽培記2015(その2|6月〜7月)
2014年その7(総集編)・2015年その1(5月)に続いて、「ヒマワリ(向日葵)」のテキトー栽培記をお届けする。
2015年6月1日
栽培2ヶ月目。
初夏の陽気が続く。
「60cmプランター」では……
3株のヒマワリを栽培中。
左の株は、3年前に収穫した種が育った「2012年分」。
中央は、2年前の「2013年分」。
右は、昨年収穫した種 由来の「2014年分」。
根元をみると新芽が。
ポリポットからの植え替え時、まだ発芽していない種が残っていたようだ。
「石の輪のゾーン1」では、「2012年分」1株・「2013年分」3株を栽培中。
こちらが「2012年分」。
「2013年分(1)」。
「2013年分(2)」。
茎の色が2種類あるが、花や育ちは変わるのだろうか。
「2013年分(3)」。
これらも「60cmプランター」同様、ポリポットから植え替えしてきた。
「石の輪のゾーン2」では、「2014年分(こぼれ種)」2株・「2014年分」3株を栽培中。
現時点で もっとも大きな「2014年分(こぼれ種1)」。
背が高めの「2014年分(こぼれ種2)」。
この2株は、昨年の「こぼれ種」が勝手に育ったので、ここに植え替えしてきた。
「2014年分(1)」。
「2014年分(2)」。
「2014年分(3)」。
こぼれ種 以外は、すべてポリポットで育苗した株。
花期を迎えるには、あと2ヶ月はかかるだろう。
2ヶ月目の「ヒマワリ(向日葵)」栽培
今年で7年目となるヒマワリの累代栽培。
初夏を迎え、今後の成長が期待される。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
「60cmプランター」では、3株のヒマワリを栽培中。
左の株が「2012年分」・中央が「2013年分」・右が「2014年分」。
この「○年分」とは、○年に収穫した種(が育った株)という意味。
「石の輪のゾーン1」では、「2012年分」1株・「2013年分」3株を栽培中。
「石の輪のゾーン2」では、「2014年分(こぼれ種)」2株・「2014年分」3株を栽培中。
「2014年分(こぼれ種)」は、昨年の こぼれ種が「ラディッシュ」のプランターで育ったので、ここに植え替えしてきた。
こぼれ種以外は、すべて育苗用の「ポリポット(種苗育成ポット・ビニールポット・プラスチックポットなどとも呼称)」から植え替えしてきた。
まだまだ小さいので、注意深く見守ってゆきたい。
テキトーに見守ってゆきたい。
ヒマワリの栽培など、テキトーで十分なのだ。
テキトーに世話をしたら、勝手に育ってゆく。
逆に、肥料や水やりなどに手間をかけても、さほど成長は変わらない気がする。
日当たりや用土のボリュームなど、環境因子のほうが重要かと。
あと種の素質。
つまり努力よりも、素質や環境のほうが重要なのだ。
人間と同じだな。
素質や環境に恵まれず、努力したって たかが知れてる。
フンだ。
どうせオレなんて。
いきなり いじけた。
6月10日
9日後。
「60cmプランター」では……
順調に成長中。
もっとも背が低い「2012年分」。
「2013年分」の根元にも……
紛れた種が発芽したので……
抜いた。
「2014年分」の根元も……
同様に抜いた。
こちらは「石の輪のゾーン1」の「2012年分」。
「2013年分(1)」。
「2013年分(2)」。
「2013年分(3)」。
育ってはいるが、プランターよりも成長が遅い。
「石の輪のゾーン2」の「2014年分(こぼれ種1)」。
「2014年分(こぼれ種2)」。
こぼれ種の2株は茎も太い。
「2014年分(1)」。
「2014年分(2)」。
「2014年分(3)」。
「石の輪のゾーン2」は、日当たりが悪いわりには、よく育っているようだ。
6月24日
2週間後。
天候は不安定だが……
「60cmプランター」では巨大化中。
「2012年分」も……
「2013年分」も……
「2014年分」も、ヒマワリらしくなってきた。
「石の輪のゾーン1」も、それなりに成長中。
「2012年分」。
「2013年分(1)」。
「2013年分(2)」。
「2013年分(3)」。
「石の輪のゾーン2」は、かなり背が伸びてきた。
「2014年分(こぼれ種1)」。
「2014年分(こぼれ種2)」。
「2014年分(1)」。
「2014年分(2)」。
「2014年分(3)」。
観察対象外の花壇には……
「2014年分(こぼれ種)」が3株。
「60cmプランター」や「石の輪のゾーン」よりも、早いペースで育っている。
だが1株が枯れてしまった。
7月2日
8日後。
しばらく雨降りが続いていた。
そんななか「60cmプランター」は、ずいぶんと育った。
「2012年分」も……
「2013年分」も……
「2014年分」も、真上からの撮影が困難なほどに。
「石の輪のゾーン1」は、茎が黄緑色の2株(2012年分・2013年分(2))が、特に育った。
その「2012年分」。
「2013年分(1)」。
「2013年分(2)」。
「2013年分(3)」。
「石の輪のゾーン2」は、こぼれ種の株の成長が目立つ。
「2014年分(こぼれ種1)」。
「2014年分(こぼれ種2)」。
「2014年分(1)」。
「2014年分(2)」。
「2014年分(3)」。
7月9日
1週間後。
「60cmプランター」は、乾燥のため萎れてしまった。
「2012年分」も……
「2013年分」も……
「2014年分」も、背は伸びたが葉はご覧の有様。
ただし、たっぷり水やりすると、すぐに復活してくれる。
「石の輪のゾーン1」の「2012年分」。
「2013年分(1)」。
「2013年分(2)」。
「2013年分(3)」。
こちらは地植えのため、乾燥の影響は小さいようだ。
「石の輪のゾーン2」の「2014年分(こぼれ種1)」。
やたらと背が伸びた「2014年分(こぼれ種2)」。
相変わらず、こぼれ種の2株は成長著しい。
「2014年分(1)」。
「2014年分(2)」。
「2014年分(3)」。
育苗した「2014年分」3株は、ひょろひょろ伸びる。
7月16日
また1週間後。
「石の輪のゾーン1」の「2013年分(2)」は……
葉が縮み、下側から枯れてきた。
背は低めだが、葉はよく茂っていたのに。
7月19日
3日後。
夏らしさが続かない。
それでも「60cmプランター」では……
「2012年分」も……
「2013年分」も……
「2014年分」も、かなり巨大化した。
「石の輪のゾーン1」も、やっとヒマワリらしくなってきた。
「2012年分」。
「2013年分(1)」。
枯れかけの「2013年分(2)」。
「2013年分(3)」。
「石の輪のゾーン2」では、同居の「ヤグルマギク」が花期 真っ盛り。
「2014年分(こぼれ種1)」。
「2014年分(こぼれ種2)」。
「2014年分(1)」。
「2014年分(2)」。
「2014年分(3)」。
もうすぐ8月だが、全体的に成長が遅い。
このままだと、花期は少々遅れそうだ。
7月26日
1週間後。
「石の輪のゾーン1」の「2013年分(2)」が……
完全に枯れた。
茎の途中から真っ黒。
やむなく抜いた。
累代栽培のせいか、毎年このような株があらわれる。
異常な株
「60cmプランター」は、この2ヶ月で大きく育った。
「2014年分」「2013年分」「2012年分」と、右の株から順に背が高い。
これは毎年のことだ。
右側のほうが、日当たりがいいせいだろうか。
だが徐々に、差がなくなったり逆転したりもする。
栽培初期だけ、こうなのだ。
あとプランターは、水やりを怠るとすぐ萎れる。
「石の輪のゾーン」は、地植えのためかそうでもない。
その「石の輪のゾーン」は、成長が まちまち。
「2012年分」は、そこそこ育った。
「2013年分」は、さほど育っていない。
「2013年分(2)」は、葉が縮んで枯れた。
毎年、このような異常な株があらわれる。
順調に育っていたのに、突如 枯れ始めるのだ。
これも累代栽培のせいか。
「2014年分」は、こぼれ種 由来の株だけ よく育っている。
ポリポットで育苗した株は、どれも貧弱。
「石の輪のゾーン2」は、特に日当たりが悪いので、もっと育ってから定植してもよかった。
もうすぐ8月だが、全体的に成長が遅い。
ちなみに、6月の道内22地点平均の降水量は、平年より4割も多かった。
日照時間は2割少なかった。
その影響が、少なからずあるようだ。
今後の好天と、それによる急成長に期待したい。
それでは、2015年度版ヒマワリのテキトー栽培記は「その3(8月)」へと続きます。
いよいよ花期に。
だがやはり、例年と比較して遅れぎみだ。
それでも、いくつか花が拝めるので、ぜひ次回もご覧ください。
まぁヒマワリなんて、道端で本物がみられるが。
そもそも栽培する必要はあるのか。
もっと珍しい植物を栽培すべきでは。
なぜアナタは、ヒマワリを育てるのですか?
余計なお世話か。
私は、図書館で子ども向けに配布していた種を、どさくさで貰ったのが きっかけでした……。